Jit-ogreでアニメーション

Robert Ramirez氏らのJit-ogreプロジェクトからOGREによるアニメーションをJitterで利用するエクスターナル・オブジェクトrr.gl.ogreがリリースされています。Jitterだけでもjit.gl.modelでモデリング・データを読み込んで、グループごとの操作はできたのですが、これってとっても面倒でした。例えば、3Dモデルの人が歩いているアニメーションをJitterで実現しようとすると、できなくはないけど、結構途方に暮れちゃいますよね。

そこで、3DCGソフト(BlenderからMayaまで数種類に対応)で作成したモデル、テクスチャー、アニメーションといったデータをエクスポートして、OGRE (Object-Oriented Graphics Rendering Engine) というレンダリング・エンジンを使ってJitter上で動かそうというのが、このオブジェクトです。サンプルでは忍者が舞い踊ったり、魚(鱒?)が泳いだりします。

rrglogre.jpg

Jit-ogreのサイトにはムービーや説明があるので、まずはこれらを見ると良いと思います。既にかなり多くの機能が盛り込まれていますが、まだまだ拡張されるようです。難点としては、操作が複雑(多機能の代償)であったり、不備が目立つ箇所があることかな。しかし、Jitterで3Dモデルのアニメーションを行なうには、現時点では唯一最強のオブジェクトですから、この手のことをしたい人の救世主になりそうです。

もっとも、OGREやJit-ogreの機能だけでなく、モデルやアニメーションなどのデータを作成すること自体が難関ですから、簡単にはコトは進まないでしょうね。これに限らず、3DCGの世界は一筋縄ではいかないイバラの道です。御愁傷様〜

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