センサーバーのバス・パワード化

電池駆動のWiiセンサーバーは完全スタンドアローンで、どこにでも置けて便利なんですけど、いずれは電池を取り替えることになるのが面倒です。一方で、センサーバーをコンピュータと一緒に使うのは確実だから、USB(5V)やFireWire(8V〜33V)のバス・パワーを利用すればいいじゃん、と考えました。こんなこともあろうかと、任天堂から2本センサーバーを買っていたのでした。

さて、USBの5Vを12Vに昇圧させる回路を作るのは素人(私)には荷が重い。だけど、FireWireは12Vが出ている場合が多いみたいなので、期待が持てそう。そこで、MacBook ProのFireWireポートをテスターで計ってみたところ、これが12V強でバッチリっぽい。そこでFireWireケーブルを切断して、センサーバーに繋ぎました。その結果もバッチリです。ちゃんと動きます。

sensorbar-buspowered.jpg

ちなみに、センサーバーは赤外線投光器なので、目で見ても動作しているのかどうか分かりません。そこで、ケータイのカメラで見るとアラ不思議、光っているのが確認できます(これを応用した作品もありますね)。ケータイでもデジカメでも、きちんとしたカメラは、かえってダメだったりしますけどね。

注意すべき点は、FireWireのケーブルは太いものが多いから、センサーバーに納まりにくいってこと。私はAppleの細いケーブルを使いましたが、それでもセンサーバー内部を加工する必要がありました。特にケーブル孔付近は難関です。普通のカッターとかヤスリとかで、少しずつプラスティックを削ってください。

これで、電池消耗を気にせずにセンサーバーが使えるようになりました。工作も簡単だし、使い勝手もいい感じです。でも、こんなに手軽な方法なのに、WiiLi.orgあたりで取り上げられていないのは何故かな? きっと、本来FireWire機器でないデバイスを取り付けると、コンピュータを壊しかねないからだろうな。私は無茶やってますが、良い子の皆さんは真似をしてはイケマセンよ。

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