各所で紹介されていますけど、マレーシア(たぶん)では、iPhone用パズル・ゲームの「ハノイの塔」を解くロボットが登場していますね。カタカタと律儀に働くロボット君の可愛らしさだけでなく、注目したいのはロボットの手。なぜって、iPhoneのタッチ・スクリーンは静電容量方式(たぶん)なので、人(動物?)の指でしか操作できなくって、指の爪ですらダメだから、機械に操作できるワケがない、というのがジョーシキ。
ところが、iPhoneのスクリーンの表面に水滴を垂らして、金属製のペーパー・クリップを電磁コイルで操作して接触させれば、タッチしたことになっちゃうみたいです。着想も実行力も素晴らしい。
これで1秒あたり5ムーブ(10タッチ)を実現して、ワールド・レコードを取ったものの、しばらくすると別人(別ロボット?)に記録を破られたそうです(笑)。ただし、1秒間に10タッチってことは1分間に600回、つまり150BPMで16分音符でトリルってことだよね。解法を楽譜に起こしておけば、ちょっとした演奏者なら出来ちゃうんじゃないかな。非常に不毛ですけどね(笑)。
そう言えば、プリンストン・テクノロジーから発売されるiPod touch専用タッチペンは手袋をしていても大丈夫だそうだから、ロボット君の指に使えるかもね。
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