iPhoneのファクトリー・サウンド 2.x

ファクトリー・サウンドに関しては、iPhoneSimulator2.2.1.sdkフォルダを検索するとオーディオ・ファイルが十数種類見つかるのですが、どうも数が少ないみたい。仕方がないので、iPhone OSのディスク・イメージから探しました。これは、ユーザー・フォルダのLibrary/iTunes/iPhone Software Updates/にあるipswファイルの中にある暗号化されたdmgファイルです。なので、以下のような手順でディスク・イメージをマウントします。

  • ipswファイルの拡張子をzipに変更して、アーカイブを解凍。
  • dmgファイルの暗号を以下のコマンドで解除。
    vfdecrypt -i <入力パス> -o <出力パス> -k <キー>
  • 出力ファイルをダブルクリックしてディスク・イメージをマウント。

vfdecryptやキーの入手はココから。

iPhone1,2_2.2.1_5H11_Restore.ipswの場合、暗号解除する対象ファイルは018-4451-16.dmg、キーはe4eeeb62240c1378c739696dff9fef2c88834e98877f55a29c147e7d5b137967197392aでした。同じ2.2.1でも2種類あるみたいなので要注意。

マウントされたSUTimberline5H11.iPhoneOSディスクをEasyFindで検索したところ、cafファイルが53個、aifファイルが31個、wavファイルが2個、m4rファイル(着信音)が25個でした。フォーマット違いで同じ音もありますが、全部で111個で、Macでそのまま再生できます。

factory-sounds-2

これらをそのまま使うのは御法度ですけど、サウンド・デザインに役立てることができます。特に、音の雰囲気や音量の参考になりますね。もちろん、このディスクから「本物」のファクトリー・イメージやファクトリー・フォントを入手することもできます。

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