iron#0: iPhone/iPad概論

個人的には2007年6月にUSで初代iPhoneが発売された時からiPhoneに関わってきたから、もうそろそろ3年になろうという今日この頃。そして、2008年7月に日本でiPhone 3Gが発売される前後から、十数回に渡って講演や講義などでiPhoneについて語ってきたので、このあたりで簡単にまとめておこうと思うのね。それは先日USで発売されたiPadを含めて、同じ観点から考察できると思うからでもあるんだ。もちろん、iPod touchもあるけどね。 iphone_ipad_ipod_touch-400x286 そんなわけで、論考のコードネームは「iron」、iPhone/iPad概論のベタな略です(すみません〜)。次のトピックに分けて少しずつ書くつもりだけど、これらも適宜変更するかもしれないです。

  • iron#1: 透明なデバイス
  • iron#2: 身体的なデバイス
  • iron#3: 全世界的なデバイス
  • iron#4: 契約的なデバイス

ところで、デバイスという言葉が並んでいるけど、それは物理的な対象として分かり易いという理由でしかないよ。iPhone/iPadはハードウェアだけではなく、OSやGUI、そして星の数ほどあるアプリケーションを含めた総体としての存在だからね。実際にも3代に渡ってiPhoneを使ってきて強く感じるのは、ハードウェアは文字通りハコでしかないってこと。そしてソフトウェアもどんどん進化し変容するから、本当に重要なのは、ある種の精神性なんだと思う。リチャード・ドーキンスが言う「生物=DNAの乗り物」に似ているかな。

iron#0: iPhone/iPad概論” に1件のフィードバックがあります

  1. ピンバック: [朝刊]iPhone にして良かった理由。アプリへの価格表示。祝ファミ通掲載!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA