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Dockコネクタ接続時のデバッグ

VGAアダプタなどDockコネクタを使用するアプリケーションを開発する場合は、そのデバッグがとっても面倒です。何故って、XcodeのデバッガはDockコネクタに接続するUSBケーブル経由で情報を遣り取りするから。つまり、Dockコネクタは別のデバイスに使われているので、デバッガが使えなくなるわけです(涙)。

そこで便利なのが、Kensingtonの4-in-1 Car Charger for iPodってアダプタ。本来は自動車のシガーソケットから電源を取るためにUSBケーブルが備わっていると同時に、別のDockデバイスを使うためにメスのDockコネクタが備わっているという逸品。

kensington-k33368

この手のアダプタは一部手抜きだったりしますが、この製品は全ピン配線されているらしく、VGAアダプタを繋いで外部ディスプレイに映像出力しながら、デバッガを動かすことができました。これでビルド&実行のたびにケーブルを替えたり、実行中にデバッグ作業ができない苦痛から解放されます。

kensington-adapter-for-debug

VGAアダプタ以外にも、Dockアダプタを使用する外部アクセサリー用のアプリケーション開発にも使えるハズね。対応製品としてはiPodやiPod nanoしか記載されていないものの、iPadでもiPhone 4でもバッチリでした。

ただし、これは古い製品らしく、今では入手困難みたい。もしどこかで見つけたら即ゲットですよ。いずれ、Xcodeもワイヤレス・デバッグに対応すると思いますが、それまではこのアダプタが欠かせません。

10/23はソウルで講演

VSMM2010の最終日にあたる10/23には「The Reality Between Us – The First Step Towards One Billion of Sounds and Lights」と題して講演を行います。サブ・タイトルから想像されるかもしれませんが、先月展示していたOkeanos Buoysを中心に、集合的な表現の可能性としてのモバイル・アートについて考えてみようと思っています。

vsmm2010

Lecture “The Reality Between Us
Date: October 23rd, 2010
Time: 10:20 – 11:00
Place: COEX, Seoul, Korea

ところで、今回のVSMM2010はジェフリー・ショウさん、広瀬通孝さん、歴本純一さんなど、アート界、VR界、AR界のビッグ・タレント(才能)が大集結なんですよね。なんだかプレッシャーな感じ(笑)。

10/20はソウルでワークショップ

10/20は韓国ソウルで開催される国際学術会議VSMM2010(Virtual System and Multimedia 2010)でMobilizingによるワークショップを行います。近くにお住まいの方、会議に参加される方は、ぜひ遊びに来てくださいね。

このMobilizingはiOS用の新しいプログラミング言語(?)でアーティスト向きに可能な限り簡単に開発ができることが目指されています。逆に言うと、機能的には絞り込まれていて何でもできるわけではありませんけどね。まだまだ発展途上ですが、近い将来にオープンソース・フリーウェアとして公開が予定されています。

mobilizing

Mobilizing Hands-On Workshop
Date: October 20th, 2010
Time: 9:10 – 12:00
Place: COEX, Seoul, Korea

ちなみに、MobilizingはパリのFdMで開発が始まり、最近では日本からも参加しています。昨年4月に日仏アート・アライアンスを作ろうと話していたのが、こんな形で動き始めている次第です。

また、FdMのボスであるジャン=ルイ・ボワシエさんの公開講座が10/23にあります。私は渡航中で参加できないのですが、興味のある方は参加されてはどうでしょうか?

ジャン=ルイ・ボワシエ公開講座「モバイルスクリーン」
日時:2010年10月23日(土)13:10〜
会場:名古屋芸術大学 西キャンパスB棟2F大講義室

【追記】諸事情によりボワシエ氏の来日が中止になり、代わりに同氏の映像資料の上映や研究者による解説が行なわれるそうです。

オケアノスにブイは放たれたか?

展覧会INDAF2010での「Okeanos Buoys」の展示もあと1日で終わり。会場ではお子様攻撃で展示物(iPhone)が落下したとか、会期後半になって「Okeanos」アプリケーションがApp Storeで公開になったとか、必ずしも完璧ではなかったですが、個人的には意義深い展示になりました。なんとなくの雰囲気はムービーで伝わるかな?

この作品の意図の一部はWebマガジンAMeeTに掲載された「オケアノスにブイを放って」なるコラムに書きました。私の場合、作品そのものと同時に作品のプラットフォームを作っているようなところがあるので、そのプラットフォーム上に更なる展開をしたいと思ってます。いつかまた展示の機会があるといいですね。

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9/2はインチョンで演奏

INDAF2010のオープニングでは9/2に演奏も行ないます。これは展示作品である「Okeanos Buoys」のシステムとデバイスをそのまま使います。つまり、ラインなしマイクのみのアコーステッィク演奏(?)というわけです。

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INDAF2010 Opening Concert
September 2nd 19:00 – 21:00
abcd_light by Purform
Cluster by Kurt Hentschlager
Okeanos Play by Masayuki Akamatsu
DUSt by Herman Kolgen
Soil by Ulf Langheinrich

9/1〜9/30はインチョンで展覧会

9/1から韓国はインチョン(仁川)で開催されるINDAF2010 (Incheon International Digital Art Festival 2010)にて、新作「Okeanos Buoys」を展示します。会場はインチョン国際空港から車で10分くらいのところにあるTomorrow Cityです。9/30まで開催されていますので、韓国にいらっしゃる機会があれば、ぜひご覧になってください。

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INDAF2010 (Incheon International Digital Art Festival 2010)
Date: September 1st – 30th
Venue: Tomorrow city
93 Songdo-dong, Yeonsu-gu, Incheon, South Korea
Theme: Mobile vision: Unbounded Aesthetics

iBookstoreから「aのかたち」リリース

iBookstoreから電子書籍「aのかたち」がワールド・リリースされました。ワールドと言っても鎖国中の日本を除く(笑)ですけどね。ただ、USなどのiTunes Storeアカウントなら、日本でも購入できますよ。USでの価格は$2.99、日本なら300円くらいの想定です。iPadまたはiPhoneのiTunes StoreのアカウントをUSに切り替えて、iBookstoreで「akamatsu」を検索すると見つかると思います。

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この書籍は、かつてMac Fan誌での同名の連載記事をまとめたもので、Apple社の製品を中心に人とコンピュータを巡る考察を綴っています。少し以前には小冊子形式のIAMAS叢書としても刊行されているので、雑誌連載、紙書籍、電子書籍、と典型的なマルチユース(使い回し)ですね。しかし、ワンソースであるが故に、メディアの特性が浮き彫りになると思います。

a_no_katachi_contents_m

ちなみに、iTunes StoreのUSアカウントを作る方法はこんな感じ。

・iTunesを開く。
・iTunes Storeからサインオフする。
・右下の国旗アイコンをクリックし、United Statesを選ぶ。
・無料のAppをダウンロードする。
・「新規アカウントの作成」を選ぶ。
・滞在するホテルなどUSでの住所でアカウントを作成する。
(USのクレジットカードを持っていない場合は指定しない)

itunes_store_account

これで取り敢えず無料のアイテムが購入できるアカウントができました。さらに有料のアイテムを購入するには、USのiTunesギフトカードを購入してアカウントにチャージするのが簡単かな。

と言う訳で、まだ数少ないであろう日本語のiBooks「aのかたち」のご支援をよろしくお願いします!

【追記】いつの間にやらiBookstoreから「aのかたち」が消えていました。アレレ?と思いきや、規約が改訂されていてサポートされない言語として「日本語」が明記されていました。と言う訳で当初は日本語の書籍をiBookstoreから出版できたのですが、その後不可になってしまったようです。一日も早い日本語サポートを願わざるを得ません。合掌。

外部ディスプレイへの出力

iPadやiPhone 4はVGAアダプタを使って外部のディスプレイに映像を出力できます。OSレベルでミラーリング出力できるとイイのですが、そんなものはないので、自分でコードを書かなければなりません。でも、これが意外と簡単でした。

要は外部ディスプレイのスクリーンの解像度を設定して、新しいウィンドウを開いて、スクリーンに結びつけるだけ。後は通常のビュー処理です。従来はスクリーンがひとつだけだったので意識することはなかったのですが、ちゃんとUIScreenクラス自体はiPhone OS 2.0から存在してますね。コードの流れとしては、こんな感じ。

  • 接続されているスクリーンがメイン・スクリーンでなければ…
  • そのスクリーンの対応解像度を求め、条件に合えば解像度を設定する。
  • 新しいウィンドウを開き、各種設定をしてビューを載せる。
  • そのウィンドウを表示するスクリーンを設定し、ウィンドウを表示する。

iPadではアプリケーション起動時にこんなコードを走らせればOKでしたが、iPhone 4ではダメでした。おそらく外部ディスプレイを認識するまでに時間がかかるんでしょうね。そんなわけで、ちゃんとノーティフィケーションを登録しておく必要もあります。保証もサポートもできませんが、iPhone 4用のサンプルコードを載せておきますね。

外部ディスプレイ出力サンプルコード:RidTest.zip
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
RidTest by Masayuki Akamatsu is licensed under a Creative Commons Attribution 3.0 Unported License.

ridtest

ちなみに、このコードは某ディスプレイ装置の実験用で、そのディスプレイは解像度800×600ピクセルのみの対応となっています。iPhoneシミュレータでは800×600が選択できないので、1024×768のスクリーンに対してビューだけを800×600で表示しています。

7/24〜25は名古屋でワークショップ

大垣、富山、京都に続いて名古屋でもセカイカメラを用いたワークショップ「空間アルゴリズム」を行なうことになりました。ワークショップ自体は7/24と7/25の2日間に名古屋芸術大学の学生が対象のようですが(他の人も潜り込める?)、7/25の夜にはApple Store 名古屋栄で成果発表がありますので、ご都合がつきましたら、ぜひお越し下さい。

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セカイカメラ・ワークショップ
「空間アルゴリズム@名古屋栄」

ワークショップ
日時:2010年7月24日(土)~7月25日(日)
会場:国際デザインセンター 【地図】

プレゼンテーション
日時:2010年7月25日(日)
会場:Apple Store 名古屋 栄 【地図】

7/9は東京でレクチャー

7/9は東京でAR系のレクチャーをします。日立ITユーザ会主催の第35回科学技術分科会オープンセミナだそうで、なんだかお堅い雰囲気が漂っていますが、内容的にはARと社会や生活など柔らかめの企画のようです。参加費も無料とのことなので、ご都合がつきましたら、ぜひお越し下さいませ。(以下の写真は内容と関係ありません。キブン、です〜)

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第35回科学技術分科会オープンセミナ
~AR (Augmented Reality:拡張現実、強化現実)~

日時:2010年7月9日(金)14:00〜17:15
場所:TKP大手町カンファレンスセンタ 18F EAST6 【地図】