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マシューズさん、さようなら

マックス・マシューズさんが亡くなられたそうです。享年84。ご冥福をお祈りします。

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マシューズさんはコンピュータ音楽のパイオニア。Musicシリーズ(音楽用プログラミング言語)やRadio Baton(演奏用インターフェース)などで有名で、Max/MSP/JitterのMaxは彼の名前を冠にしています。さらに「2001年宇宙の旅」で象徴的に使われた「Daisy Bell」は忘れ難く、言わば初音ミクのお爺さんですね(人工歌唱を開発したジョン・ケリーらが祖母で、伴奏を担当し全体の牽引役でもあったマシューズさんは祖父かな、と)。

トップページ・コレクション 2

3/19午後の時点での東北関東地方の県庁WEBサイトのトップページ(青森、秋田、山形を除く)。左上の文字化けしているサイトは岩手県(charset指定してね)。

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同じく3/19午後の時点での中央省庁WEBサイトのトップページ。全省庁ではなく順不同。
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緊急モードらしい東北三県はともかく、基本的に官公庁はゴチャゴチャ・ポータルで何が重要なのか、自分が欲しい情報がどこにあるのか、さっぱり分からない。パっと見た雰囲気もコレどうなんでしょう?ってのが多い。情報デザインする人がいないんでしょうね。

2009年香港の旅

香港写真を見た方から「2001年宇宙の旅」みたいと言われました。滞在していた&展覧会とパフォーマンスの会場であったホテルLe Meridien Cyberportは随所に2001年っぽさが散りばめられていますね。残念ながらロビーのソファは映画で使われたOlivier Mourgue氏のDjinn chairじゃないですけど、雰囲気はよく似ています。

さらには、エレベータ・ホールの壁が円型の椅子?になっていて、これはエアリーズ号の通路をモチーフにしたんじゃないかな。スッチー(死語)が食事のトレイを持って180度歩いて回転するところね。下部に私のサインがあります。宿泊した著名人にサインを求めているそうですけど、私ごときが恐縮です。

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ちなみに、このホテルがあるCyberportという新開発地区自体がSF映画のセットをそのまま持ってきたような近未来感覚に溢れるところで、微妙におかしいです。昼間は賑やかですけど、人通りが絶えて異次元っぽさが堪能できる夜がオススメね。ちょっと怖いです(笑)。

香港でフリーWi-Fi

Time Out Hong Kongの今隔週号に、香港のフリーWi-Fiなカフェが16ヵ所ほど紹介されています。誌面ではDesks and the Cityというタイトルで、当然のごとくWebでも同じ内容が掲載されていて、こちらのタイトルはHong Kong’s best Wifi cafes。信号の強度と電源コンセントの数とともに、お店の雰囲気や仕事のし易さといったコメント付き。MacBook Airを使って街中を調べました〜ってことだけど、掲載されている写真はどう見ても旧MacBook(白)なのが可笑しい。

んでもって、今は滞在先近くのCaffe HABITU(Gloucester Road)に居座ってます。ここではレシートの最後にWi-Fiのパスワードが記されていて、毎回同じです(笑)。たまに更新されるのかもね。今朝はカプチーノ(HK$20)、コンチネンタル・ブレックファスト(HK$28)でございます。

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悪魔のリアリティ A-Z

Augmented Reality         

Beautiful Reality

Chocolate Reality

Decorated Reality

Eco Reality

Fucking Reality

Group Reality

Howling Reality

iReality

Joke Reality

Knife Reality

Lucky Reality

Mixed Reality

Non Reality

Open Reality

Portrait Reality

Robust Reality

Super Reality

Touched Reality

Urban Reality

Virtual Reality

Wounded Reality

X’mas Reality

Yellow Reality

Zero Reality

 

筋肉ムキムキに補強されたリアリティ。         

美しい現実感。他の人からは醜いと言われる。

チョコレートにしか現実を感じないこと。

飾られたリアリティ。粉飾疑惑とも言う。

エコの実現可能性。あると思われている。

リアリティなんて糞食らえ(失礼!)

集団催眠、集団妄想のこと。

リアリティのハウリング。耳に痛い。

Appleが提唱するリアリティ。

冗談の現実感。嘘ほど本当らしいこと。

ナイフを指にあてて現実を知ること。

まぐれ当たりの現実感。大抵は失敗する。

夢と現実の混同。Mad Realityとも言う。

現実感がないこと。浮世離れの蔑称。

ソースコードが開示されている現実感。

縦型の現実感。反意語はLandscape Reality。

堅牢な現実感。なかなか嘘には見えないこと。

超現実感。誇大妄想狂の日常生活。

触って始めて現実だと気付くこと。

都会に住むとカッコイイと思うこと。

虚実である現実感。騙されるのが好きな人向け。

傷だらけのリアリティ。破れかぶれの現実。

サンタを信じていたあの頃に戻ること。

日本人など黄色人種が感じるリアリティ。

価値ゼロを認めたリアイティ。無重力の親戚。

お後がよろしいようで….

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サンフランシスコでディナー

サンフランシスコはCycling ’74の本拠地というワケで、Les Stuck氏やJoshua Kit Clayton氏と食事をする機会がありました。Les(写真右)は、MSPのサンプル・パッチなどの作者で、コンテンポラリー・ダンスの音楽作品を作っている人、Joshua(写真左)は、Jitterのメイン開発者にしてエレクトロニカ系の音楽でも有名ですね。ボスであるDavid Zicarelli氏は調査旅行中だったとかで会えませんでした。

さすがに彼らはジモティなので、観光マップには載っていないナイスな場所を案内してくれます。Lesのチョイスはオーガニックな不思議レストラン、Joshuaのチョイスはカルフォルニア・クィジーンのワイン・バーでした。

気になるMax情報については、あまり書くことができません(残念!)。が、来年夏に3日間くらいのMax Conferenceをサンフランシスコ周辺で開催するそうですよ。日本からも何か面白い発表をするとイイんじゃないでしょうか。Jitter 2.0も準備中とか。