jit.gl.luaが面白い

まだベータ版ですが、jit.gl.luaというオブジェクトが面白いです。作者のWesley Smith氏のWEBページからダウンロードできます。このオブジェクトは、Roberto Ierusalimschy氏らによって開発中のLuaというスクリプティング言語をJitterで使えるようにするもので、OpenGLやJitterのAPIを始めとするコンパイル済みのC言語の関数を直接呼び出せるようになっています。

例えば、ListenerVecmathというデモ・パッチでは、複数の3D物体の上にマウス・カーソルを合わせると色が変わり、そのままドラッグすれば移動や回転ができます(jit.gl.handleと同じ)。

jitgllua-listenervecmath.gif

jit.gl.lua_gltrailsは、いわゆるビデオキューブ(映像の3次元表現)ですが、かなり軽快に動きます。

jitgllua-gltrails.jpg

また別の言語かぁ〜という点はイヤですけど、よくあるスクリプト風の言語仕様なので、それほど大きな障害にはならないはず(でも、微妙な相違がかえって混乱することも多々ありますね)。さらにスピードが要求される時はC言語で関数だけを書けば良い(=メッセージ処理等が不要)のもメリットかと思います。

謳い文句によれば、Luaはポータブルでフレキシブルでスピーディなんだそうです。日本語訳でのLua言語の紹介リファレンス・マニュアルも公開されていますね。興味がある人は研究してみてください(んで、教えてください)。

jit.gl.luaが面白い」への2件のフィードバック

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