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iPhone用のタップペン

人の指以外はダメなハズのiPhoneに、特殊素材(?)を使ってタップするスタイラスが何種類か発売されています。私は、国内製品でDIATEC/FLICOのタップペン、FITPB2を試しに買ってみました。

このタップペンの長さは、iPhoneの縦幅よりも僅かに短い程度のコンパクトさで、頼りなくはない程度の軽さがグッド。でも、Palmなどのように、チョンと押すだけで操作はできないですね。先頭部の柔らなゴムっぽい部分を少し押し込む感じで、ちょいと力が要ります。慣れれば、iPhoneが反応する僅かな力加減が体得できそうです。

ともあれ、モーターやソレノイドに取り付けて、iPhoneを自動操作しようと思っていた密かな目論みはハズレてしまいました。まともに使おうと思っていた訳じゃないし、明らかにメーカーの想定外ですけどね。2本あればピンチができるのか?とか、他の製品はどうなのだ?とかも気になります。

CyberduckでiPhoneのファイル操作

iPhoneにファイルをアップロードやダウンロードする時に、USB接続だけで済むiFuntasticを使っていたんだけど、バージョン5以降のiFuntasticは有償版でないとイマイチ使い勝手が悪い。そこで、最近はSSHでのファイル転送をおススメしています。私のお気に入りはアイコンも可愛いCyberduckクンで、こんな感じで使います。

iPhoneでの設定

  • iPhoneにInstaller.appでBSD SubsystemとOpenSSHをインストールする。
  • iPhoneをWi-Fiでインターネットに接続し、IPアドレスを控えておく。

Cyberduckでの操作

  • 新しいブックマークを作成し、プロトコルを「SFTP(SSHによる暗号化FTP)」に、サーバにiPhoneのIPアドレスを、ポートは22を、ユーザ名に「root」を設定する。
  • 作成したブックマークをダブルクリックし、iPhoneに接続する。
  •  不明なホスト鍵への接続を尋ねられると、「常に」を選ぶ。
  • パスワードを尋ねられると、「alpine」と入力する(Firmware 1.1.xの場合)。

以上の手順で、CyberduckのウィンドウにiPhoneのディスク内容がリスト表示されます。後はFinderとの間でドラッグ&ドロップして、ファイルのアップロード&ダウンロードができます。フォルダの移動は、階層化リストとポップアップ・メニューで簡単カンタン。

勝手アプリをインストールする場合は、iPhoneの/ApplicationsにアップロードすればOK。ただし、スプリングボードをリスタートしなければ、ホーム・スクリーンに表示されないので、Respring.app(これはInstaller.appからインストール可能)などを使ってください。

なお、Cyberduckでは、ファイル名の変更やアクセス権の設定もできるし、アプリケーションなどのパッケージを開いて、その中身も変更できますよん。

iPhoneアプリケーション開発講座がスタート

今日からIAMASでiPhoneアプリケーション開発講座が始まりました。ってか始めました。世界初じゃないとしても、日本ではまだ珍しいんじゃないかな? Maxなら、この本読んでおいてね〜で済んじゃうんですが、さすがにObjective-C/Cocoa Touchはそうは行かないので、簡単なナビゲーションをしている次第。

初回となる今回は開発環境の概要説明から始めて、サンプル・コードのビルド、実行、デバッグなどの開発手順を一通り追いかけるスタイルで進行。以下に資料をリンクしておきますが、これまでの情報を軽くまとめたものです。目新しい情報やクリティカルな情報はありません(それは口頭で〜笑)ので、このサイトをご覧の方には新鮮味がないと思います。


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ちなみに、プログラミング経験がない新入生が目を白黒させる一方で、百戦錬磨のベテラン教員&学生が濃い目の議論を交わす対比が可笑しい。シミュレータと実機との違いを実感しつつ(手順はほとんど一緒だけど、体験はかなり異なる)、NeXTSTEP昔話やObjective-Cランタイム特性などへも話が展開しました。

【追記】参加者全員がiPhone Developer(無償分)に登録することで、NDA問題を回避できると思うけど、そこで話された内容は外へ出せないですよね。よって、2回目以降の資料やレポートは、このサイトに掲載しない予定です。

iPhone SDKはBeta 4へ

どうやら2週間ごとの恒例行事になりそうですが、iPhone SDKがBeta 4(Build 5A258f)にバージョン・アップされました。APIの変更点(要ログイン)とリリース・ノート(要ログイン)を眺めると、今回も派手に変更されているような気がしますね。これは安定化への前触れなのか、さらなる大変革への予兆なのか、ジェットコースター気分が続きます。

 小耳に挟んだ話では、ようやくSimulatorでもOpenGL ESが動くとか。それから、デーモン的なアプリケーションがサポートされるって話もありますが、どのことかな?

Max 5でも忙しいのに、またまたiPhoneが忙しくなって、嬉しいやら苦しいやら、複雑な気分。

PwnageToolがバージョン・アップ

お待ちかね、PwnageToolが1.1にバージョン・アップし、Firmware build 5A240dに対応しました。他にもパッケージを追加したり、グラフィックスを入れ替えたり、といったことが可能になるみたいです。これで、US$99を払いたくても払わせてもらえない人たちも、iPhone SDKのBeta 3での実機デバックができますね。

PwnageToolのアプリケーション・パッケージを開けば分かりますが、Firmwareのバージョンごとにパッチ情報が定義されています。なので、Firmwareが新しくなる度に、PwnageToolのバージョン・アップを待つことになるのは、これまでのツールと同じようです。何事も、万能は有り得ないってことでしょうか。

ただ、iPhone自体もそうだけど、AppleはSDKについても「裏口の鍵はユルめに」路線のような気がするな。もちろん、iPhone Devチームらの多大な努力あってのことだけどね。

さてさて、トムとジェリー、チーズを仕掛けたのはどっち?

【追記】PwnageTool 1.0で5A225cをインストール済みのiPhoneを、次の手順で5A240dにアップデートできたそうです。

(1) PwnageTool 1.1を起動し、Browse .ipswでFirmware 5A240dを選択。

(2) IPSW Builderでカスタム・ファームウェアを作成。

(3) iPhoneをリカバリー・モードにする。

(4) iTunesを起動し、カスタム・ファームウェアを選択して、復元を実行。

iPhone SDKはBeta 3へ

本日(昨日?)iPhone SDKがBeta 3にバージョン・アップされました。Beta 2からBeta 3へのAPI変更点はココ(要ログイン)。iPhone OS 2.0のビルド番号は5A225cから5A240dに変わりました。

最初から完成度が高い方が有り難いけど、小刻みなバージョン・アップも健気な感じがして、好印象かもですね。AppleのSDKチームは夜も寝ていないんだろうな。

picocalc.app登場

久々のiPhone用勝手アプリpicocalc.appを公開しました。picomemo.appと同じく、ホーム・スクリーンに極小メモを表示しますが、こちらは数値のみで設定、加算、減算が簡単にできるようになっています。お小遣いメモとかカロリー計算メモとかに使ってください。

しばらく前から非公式SDKでの制作はしていないのですが、今回はちょいとワケありで、toolchainを使いました。同じXcode 3.1を使いながらも、toolchainと公式SDKとはケンカすることなく共存できるみたいですね。

将来、隠された機能を使うためにハイブリッドSDKを使うかもしれませんが、当面は公式SDKオンリーで行きます。3月初頭はイマイチだった公式SDKも、その後(不完全ながら)Interface Builderが対応し、Firmware 2.0 Betaでリモート・デバッグが可能になったので、かなり楽園気分です。と、US特派員は申しています(笑)。

PwnageToolは2.0対応

4/1を過ぎてからのほうが、エプリル・フールっぽい毎日です。PwnageToolがFirmware 2.0 (Beta)に対応していることは、デモ・ムービーなどで知られていましたが、以下の手順らしいです。

(1) 純正Firmware 1.1.4にリストアする。

(2) PwnageToolでFirmware 1.1.4を選んでiPwnerし、改変Firmwareを作成する。

(3) 改変Firmware 1.1.4にリストアする。

(4) PwnageToolでFirmware 2.0を選んで、改変Firmwareを作成する(iPwnerは不要らしい)。

(5) 改変Firmware 2.0にリストアする。

ご丁寧にも、2.0から1.1.4に戻す方法も明らかになっています。

(1) 純正Firmware 1.1.4にリストアする(が、エラーで終了する)。

(2) iNdependenceなどを使って、リカバリー・モードから抜ける。

(3) iLibertyXを使って、アクティベイト&脱獄する。

(4) Install.appを使って、iClarifiedカテゴリーのBaseband Eraserをインストールする。

(5) 再度、純正Firmware 1.1.4にリストアする。

(6) 任意のツールを使って、アクティベイト&脱獄する。

何か理由があるんでしょうけど、どちらも1.1.4に2回リストアしているのが、不思議ですね。

一方、US特派員は、何も考えずに、そのままFirmware 2.0を使ってPwnできたと言っていました。戻す時も、iTunesで改変Firmware 1.1.4にリストアしただけだそうです。それから、2.0は最初から国際化対応らしくって、Settingsで設定するだけで日本語iPhoneになったとか。

ところで、ホーム・スクリーンにiTunesやApp Storeがないんですが、これらの画像って本物かな? US特派員(か誰か)がPhotoshopで作ったエプリル・フール向けのネタが、今頃流れ着いたのかもしれません。

【追記】1.1.4の時点で、BSD SubsystemやOpenSSHなどをインストールしておくと吉とか。現在2.0ではInstaller.appが現れないので、iPhone内部へのアクセス手段を確保しておくためです。

iPhoneの日本語化

時々尋ねられるので、まとめておくね。すべて脱獄後のiPhoneでの作業です。

(1) Installer.appを起動する。

(2) SourceページのEditボタンを押し、さらにAddボタンを押して、URLにhttp://repo.aakqtr.comと入力してOKボタンを押す。

(3) InstallページのBiOsS Modzカテゴリーから、*1.1.3* International Supportまたは*1.1.4* International Supportを選び、Installボタンを押す。

(4) ホーム・スクリーンに戻り、Settingsを開く。

(5) GeneralのInternationalを選び、Language、Keyboards、Region Formatを日本語に設定する。

オススメは、LanguageをEnglishのままにしておいて、KeyboardsでEnglishとJapaneseをONに、Region FormatもJapaneseに、かな。Languageも日本語にすると、システム周りが日本語表記になるので不思議楽しい。ただ、Webなどでの英語情報との整合性が悪くなるので、個人的にはイマイチなのです。

Firmware 1.1.1での日本語入力はこちら。1.1.2はパスしたので、よく分かりません。

PwnageToolは楽園の泉

下手な冗談はなかったことにして、お待ちかねのPwnageToolがリリースされました。iPhone DevTeamのサイトのトップ・ページ、スティーブ君の下にあるリンクからダウンロードできます。これは、iPhoneのリストア・ファイルそのものにパッチを当てた上で、iPhoneにインストールしちゃうんですね。史上最強、難攻不落との前評判です。チャンレンジャーな人は試してみてください。

使い方は簡単っぽいんだけど、当然のことながら自己責任でどうぞ。ここに書いていることも間違っているかもしれないしね。

まずは、次の手順でPwn化する。

(1) iPhoneをUSBケーブルでMacに接続し、iTunesは終了させて、PwnageToolを起動する。

(2) Browse .ipswボタンをクリックし、使用したいバージョン(たぶん)の.ipswファイルを選択する。(通常は、~/iTunes/iPhone Software Updatesにある。)

(3) iPwnerボタンをクリックする。手動でリカバリー・モードにする必要がある他は、後は作業完了(パイナップルの表示)まで待てば良い。作業時間は23分程度。これでPwn化されたiPhoneの出来上がり。

さらに、iTunes用の偽装ファイルを作成して、復元(リストア)しちゃう。

(4) IPSW Builderボタンをクリックし、必要な項目をチェックしてOKボタンをクリックし、新たに作成される.ispwファイルを保存場所を指定する。12分で作業は終了する。

(5) PwnageToolを終了し、iPhoneをリカバリー・モード(スティーブ君の表示)にして、iTunesを起動する。

(6) iTunesでoptionキーを押しながら、復元ボタンをクリックし、作成した.ispwファイルを選択する。後は通常通り数分間かけて、iTunesクンが健気に作業をしてくれる。

あと、Wi-Fi問題が生じた時に、それを修正するswifiってツールもリリースされていますね。これは、そのうちPwnageTool本体に統合されるそうです。

【追記】初出時より少々説明を変えました。