なんとかリアリティってもう聞き飽きたとお思いでしょうが、それに輪をかけるように(スミマセン!)新しいiPhoneアプリケーションTransRealityをリリースしました。トランス・リアリティ、変異現実感、でございます。
このアプリケーションでは、iPhoneのカメラのライブ・ビューが周期的に変形(トランスフォーム)するので、視覚的なクラクラ感またはウットリ感を楽しんでいただけます。変形は回転、反転、フラッシュ、拡大縮小の4種類で、スクリーンをドラッグまたはタッチして操作します。ライブ・ビュー越しに現実のモノをつかんでクルっと回す、みたいな感覚にしたかったんですが、どうでしょうか? 詳しくはサポート・ページをご覧くださいませ。
iPhone SDKをご存じの方はcameraViewTransformやcameraOverlayViewあたりをいじってるな〜と想像できますよね。そんなにトリッキーことはしていないのでコア部分はタイマー処理を含めても数十行じゃないでしょうか? でもユーザ・インターフェースやら補助機能やらを盛り込むとン百行になっちゃいます。人様に使っていただくってことはそーゆーことよ〜とは思いますが、倒錯気味な気分になることも確かです。
ちなみに、この手のアプリケーションは静止画で動作を伝えるのは難しいので、デモビデオを作らなきゃってことで校庭をウロウロしていたところ、興味を持ってくれた(持たされた?)学生が結集して急遽豪華な撮影大会になりました。ギターを弾く人、旗を振る人、iPhoneを持つ人、iPhoneを操作する人、撮影する人、画面反射防止する人、などなど。その仕上がりはYouTubeにて公開中。素晴らしい!〜多謝多謝。