最近新しいバージョンがリリースされたJamomaをご紹介。これはTim Places氏とTrond Lossius氏が中心になって開発していて、GUI付きオブジェクト集といった風合いのモジュラー・システムです。以下のように、オブジェクト自体がGUIを持っているので、コンパクト・エフェクターを繋いでいくような雰囲気でパッチを作ることができます。

内部的には結構凝ったことをしていて、汎用性と拡張性が考慮されているようです。この手のミドルウェア的アプローチはいくつかありますが、その中でもJamomaの志は高いような気がします。でも、本当に実用になるかどうかは未知数ですね。つまり、Maxにオブラートを被せて使い易くするのはイイんだけど、トランスペアレントな整合性が取れない限り、結局はMaxとミドルウェアと2つのシステムを使うことになってしまうからです。
一方で、初心者向けのMaxへの導入としては、面白いんじゃないでしょうか? 先に書いたように、コンパクト・エフェクターのようにオブジェクトを繋いでパッチを作る路線ですね。理解し易いし、それなりに凝ったこともできそう。ただし、この路線ではロジカルな処理には限界があるので、プログラミング能力を培うには役立たないでしょね。となると、ロジックに対するミドルウェアも必要という気がしますが、これまた二重システム問題に直面しそうです。
と言う訳で、賛否両論のコメントを書いちゃいました。じゃ、オマエは使うのか?と言われると、多分使わないんですけど(笑)、Jamomaを試すのは簡単なので、各自試してみてください。上記サイトからダウンロードしたインストーラでインストールすれば、後はMaxを起動してExtrasメニューからjamoma-overviewを選ぶだけです。私の環境では、一部の描画や動作が変でしたけど、バージョン0.4ですから、そんなものかもしれません。
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