先の声明にびっくりして問い合わせたら、意外にあっさりと新しいMaxの概要を教えてくれました。かなり長いリストになっているので、主要部分だけ取り急ぎお伝えします。ただし、現時点での計画であるので、リリースまでに変更も有り得るとのことです。
Cocoaベースへの移行
誕生以来の伝統であったCarbon系を離れ、Cocoaとしてコア・アプリケーションおよびオブジェクトが書き直された。フル・スクラッチであり、実行速度は従来の1.5倍以上。
Carbon-Cocoa Bridgeの装備
Carbonを使用する従来のオブジェクトのために、トランスペアレントに動作するAPIブリッジを備える。つまり、従来のオブジェクトもそのまま動く(が、Cocoa化を推奨)。
バイト・コード化とVMの装備
パッチはJITコンパイラにより逐次バイト・コードに変換され、VM(バーチャル・マシン)により実行される。オブジェクト自体はバイナリー・コードとして実行される。
実行環境の拡張
QuickTimeのプラグインとしてもVMが利用できる。つまり、WEBブラウザでもワープロでも、QTムービーが再生できるなら、Maxパッチを実行できる。
全オブジェクトのアトリビュート対応
従来はJitterだけであったアトリビュートを、MaxやMSPの全オブジェクトが備える。また、アトリビュートの取得・設定方法も標準化される。
インスペクターの拡張
新しいインスペクターによって、すべてのアトリビュートの表示と設定が可能になる。インスペクターを使えば、メッセージを送らずにオブジェクトの操作ができる。
アトリビュートのパブリッシュ
特定のアトリビュートを外部から操作できるように、専用のインレットを追加したり、オブジェクト自体にGUIを追加したりできるようになる。
UnicodeとXMLに対応
メッセージやパッチの内部構造がUnicode/XMLによって表現される。従って、日本語など2バイト文字も問題なく処理できる。
いや〜、もうこれだけでもお腹一杯って感じですね。余りにも沢山あるので、残りは後日にしますが、新しいオブジェクトも満載だし、基本性能の向上(クラスタ処理、マルチGPU対応など)も図られています。プログラミング支援機能(グリッド、マルチレイヤーなど)やデバッグ機能(プロファイラ、ウォッチなど)も改善・強化されるようです。しかも(!)Aquaベースの美しくてシンプルなGUIデザインになるとか。楽しみですね〜。
気になるリリース時期については、夏頃からパブリック・ベータを公開、年内に正式リリースの見込みだそうです(きっと遅れるでしょう〜笑)。ともあれ、新しいMaxの登場は間もなくなので、その雄姿を心待ちにしていましょう。
★以上は、エプリル・フールでございますよ〜。

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