Richard Dudas+Gilbert Nounoご来校

昨夜、急遽という感じで、Richard Dudas氏とGilbert Nouno氏がIAMASに遊びに来てくれました。Richardはコンピュータ音楽の作曲家にしてCycling ’74の開発スタッフの1人、wacomオブジェクトなどでも有名な人ですね。1年ほど前からソウルの大学で作曲を教えているとか(でも先週は会えなかった)。Gilbertもコンピュータ音楽の作曲家で、長らくIRCAMの研究員をしていて、来年1月まではアーティスト・イン・レジデンスとして京都に滞在しているそうです。

それで、中華料理の円卓を囲んでの馬鹿話も面白かったのですが、メインは深夜遅くまで続いたプレゼンテーション大会。もちろん、圧巻はここには書けない例のアレです。具体的でなくって申し訳ないんだけど、ともかく、マウスが動く度に驚嘆の声が上がっていました。ほんと、パッチを作るのが楽しくなりそうで、強力な機能が満載。まだバグがあるようですが、全体としての完成度は高い状態になってます(でも正式リリースはいつになるやら?)。これは期待して良さそうですよ。

そして、Gilbertは高度なビート・トラッキングの研究をしていて(数式満載)、アルゴリズムをMSPに移植中とか。自作品の解説からスコア・フォローイングのテクニックまで、濃厚な話題の連発で眠りたくても眠れません。私はiPhoneのネイティブ・アプリをチラ見せ(完成度50%、実機がないのでコードだけ)。学生のプレゼンにも丁寧にコメントする律儀さも素晴らしい。…って、その場にいなかった人には何のことやらですが。

dudasnouno.jpg

例のアレは撮影禁止だったので、差し障りのない場面でのお2人の御尊顔です。
(画面に映っているのは、フツーの4.6なので悪しからず….)

仕事でもないのにトップ・アーティストがウロウロしていたり、授業でもないのにトップ・シークレットを見聞きできるってのが、この学校の不思議で面白いところですね。

Richard Dudas+Gilbert Nounoご来校」への3件のフィードバック

  1. ピンバック: Max 5のデモ・ムービー « akalogue

  2. ピンバック: Max 5とは何か(何ではないか) « akalogue

  3. ピンバック: akalogue » 6/22-26はソウルでMaxワークショップ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA