ゴー・ウェスト

今回の震災で被害を受けられた方や停電等で生活や業務が困難な方への支援のひとつとして、モバイル関係のソフトウェア開発者にインキュベート・ルームを6ヵ月間無償で提供する震災支援事業が始まっています。入居保証金も半額の5万円で、共益費等は必要とのことです。個人でも小グループでもOKで、入居審査は最速みたい。

earthquake-incuvationroom

相談や申し込みは岐阜県情報産業課(TEL.058-272-8378)にしていただくとして、ここでは周辺の情報を少々。

このインキュベート・ルームは一室22㎡で、高速光回線や空調が完備していて24時間365日無休で使えます。ただ壁はちょっと薄めなので、スピーカを使っての音楽制作などには向かないですね。大声や大音量でなければ大丈夫かな。

インキュベート・ルームがある建物はドリームコアと呼ばれていて、大江匡氏の設計による、開放感のある素晴らしい外観と空間ですよ。ここは本当に気持ちがいい。iPhone塾やモバイルカフェも同じ建物にあるドリームコア・コレクティブで行なっています。

www.japan-architect.co.jpより)

宿泊はお隣の建物にあるソピア・キャビンなら、シャワー・トレイ共用タイプの個室で一泊1,500円でOK。バス・トレイ付きの部屋でも4,000円だったり、雑魚寝?タイプの和室もありますね。この宿泊施設は、何と言うか、2001年宇宙の旅のヒルトン・ホテルを思い起こすようなレトロ・フューチャー感があります。結構ヘンで面白いかも。

sopia-cabin

あと周辺はソフトピア・ジャパン地区でIT関連企業のモダン・キッチュな建物が一杯。でも、ちょっと歩くと田園地帯が広がっていてギャップが楽しめます。地方小都市と言うか田舎であることは間違いなく、衣食水準や文化環境は期待しないほうがいいです。このあたりが充実すると本当にいいのですけどねぇ。

ただ、人気映画のロードショーでも確実に座って観れるなど余裕はたっぷり。空気はキレイだし水は美味しい。自噴水が各所にあるくらい地下水脈が豊かで、ペットボトルの水なんて馬鹿馬鹿しくて飲めないくらい。

ところで、エントリー・タイトルのゴー・ウェストはVillage PeopleやPet Shop Boysの同名の曲から。あまりにも脳天気な歌詞なので掲載は控えますが、ま、そーゆーことです。大きめの企業でも自律分散協調型のワークスタイルにいいんじゃないかな。

思い起こせば、セカイカメラの初期バージョンも東京とココとで作ってました。FingerPianoやREKの和田さんもココと東京を往復しているし、Jailbreak界の貴公子もいますよ。IAMASにも遊びに来てくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA