以前の「超簡単iPhone撮影機」に続き、AirCameraリリース記念の超簡単ステレオ撮影機を作りました。前回同様、工具なしのネジ留めだけで1分で完成する横着コースです。
材料
組み立てはプレートにホルダー2個をネジ留めしてiPhoneを2台取り付けるだけ。iPhoneのカメラの間隔はホルダーをピタリと寄せた状態で約77mmになります。これは偶然にもFinePix REAL 3D W1と同じ間隔ですね。人の両眼の瞳の間隔は平均で約65mmだけど、ちょっと広めのほうがステレオ感が強調されるとか。
このようにして作ったステレオ撮影機は手持ちで撮影してもいいし、三脚に取り付けてもいいですね。三脚は自由雲台タイプのほうが使い易いかもしれません。自由雲台は単体で購入して取り付けることもできます。
オプション材料
- SLIK コンパクト自由雲台 SBH-60 1,782円×1個 [Amazon]
後はそれぞれのiPhoneでAirCameraを立ち上げて、どちらかのシャッター・ボタンをタップすれば、同時に撮影が行われます。2台のiPhoneの取り付け方や、それぞれのiPhoneの撮影状態が気になることろですが、それほど厳密でなくても大丈夫かもしれません。以下の写真は左右で明るさや画角が違ってしまったペアを敢えて選びましたが、ちゃんと立体視できますよね。ステレオ写真としては出来がイマイチとは言え、イマイチだからこそ脳内処理の優秀さが感じられます。
(交差法)
(平行法)