Ori Inbar氏の呼びかけで、Appleへ公開書簡「Open Letter to Apple: Let us Augment Reality with the iPhone!」が送られました。頓智・他AR関係者10余名の共同署名。iPhone用のARアプリケーションのためにカメラAPI(特にライブ・ビデオ・ストリーム関連)を公開して欲しい!というのが趣旨ですね。
よく知られているように、iPhone SDKではiPhone OSのすべての機能が使えるわけではありません。おもだったところだけでも、バックグラウンド動作、スプリングボード(ホーム画面)、携帯電話機能、グローバルなファイル操作などはAPIが公開されていません。VoiceOver(スピーチ合成)やVoice Control(スピーチ認識)もダメですね。
Appleの言い分としては、セキュリティや安定動作を保障するために公開APIの範囲でアプリケーションを作ってね、ってことでしょうけど、それでは納得できない人たちも沢山(?)いるわけです。私もリジェクトされたアプリケーションを何個も作ってますから(笑)。
考えてみれば、初代iPhone発売当初はネイティブ・アプリケーションの開発自体がNOだったところを、幾多の要望が寄せられた結果としてiPhone SDKとApp Storeが提供されました。だから、今回の動きも無駄には終わらないと期待したいところです。それに、このような拮抗関係こそが、発展の原動力になると思いますよ。
snappyのOS3.0、または3GSへの対応は難しいのでしょうか?
対応版を心待ちにしているのですが……
ありがとうございます。OS3.0も3GSも対応自体はできているのですが、承認がいつになることやら….
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