来る7/6に名古屋のナディアパークで演奏することになりました。ニューヨーク在住のピアニスト永井昌子さんを迎えて、サックスから電子回路まで引っ掻き回す” ”さんとともに、デュオだったりトリオだったりでバトル(?)を繰り広げることになりそうです。でも、静かな静かな演奏もしたいですね。私もピアノを弾くかも(弾けないんですけど〜笑)。
ご注意いただきたいのは、スタジオの都合上、完全予約制になってることです。行ってやるぞ〜!って方は、問い合わせ先(あるいは私)にお電話またはメールをいただけると幸いでございます。
深響 presents
Deep Acoustics Live Act vol.25
「公開即興セッション」
出演:永井昌子 (piano,etc)
赤松正行 (computer)
” ” aka Electro-Acoustic Operation (sax, turntable)
日時:2007年7月6日(金)18:30開場 19:00開演
会場:ナディアパーク 7F 第1スタジオ [地図]
料金:一般2,000円、学生1,500円(完全予約制)
お問い合わせ:深響(平尾)090-3449-6726 info@deepacoustics.com
長くなるので、コメントで出演者プロフィールを載せておきます。
永井晶子(ピアノ、プリペアードピアノ)
名古屋出身。16年間プロとして音楽活動し、96年にボストンのバークリー音楽院に留学。99年、同校を卒業。ニューヨークに活動の拠点を移し, John Zorn, Rasheid Ali, Ikue Mori, Sam Newsome, 武石聡, Greg Tardy, Roy Champbellらと活動。Shoko Nagai Quintetを結成し、ダウンタウンのミュージックシーンとして実験的、即興演奏を演奏中心の傍ら、Blue Note, Knitting Factory, Tonicなどでレギュラー出演を続けている。
2000年、ファーストアルバム”Two level crossing”を、2002年”VORTEX”を、2003年サードアルバム”vSOOn”をSky Productionよりリリース。1999〜2003年にはバンドのリーダーとして、来日ツアー。また1998年にノルウェー”Natt Jazz featival”、2006年にドイツ”Moers festival”、2007年にブラジル”Resfesta”(with Miho Hatori (cibo matto))などに出演。またアメリカ国内、スイス、イスラエルなども演奏旅行。2006年アメリカ、フィラデルフィアより奨励金を受賞し、”Ephemeral”という新しいプロジェクトの作曲をし、日本とアメリカ現代音楽の融合を試みる。2007年札幌、東京、千葉、名古屋、大阪、京都、福岡で公開された”スターフィッシュホテル”(ジョンウィリアムス監督)の音楽を担当。ニューヨークでは毎月1度”RAKE” というエレクトロアコーステックとヴィジュアルとのコラボレーションのイベントを構成している。
http://www22.ocn.ne.jp/~hot-jazz/
赤松正行(コンピュータ)
1961年、兵庫県生まれ。メディア作家。神戸大学文学部哲学科心理学専攻卒業。神戸市役所ソーシャルワーカーを経て、1997年、岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)助教授に就任。2002年より同アカデミー教授。2006年、京都市立芸術大学大学院美術研究科にて博士(美術)を取得。
10代半ばよりエレクトロニクスを用いた音楽制作を始め、1980年からはコンピュータを使用、音楽だけでなく映像やネットワークなど様々なメディアへと制作範囲を広げる。特に、作品と鑑賞者の関係性や、作品自体の自律性に注目し、人とメディアの可能性を拡張することに興味を持っている。
代表作には、50台のコンピュータによって音と映像を提示する「incubator」、鑑賞者の時間体験をリアルタイムに映像化する「Time Machine!」、パフォーマーの身体をコンピュータ制御する「Flesh Protocol」、ラジオ放送を解読してロボットが演奏する「decipher」などがある。ソロやセッションによる演奏活動も多く、「2061: Maxオデッセイ」(共著)や「Cocoa+Java」などの著作もある。
http://www.iamas.ac.jp/~aka/
< " " a.k.a Electro-Acoustic Operation>(サックス,ターンテーブル)
1967年生まれ、三重県在住。深響主催。ジャズ、ロック、民族音楽、歌謡曲、クラシック、インダストリアル、ノイズ、フリーミュージック、即興音楽、現代音楽、電子音楽などの音楽、および電子機器、自動車、産業機械、軍用機器、コンピュータ、ネットワークなどの産業文化、さらに美術、科学、哲学、宗教、生命体、雑草、道路、山河などのあらゆるものをバックグラウンドとする。各種sax、エレクトロニクス機器、コンピュータ、ターンテーブルetc、さらには映像に至るまでの表現手段を駆使し屍を積み上げる。最近は複雑なものから単純なものまで様々なシステムに対する人間のあるべき姿を考察している。電子機器の製作および音響オペレートも行う。
学生料金が設定されたそうなので、学生の方は学生証を持って来場していただけると良いかと思います。
初めてのコメントです。
セッション楽しませてもらいました。
会場も演奏者の皆さんのご家族などもおられた様で
演奏を見守っておられる雰囲気も、伝わってきて
いい気分で帰路につきました。
MAXやProdessing,vvvvなどに最近興味をもちはじめた
ことから、昨晩のライブにつながりました。
何かの機会に、いろいろ教えて頂けると幸いです。
宜しくお願いします。
広報がイマイチで、お客さんがそれほど多くなかった中で、よくぞお越し下さいました、感謝!って感じでございます。会場の都合で準備が十分じゃなかったものの、楽しんでいただけたなら幸いです。声を掛けてもらえれば良かったですね。次回機会があれば、お願いします。
晶子さん、赤松さん、平尾さん、お疲れさまでした。
Prepared Piano をナマで聴くのは初めてでしたが、
今回は晶子さんの華麗な鍵盤プレーもたっぷり楽しめました。
赤松さんが操作するコンピューターは音の鏡みたいなもの… それもヘンな形に
変形して返してくるし、いつ返ってくるかわからない… だから、
ピアノ奏者にしてみれば、自分のしたことが我が身に降り返ってくる、
そんな感じでしょうか?
そこにターンテーブルとサックスの平尾さんが絡んできて、
まさに異種格闘技でした。
楽しいひとときをありがとうございました。
ほしあいさん、コメントありがとうございました。
後で出演者で話したことに、モニタがなかったので、お互いの音を良く聞こうとしたのが良かったんじゃないか、という感想がありました。でも、すぐ後ろにスピーカーがあったので、私はバランスが分からず苦しんでいましたけどね。
ピアノやターンテーブルも良かったんですが、個人的に一番のお気に入りはオルガンでした。粘りっけのあるイイ音で、永井さんの演奏もハマってました。
んーよかった。永井晶子
2007.07.16 月曜日 | 20:57 | 永井晶子 |
今回はマスター赤松氏、深響の主催者平尾氏とトリオが組めて楽しいものが出ました。地元に帰ってきてもこのクオリティでバトルできる事はわたしにとって、とても新鮮でうれしい事であります。またやりましょー。ありがとうございました。
お、永井さん、今度はNYでやりましょう。いつかはまるで分かりませんが…
ところで、記事にも同じ投稿をされていましたが、こちらのコメントと間違われたのかなと思って、記事は隠しておきました。(必要だったら、復活させることができますよ。)