著者略歴

max-textbook-3d_s赤松正行 Masayuki Akamatsu

京都市立芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了、博士(美術)。現在、岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)教授、Dynamic Sensory Programming(DSP)コースを担当。10代半ばよりエレクトロニクスやコンピュータを用いた音楽制作を始め、映像やネットワークなど様々なメディアへと制作範囲を広げる。代表作は、50台のコンピュータによって音と映像を提示する「incubator」、鑑賞者の時間体験をリアルタイムに映像化する「Time Machine!」、電気刺激によって身体をコンピュータ制御する「Flesh Protocol」、ラジオ放送を解読してロボットが演奏する「decipher」など。ソロやセッションによる演奏活動も数多く行っている。neumannpianoの他に、The Breadboard Bandのメンバーでもある。

佐近田展康 Nobuyasu Sakonda

音楽家、サウンド・メディア・アーティスト。近年は高いリアリティを持った歌声のリアルタイム合成に集中し、自ら改造ガスマスクと防護服を着用しパフォーマンスする「佐近田展康機械歌謡ショウ」公演を各所で行う。作曲作品では、トランペットと機械歌唱のための「機械ミッション」、ピアニストとソプラノ歌手がリアルタイムに声を生成する「トワノコエ」などがある。三輪眞弘とのユニット「フォルマント兄弟」でも活動し、人工音声演奏で宅配ピザを注文するパフォーマンスやフレディの声でインターナショナルを歌わせる作品などを制作(PrixArsElectronica 2009入賞)。その他、メディア・インスタレーション「watermachine」「AlterTV」、ソロCD「時計仕掛けのエルメス」など。現在、名古屋学芸大学メディア造形学部准教授。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA