パッチ・コードを使わずにメッセージをやりとりできるsendとreciveは便利なのですが、使い過ぎるとどこからどこへメッセージが送られているか、訳が分からなくなります。特に大規模なパッチを書いた時や他の人が書いたパッチを読み解く時に困りますね
そんな時は、sendまたはreceiveのオブジェクト・ボックスをダブル・クリック。これで同じ名前を使っているsend/receiveオブジェクトがポップアップ・メニューに表示されます。このメニュー項目のいずれかを選ぶと、そのパッチ(またはサブ・パッチ)が一番手前に開くようになっています。次の図は、actionという名前を指定したreceiveオブジェクトをダブル・クリックしたところ。

メニュー項目の後半の括弧内は、そのオブジェクトが属しているパッチの名前で、鍵括弧付きならサブ・パッチの名前です。このメニューには同じ名前を持つvalueオブジェクトも表示され、valueをダブル・クリックしても同じメニューが表示されます。ただし、send/receiveとvalueは別物なので、sendに送ったメッセージがvalueに格納されるわけでも、valueに送ったメッセージがreceiveから出てくるわけでもありません。
ちなみに、ここで言う名前はオブジェクトのアーギュメントとして指定する名前のことで、ObjectメニューのName…で付けるオブジェクト名ではありません。それから、パッチが開くのはいいんだけど、そのオブジェクトが選択されるわけではないので、パッチ内のどこにあるかは、EditメニューFind…を使わなければなりません。それくらい自動選択してくれればいいのにね。
Find…に関して言えば、Multiオプションをオンにしておくと、サブ・パッチを含めて現在開いているパッチをすべて次々と検索してくれるので、この方法も便利に使えますね。
なお、valueに似たpvにはポップアップ・メニュー機能はありません。pvは同一パッチ内でしか有効でないので、Findで探してくれ、ってことでしょうか。同じように、同一パッチ内で動作するpvarやpattrなども、この機能はありません。しかし、パッチを超えてシグナルをやりとりできるsend~やreceive~も、この機能を持っていないので、ちょっと片手落ちですね。