iPhone SDKの教科書が到着

「iPhone SDKの教科書」が海を越えて香港に届きました。Snowflakesのポスターの前で記念撮影。モデルは展覧会のキュレータ、Jamsen Law氏。

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EMSのトラッキングを見ると東京から香港まで1日半以内で届いていますね。ただ、受け取り先に指定したアートセンターが土日休みだったので、今日受け取ることができたという次第です。

ともあれ、永原康史さんにお願いした書籍装丁が素晴らしいです。巨大な帯を付けるのは編集部のアイディアだったと思いますが、書店では目立ち、購入して帯を取ればスッキリ、という案配です。もともと表紙は極力シンプルに!が希望だったので、派手好み?の編集部?営業部?との折衷案だったのではないかと邪推します。

たかが技術解説本にデザイン云々とは如何なるものか?という声も聞こえそうですが、書籍は中身の情報だけでなくて物質ですからね。どうでもいいような装丁の本なら、買っていただいた読者の方々に申し訳なく思っちゃいそう。

それから、予告編を出したように1月末に執筆を終えていたんだけど、出版までには随分と時間がかかるようです。グーテンベルク以来の超オールド・メディアである印刷は、現在でも多くのメリットがあると思っているだけに、効率化を推し進めて欲しいところ。

それで言えば、著者の収入なんて微々たるもので、大半がどこに消えているのか釈然としません。iPhoneアプリケーションを開発できる人なら、フツーは書籍を書く気になれないんじゃないのかな。私はフツーじゃないので納得していますけど、アプリ開発&販売するほうが10倍くらい経済性が高いですから。もちろん、単純な経済性だけじゃないけどね。

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