センサーバーの電池駆動化

WiiリモコンのIRセンサーを使う時に必須になるのがセンサーバーなんだけど、こいつはWii本体から電源を供給される。なので、コンピュータでWiiリモコンを使いたい場合には使えないんだよな。そこで、2本のロウソクを使ったり、同等のセンサーバーを自作したりします。だけど、ロウソクは扱いにくいし、自作は見栄えがイマイチになりがち。

そこで、独自に電源を供給してセンサーバーを動かそうと考えました。これなら、見栄えはバッチリで、工作も簡単。粘着テープやスタンドが付属しているので設置も手軽です。費用は自作に比べれば若干高くなるけど、見栄えのためなら仕方がないでしょう。

そこで、まず必要になるのはセンサーバーですが、これは任天堂のWEBサイトから購入できます。1台1785円+送料450円で、注文して3〜4日で届きました。もちろん、Wii本体に付属のセンサーサーバーでもいいんですが、失敗するとWiiが使えなくなりますよ。

次に必要なのは、12Vの直流電源。単純には、1.5Vの乾電池を8本直列とか、12DCVを供給するACアダプタでいいんだけど、かさばります。単5サイズで12DCVが得られる「23A」という規格の乾電池は、センサーバー内部に仕込むのには僅かに大きいようです。外付け電源であればOKだし、電池交換も簡単ですが、今回は見栄え重視なので内部実装を目指します。

そこで、あれこれ考えた結果、コイン型電池を使うことにしました。実際には、100円ショップでCR1220(直径12ミリで厚さ2.0ミリ、3V)を2個内蔵したLEDライトを2個購入。これで12V分の電池と電池ボックスが200円で手に入ったことになります。

以上で材料は揃ったので、いよいよ工作です。センサーバーの裏面6ヵ所(うち2つは粘着テープの下)のY字型ネジを外して裏蓋を開けます。本来の電源ケーブルは内部がエナメル線で面倒そうだったので、ケーブルを付け替えて、電池ボックスに繋ぎました。プラス・マイナスさえ間違わなければ、素人(私)でも出来ますね。後は、センサーバー内部を区切っているプラスティックを削って電池ボックスを納めれば、取り敢えずの完成となります。

standalone-sensor-bar.jpg

まだできていませんが、ナイス・フィットな電源スイッチを付けたいし、電池切れが分かるように確認用LEDも付けたいところです。しかし、電池の消耗がどの程度が分かっていないのが大問題。すぐに電池がなくなるようなら、電池交換が大変なので、せっかくの見栄え重視路線も台無しです(苦笑)。

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