DVD焼き作業メモ

いよいよW Hotelで上映する映像作品のDVD化作業をしたので、自分の備忘録として作業手順を書いておきます。iDVD一発でも良かったんですが、微調整が必要だったので、Final Cut Studioで作業しました。作業時間はMacBook Pro(2.33GHz/Core 2 Duo)での数値です。

Step 1: 素材ムービーの生成

画像サイズを720*480ピクセルとして、OpenGLで非正方形ピクセル描画して、OpenGLレコーディング自力パッチでムービー・ファイルを生成する。コーデックはjpeg normalを指定。

素材は最終的に8分間のものを8個採用。数秒間ずつのタイトルとクレジットも入れて全体で64分少々。ひとつの素材(8分間)のレンダリングに3〜4時間かかる(泣)。

Step 2: Final Cut Proでトラック作成

素材ムービーをFinal Cur Proのシーケンス上に並べ、素材ごとにチャプタ・マーカーを付け、画像調整(派手目になるよう彩度を少し上げる)をする。

Step 3: CompressorでMPEG-2圧縮

品質として、モード=2パスVBR(最適)、標準ビットレート=7.6Mbps、最大ビットレート=9.0Mbps、動き予測=最高品質、と設定して、MPEG-2ファイルを生成する。GOP設定は良く分からなかったのでデフォルトのまま。MPEG-2のレンダリングにかかる時間は、分散レンダリングしない場合で3時間半程度。

固定ビットレート(CBR)で9.0Mbpsに設定すれば画質が良くなる場合があるけど、その設定では59分間しか映像を扱えないので却下。DVD-Videoの規格上、上記設定が限界かも(?)。

compressor-setting.gif

Step 4: DVD Studio ProでDVD作成

生成したMPEG-2ファイルをDVD Studio Proに読み込んで、トラック1に貼付ける。今回は単純ループ再生にしたいので、メニューを削除し、最初に再生=トラック1、トラック1のエンドジャンプ=トラック1と設定。シミュレートをして問題がなければ、ディスクを作成。MPEG-2化は終わっているので、ディスクの作成時間は30分程度。

ってなとこですかね。あとは、インクジェット・プリンタでレーベル印刷をして、ハイ出来上がり。もっとも、ハイって言うほど道は平坦じゃなくって、いろいろと試行錯誤があって、全体として結構時間がかかりましたです(泣)。

んで、肝心の画質ですが、以下のような感じの細かい内容の画像が高速に動くので、DVD化すると細部がぼやけて全体としてもマッタリしちゃいます。音楽で言うところのマスタリング処理をしたいものの、良く分かりません。どなたか詳しい方、教えてくださいませ(懇願)。

atomxgalaxies-sample.jpg

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