Mechanical overlay

昨年11月に話題になっていたみたいですが、最近気がつきました。AppleがMechanical Overlay (#20060256090)という特許を申請していたそうです。特許申請しても製品化されるとは限らない(むしろ少数)ですが、これ、実に欲しいです。

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ポイントはメカニカルってことですね。LCD&タッチスパネルのようなバーチャルではなくって、実物であるキーボードやフェーダーなどのフィジカルな装置ということです。

楽器としてMacBookやiPhoneを考えた時に、画面を見なければ操作できないことが大きな欠点なのですよね。目で見なければ操作できない楽器なんて楽器じゃない、ってこと。これは、バーチャルなGUI全般の問題で、Lemurなども同様です。せめて、振動をキメ細かく制御できると可能性が広がりそうですけどね。

一方で、フィジカルなもの、リアルなものによって特定の目的に合致させることは、汎用的な自由度が減るってことになります。つまり、特定の用途には最適だけど、それ以外の用途にはダメダメになっちゃいます。これはユニバーサル・マシンたるコンピュータの特性の否定なので、これはこれで辛いわけです。

このような相反する条件の解決は、IAMASのプロジェクトなどでも結構研究しましたけど、なかなか妥協点は見い出せませんね。もちろん、素晴らしい解答があれば、こんな記事を書いている場合じゃなくって、事業化に忙しいでしょうけどね(笑)。

まぁ、MacBookやiPhoneは楽器じゃないのでお門違いの意見なんですが、この特許に見られるように、楽器のようなマシンがぜひぜひ欲しいです。バーチャルでユニバーサルなマシンではなく、リアルでスペシフィックなマシンへの移行は、今後重要なテーマになるハズね。iPhoneは、その第1歩なんだから、もうちょっとガンバって欲しいところ。

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