iPhone SDKの第一印象

先のポストでお茶を濁しつつ、ようやく姿を現したiPhone SDK & iPhone Dev Centerを探索していました。第一印象としては、ベータ版とは言え、とても充実したSDKのようです。ドキュメントからサンプル・コードまで、夜も眠れないくらいドド〜ンと大量にあります。ザッと見た限りでは、非公式SDKでのコーディングと(ほぼ)一緒。心配されていた適応範囲・配布条件もリーズナブルだし、US1億ドル(約103億円)の支援体制iFundにもビックリ。後出しジャンケンみたいですが(笑)、これで完全にAndroidがかすんじゃいました。

iphone-sdk-icon.png

iPhone SDKの概要はニュース・サイト等をチェックしていただくとして、気になった点をいくつか挙げておきます。精査しているワケじゃないから、間違いがあったら教えてね。

・Audio Unitあり!
・OpenALもあるらしい。
・Image Unitはないらしい。
・現在位置取得のCore Locationあり!
・Objective-C 2.0が使える!
・ガベージ・コレクションは使えないらしい。
・無償SDKでシミュレータが動く! Safariもあり!
・Aspenって何? スキー場か?Moviemapか?(古い〜)
・実機動作には認証コードが必要で、iPhone Developer Programの加入が必要。
・そのiPhone Developer Programは現在US在住者のみが対象。
・Instrumentsでチューニング測定可能!
・Interface BuilderでのGUIデザインが可能になるらしい。
・フレームワークは1.2らしい(現行最新のフレームワークは1.1.4)。
・Quartz Composer 3.1、Dashcode 2.0など、各種ツールも新しくなっている。

個人的には、現時点ではシミュレータでしか動かないのが痛いな。シミュレータはとっても良くできているんだけど、テキストやイメージ表示で済むような用途だけじゃ寂し過ぎる。今アプリを作っても、当面は実機では誰も(本人も)使えないしね。

それから、昨夜パーティで同時期に来たらブッ飛んじゃうよ〜と冗談を言っていたら、今朝になって本当に2〜3時間違いでコレとアレが同時に来ました。コレはiPhone SDKで、アレはNDAがあって明言できませんが、ご想像の通りです(Cocoaアプリではないみたい〜笑)。こちらもお楽しみに〜だけど、下手な冗談は言わない方がいいみたいですね。

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