Before and After Sekai Camera

「Before and After〜」と書くとEnoっぽく思索的な感じがしますが、「〜の前と後」ならウサン臭い感じがするのはどうしてなんでしょうね。「〜使用前・使用後」となると最早どうしようもない感じ。それはともあれ、同志社女子大学の拡張現実キャンパスはセカイカメラ・ワークショップで劇的な変化を遂げちゃいました。

まず、4月末に下見&打ち合わせに訪れた時は、こんな感じ。遠くにランドマーク・タグが僅かにあるだけで、爽快なまでの虚無空間。聞くところによると、SB(に限らず)の電波が校舎内に入りにくいらしく、iPhoneの利用者も少ないとか。

doujo_before_sekai_camera

そして昨日のワークショップでは、朝から夕方までという短い時間ながら、十数人の参加者によって、あれよあれよと言う間に空間がエアタグで埋め尽くされて行きました。iPhoneもセカイカメラも実際に使うのは初めてという人が多かったものの、企画から制作、そして発表まできっちりこなす乙女パワーが強力でした。

doujo_after_sekai_camera

このワークショップは「空間アルゴリズム」というタイトルで、これまでにも4月に大垣で、5月に富山で実施。そして今回6月の京都を経て、来月7月は名古屋で行なうことになっています。8月9月は未定で(毎月行なう方針じゃないですけど〜笑)、10月は韓国ソウルの予定。乞うご期待。

ちなみに、ワークショップの課題は「セカイカメラによってアルゴリズムに従って空間に魅力を与える」といったところで、かなり抽象度が高いのですが、それでも多彩な成果が生まれてくるのにビックリ。初心者であっても熱心に取り組む様子を見ていると、セカイカメラのツールとしての魅力や使い易さが功を奏しているみたい(自画自賛でスミマセン〜)。情報ツールとしてだけでなく、創作ツール、教育ツールとしての可能性も大きいので、他の取り組みも現れてくるとイイな〜と思う今日この頃です。

doujo_drink_me

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