UBオブジェクト開発講座(2) オリジナル・オブジェクトの作成

UBオブジェクト開発講座の第2回は、オリジナルのオブジェクトを作成する方法で、要は既存のサンプル・プロジェクトの複製を作り、必要な箇所を変えれば、ハイ出来上がり、というわけです。ここでの説明は「Copying An Example Project」の抄訳を元に、多少の補足を加えています。

Step 1: Finderでmaximumフォルダの複製を作り、フォルダ名を変える。ここではgoofyという名前とする。goofyフォルダは、c74supportフォルダと同じ階層のフォルダ(例えば、example-externsフォルダ)に納めるのが良い。

Step 2: goofyフォルダを開き、Xcodeのプロジェクト・ファイル名を変える。ここでは、goofy.xcodeprojという名前とする。

Step 3: 既に作成しているC言語のソース・ファイルがあれば、それをプロジェクト・フォルダにコピーする。なければ、maximum.cを自分が用いる名前に変える。ここでは、goofy.cという名前とする。

Step 4: Info.plistファイルをダブル・クリックする。Property List Editorが起動して、Info.plistファイルが開かれるので、以下の項目を変更する。
– CFBundleExectuableを作成するオブジェクトの名に変更する。ここでは、goofyとする。
– CFBundleIdentifierをJavaスタイルでの識別子として名前を変更する。ドメイン名を所有しているなら、それを用いる。ここでは、org.akamatsu.goofyとする。

Step 5: Info.plistファイルを保存し、Property List Editorを終了する。

Step 6: プロジェクト・ファイル(goofy.xcodeproj)をダブル・クリックする。Xcodeが起動し、プロジェクトが開かれる。

Step 7: ソース・リストから、不要なファイルを削除する。ここではmaximum.cを削除する。削除を確認するダイアログが現れるので、「参照を削除」ボタンをクリックする。

Step 8: 自分のソース・ファイル(goofy.c)をプロジェクトに追加する。具体的には、Finderからソース・ファイルをドラッグし、左側のリストのSourceフォルダにドロップすれば良い(右側のリストにはドロップできない)。ファイル追加に関するダイアログが現れるので、そのままOKボタンをクリックする

Step 9: プロジェクト・メニューから「アクティブターゲット’maximum’を編集」を選ぶ。

Step 10: 「”ターゲット”maximum””の情報」ウィンドウが開かれるので、一般タブを選び、名前を変更する。ここではgoofyという名前にする。

Step 11: ビルド・タブを選び、構成メニューから「すべての構成」を選ぶ。そして、コレクション・メニューから「パッケージング」を選び、プロダクト名を変更する。ここではgoofyという名前にする。

Step 12: 以上で設定は完了。ビルド・ボタンをクリックすれば、オブジェクト・ファイルが作られる。

Step 13: オブジェクト・ファイルが作成できれば、Maxを起動してオブジェクトの動作を確認する。Defaultフォルダにgoofy.help(あるいはgoofy-test.patなど)といったテスト用のパッチ・ファイルを作ると良い。

実際のオブジェクト開発では、ソース・コードをいかに記述するかが肝心カナメとなるわけですが、これについてはUBオブジェクト開発講座(3)にて説明。

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