最大画像サイズ

OpenGLで扱える表示サイズやテクスチャ・サイズの最大値は、グラフィック・カードの性能によって決まるので、例えばOpenGL Driver Monitorを使って確認することができます。このユーティリティは、Xcode Toolsをインストールすれば、Graphics Toolsフォルダに入っています(Quartz Composerと同じところ)。

opengl-renderer-info.gif

私のMacBook Proに入ってるATI Radeon X1600では(新機種ならNVIDIA GeForce 8600M GTですね〜)、表示サイズ(MAX_VIEWPORT_DIMS)もテクスチャ・サイズ(MAX_TEXTURE_SIZE)も4096×496ピクセルのようです。そんな巨大なディスプレイは持ってませんけど、Cinema Displayを何台か繋いで見てみたいですね。

ただし、ソフトウェア・レンダリング(Apple Software Renderer)なら凄いことに、いずれも16,384×16,384ピクセルと表示されます。縦横ともに4倍なので、16倍のピクセルが扱えるわけですね。

一方、Jitterのマトリックスの最大サイズは2^29バイトだそうです。これは536,870,912バイト(512MB)なので、一般的なカラー画像(4 char)では、sqrt( 536870912 / 4 )で11,585×11,585ピクセルとなります。

レンダリング時間については考えたくないけど、これでスーパー・ハイビジョン(7680×4320ピクセル)あたりでも対応できることが分かりました(って、その気もないけど〜笑)。でも、印刷用途ならもっと高い解像度の画像が必要になる場合があるかもしれません。その場合は、部分レンダリングを繰り返して、最後にひとつの大きな画像にまとめればOKじゃないかと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA