概要
空間アルゴリズムはセカイカメラの拡張現実空間を活用したワークショップです。このワークショップの目的は、セカイカメラを用いて文章や画像、音声を配置し、空間に魅力を与えることです。セカイカメラは目の前の光景にエアタグという情報を重ね合わせて表示することで、現実の世界に注釈を付けたり、新しい要素を付加することができます。この仕組みをうまく利用して、魅力ある拡張現実空間を創造してください。また、エアタグの内容や配置は、何らかの方針や規則によって統一感を与えてください。
内容
このワークショップで制作する作品の内容は自由に発想してください。敢えて例を挙げれば、以下のような事柄をヒントに考えても構いません。
ガイドブック、宝探し、写真展、図鑑、音楽会、人物紹介、歴史探訪、物語、詩歌、空間装飾、箱庭、パブリック・アート、などなど。
進行
このワークショップでは以下の流れに従って、作品の制作を行ないます。
- グループを作り、グループごとに制作する。
- iPhoneやセカイカメラの使用方法を学ぶ。
- 空間に魅力を与える効果的な方法を考える。
- 考案した方法に従って拡張現実空間を作る。
- 鑑賞者のための体験・鑑賞ガイドを作る。
- 作品紹介のWEBサイトを作る。
条件
作品の制作にあたって、以下の条件を守ってください。
- 作品は公序良俗に反しない内容とします。
- 通常の体験・鑑賞時間は30分以内とします。
- 対象となる空間は指定エリアとします。
補足
6月19日に行なわれるワークショップでは、実際の制作時間は3〜4時間程度となる見込みです。従って、事前にセカイカメラの使用方法を理解し、制作する内容を決め、必要であれば写真などの素材を準備しておくようにお願いします。