UBオブジェクト開発講座(1) SDKのインストールとサンプルのビルド

細かなことはさておき、ササっとUB(ユニバーサル・バイナリー)オブジェクトを開発する方法を概観してみます。より詳しい説明はCycling ’74のWEBサイトに 「Max/MSP Universal Binary SDK Documentation」が掲載されていますので、参照してください。ちなみに、Windows用のオブジェクトを開発した経験がないので、誰か書いてくれるとウレシイな。

さてさて、UBオブジェクト開発講座の第1回はSDK(ソフトウェア・デベロップメント・キット)のインストールとサンプルのビルドまで、です。これは「Getting Started」の抄訳を元に多少の補足をしています。

Step 1: Xcodeをインストールする

・UBオブジェクトの開発には、Xcode 2.2.1以降とMac OS X 10.4が必要である。
・XcodeはMac OS XのインストールDVDに付属している他、最新版はApple Computer社の開発者用サイトからダウンロードできる。

Step 2: SDKをコピーする

・ Cycling ’74社のWebサイトからMaxMSP UB SDKをダウンロードする。
・MaxMSP UB SDKフォルダをハードディスクの任意の場所にコピーする。

Step 3: フレームワークをコピーする

・MaxMSP UB SDKフォルダのCopyContentsToLibraryFrameworksフォルダの中身をLibrary/Frameworks/フォルダにコピーする。
(Libraryフォルダは日本語環境では起動ディスクの「ライブラリ」フォルダのこと。)

Step 4: サンプルをビルドする

・サンプルのプロジェクト・ファイルをダブル・クリックする。例えば、MaxMSP UB SDKフォルダのexample-externsフォルダにあるmaximumフォルダのmaximum.xcodeprojファイルをダブル・クリックする。
・Xcodeが起動し、プロジェクト・ウィンドウが開く。
・Xcodeのプロジェクト・ウィンドウのビルド・アイコンをクリックして、プロジェクトをビルドする。
・ビルドが成功すれば、maximumフォルダにbuildフォルダが作られ、その中のDefaultフォルダにmaximum.mxoというオブジェクト・ファイルが作られる。
・何らかのエラーが発生する場合は、MaxMSP UB SDKの構成やフレームワークのコピーが間違っていることが考えられるので、再確認する。
・オブジェクト・ファイルが作成できれば、Maxを起動してオブジェクトの動作を確認する。Defaultフォルダにmaximum.help(あるいはmaximum-test.patなど)といったテスト用のパッチ・ファイルを作ると良い。

Step 5: 自分のプロジェクを変換する

・サンプルのプロジェクトを複製し、それを元にユニバーサル・バイナリ化したい自分のプロジェクト、あるいは新しく制作するプロジェクトを作ると良い。詳しくは、UBオブジェクト開発講座(2)にて説明。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です