pastの逆オブジェクト

今日(正確には昨日)のワークショップから、初級Maxネタです。入力される数値が、特定の値より大きくなったことを判断するにはpastオブジェクト一発です(下図の左)が、逆に、ある値より小さくなったことを判断するオブジェクトはありませんよね? そこで、私は0から入力値を引いて、ある値のマイナス値を指定したpastを使っていました(下図の左から2番目)。

pastanti-past.gif

一方、佐近田さんは数値比較オブジェクトとchangeとsel 1とを使っているそうです(上図の3番目と4番目)。こっちのほうがスマートで汎用的なので、なるほど〜と思いましたです。

ちなみに、スライダーまでの部分は数値をランダムに増減していて、67や69といった数値はMIDI音源を鳴らすためのMIDIノートナンバーで、いずれもオマケ機能です。

pastの逆オブジェクト」への4件のフィードバック

  1. sako

    こういうベーシックな部分で、クセというか、考え方の特徴みたいなものが出て面白いですね。逆引きでpastを使う発想はぼくからはなかなか出て来ない。

    gateの存在を知らない学生が、同じ機能を掛け算やselectなどを使って実現しようともがいていたのが面白かったです。いい線を行っていたので、そのアルゴリズムを完成させ、追加的にgateを教えるとそのありがたみが骨身に染みたようで、目を輝かせていました。

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