Event」カテゴリーアーカイブ

雰囲気メガネのクラウド・ファンディング第2弾

アンビエントな情報デバイスである雰囲気メガネは、昨年夏のクラウド・ファンディングでは目標額の200%以上の支援をいただいてファンディングが成立、幾多の困難を乗り越えて本年1月に実際の製品として支援者の皆さまにお届けすることができました。その後は、SDK(ソフトウェア開発キット)の公開とともにサード・パーティのアプリがリリースされ、日常生活はもちろんのことイベントなどでの活用も見かけるようになってきましたね。

一方、雰囲気メガネ・チームは北米およびヨーロッパでの無線機器の認証を取得し、海外展開への準備を進めてきました。そして前回と同じくMakuakeにてクラウド・ファンディング第2弾を開始、多くの方からの支援を募集しています。英語サイトでは海外からの支援を申し込めますので、欧米にお住いの知人にもお知らせいただけると有難いです。もちろん、国内からも支援していただけますし、今後予定されている一般販売価格より安価に入手できるチャンスですね。是非よろしくお願いします。

makuake_jp

スマートに情報を伝えるメガネ型端末「雰囲気メガネ」海外展開記念プロジェクト 【英語サイト】
募集期間:2015年9月7日11:00〜2015年10月6日18:00
目標金額:3,330,000円
支援内容:24,000円(雰囲気メガネ1本)
     48,000円(雰囲気メガネ2本)
     96,000円(雰囲気メガネ4本)
     192,000円(雰囲気メガネ8本)
     384,000円(雰囲気メガネ16本)

7月25日より大垣で展示

毎年何故か灼熱の頃に開催されるIAMASのオープンハウス、今年は有志企画としてiPod touchを80台使用する「窓辺のカフカちゃんズ」を展示します。これは最近取り組んでいるMonacaで開発しており、ネットワーク化された自律分散協調型表現を試みるショーケースとして企画しました。Snowflakesのリブート版やIAMASokuhoのモバイル版などいくつかの作品から構成されています。わずか2日間の展示ですが、是非ご高覧ください。もちろん、オープンハウスでは他にも多くの展示やイベントがありますので、お楽しみいただければ幸いです。よろしくお願いします〜!

Kafka-chanz-wide-s

IAMASオープンハウス2015
有志企画展示「窓辺のカフカちゃんズ」
会期:2015年7月25日(土)〜7月26日(日) 10:00〜17:00
会場:IAMAS ワークショップ24 5F 特設会場 【アクセス】
入場:無料

7月28日より四日市で展示

今春、名古屋で開催され好評を博した展覧会「ARアートミュージアム」が四日市で開催されます。これはAR技術を応用して絵画や写真を拡張・変容させるARARTシリーズの展覧会で、モナリザなどの名画や寓話の登場人物が動き出し、花の蕾がみるみるうちに大輪の花を咲かせます。また、原生林に現れる不思議な生き物を探したり、世界中の街角を訪れたり、過去から未来へと続く歴史を辿ります。これらがモバイル・デバイスをかざすだけで鮮やかに立ち現れる不思議な体験をお楽しみください。

ARArtMuseum-Yokkaichi

展覧会「ARアートミュージアム」四日市展
 会期:2015年7月28日(火)〜8月19日(水)
    10:00〜18:30 時間入れ替え制、毎時30分より1時間
 会場:近鉄アートホール(近鉄四日市、11階)
入場料:一般・大学生 800円、中学生・高校生 500円 小学生 300円
 制作:赤松正行+ARARTプロジェクト
 企画:東海テレビ放送

7月9日は名古屋でワークショップ

先のエントリーで紹介したMonacaに引き続き取り組んでいます。Monaca自体はイイ感じなのですが、実際の処理エンジンであるWebKitの制約に苦労することが多いですね。そんなノウハウを含めて、Manacaを使ったワークショップを行います。本来はSuperColliderの勉強会にお邪魔しての特別編で、映像と音響の生成はp5.js、ネットワークの処理はsocket.ioを用います。プログラミング技術はそこそこに、アイディアを重視して実践的に楽しんでいただけるよう構想中。会場に数十台のデバイスを持ち込みますので、通常では有り得ない体験となると思います。ご興味がありましたら、ぜひお越しください。よろしくお願いします。

ワークショップ「Monacaでつくるモバイル・アンサンブル」【申し込み】
 日時:2015年7月9日(木)19:00〜21:00
 会場:Cafeパルル 名古屋市中区新栄2-2-19(地下鉄東山線 新栄町駅より徒歩5分)【地図】
参加費:1,500円(1ドリンク付き)/SCNメンバーは600円(要ドリンク・オーダー300円〜)
持参品:ChromeをインストールしたMacまたはPC
 参考:Monaca p5.js socket.io

2月19日より大垣で展示

2月19日よりIAMASのいわゆる卒展でアート・オブ・ライフなるプロジェクトの展示を行います。ノーマルおよびカスタム・バージョンの雰囲気メガネも体験していただけますし、関連する研究成果の展示も行います。

ArtOfLife-IAMAS2015

IAMAS 2015
情報科学芸術大学院大学 第13期生修了研究発表会・プロジェクト研究発表会

日時:2015年2月19日(木)〜2月22日(日) 10:00〜18:00 (初日のみ13:00から)
会場 :ソフトピアジャパン・センタービル 3Fソフィア・ホール他
料金 :無料

また、同じ建物の1FロビーではARARTの展示も始ります。こちらはお馴染み?の名画シリーズに新作としてゴヤの「着衣のマハ」が加わりました。こちらも是非ご覧になってください。

ARART-Softopia

ARART〜拡張現実・変容現実による芸術表現
会期:2015年2月19日(木)〜3月21日(土)
会場 :ソフトピアジャパン・センタービル 1Fロビー
料金 :無料

雰囲気メガネの出荷予定

雰囲気メガネは2015年1月15日より出荷を開始し、1月中には支援者様全員への出荷を完了する予定となりました。当初は2014年12月中旬に配送予定としていましたので、1ヵ月ほど遅れることになります。お待ちいただいている皆さまには大変申し訳なく、お詫び申し上げます。

FUNIKI-1

少し事情を書かせていただくと、まず、眼鏡のフレームの調整に時間がかかりました。国内外でデモをしていたプロトタイプ(試作品)は3Dプリンタの出力ですが、製品は金型による射出成形になります。この金型の調整は切削や研削と放電加工を繰り返して行い、僅かに変更するだけでも何日もかかります。快適な使用感が得られるように、何度か微調整を行うことが必要でした。

また、ハードウェアとソフトウェアに関しては一般的な状況で問題なく使用できる状態になり、これまでのプロトタイプに比べて、安定性も利便性も向上しています。ただ、特殊な状況では各種の通知(ANCS)やペアリング(ボンディング)が失われることがあり、原因が解明できずにいました。

この問題はハードウェアの根幹部分での対処が必要であり、チップ・メーカーと連絡を取りながら検証を進めていたところ、最近になって改善の目処が見えてきました。これを反映するとなると全体の行程が遅れますが、特殊とは言え存在する問題に取り組むために時間をかけるのが望ましいと判断しました。

そこで、一旦は決定していた生産ラインを組み直し、スケジュールを再調整しました。少しの変更が全体へと大きく波及します。当然のことながら、この時期はクリスマスや年末年始の休暇があるために、何日もの停滞が生じます。一日でも日程を短縮できるように関係者の協力をいただきながら、ようやく最終的な出荷予定を確定できた次第です。

以上の事情により、出荷が遅れることを重ねてお詫びします。ご理解いただき、これまで通りご支援いただければ幸いです。なお、これまでもこれからも、開発スタッフが最大限の情熱を傾けて奮闘していることを最後に申し添えさせてください。1月には最高の雰囲気メガネをお届けできると思います。どうぞ、よろしくお願いします。

FUNIKI-2

10月25日より東京で展示

現実を拡張し現実を変容させるARARTプロジェクトが、写真、CG、動画の制作やストックフォト販売などを手掛けるamana(株式会社アマナ)と共同制作しARART作品を東京で展示します。これは9月にロンドンのTENT LONDONで好評を博した新作5点を、よりブラシュアップしてTOKYO DESIGNERS WEEKに出展するものです。お近くにお越しの際は是非ご覧ください。

amana-x-ARART-TENT

TOKYO DESIGNERS WEEK 2014 / amana x ARART

会期:2014年10月25日〜11月3日 
会場:明治神宮外苑絵画館前
   クリエイティブライフ展 CL114
   要入場料

10月10日より秋田で展示

現実を拡張し現実を変容させるARARTプロジェクトが、秋田で開催される文化庁メディア芸術祭秋田展で展示を行います。今回は秋田蘭画の代表作である小田野直武「東叡山不忍池図」(1770年代)を元にしたAR絵画の新作をCG・アニメーション作家の小田英之+氏と共同制作します。秋田蘭画は江戸時代に西洋画の技法を取り入れて描かれた日本画であり、現実と幻想を行き交うARARTプロジェクトに相応しい題材と言えそうです。展覧会後半には「ウロボロスのトーチ」が加わり、ARARTを用いたワークショップも予定されています。機会がありましたら、ご高覧いただけますようご案内申し上げます。

Shinobazuike

文化庁メディア芸術祭秋田展 仙北市会場
赤松正行+ARART Project+小田英之+「東叡山不忍池幻視之図」
会期:2014年10月10日〜10月20日
会場:なかの太田家の蔵

文化庁メディア芸術祭秋田展 秋田市会場
赤松正行+ARART Project+小田英之+「東叡山不忍池幻視之図」
赤松正行+ARART Project「ウロボロスのトーチ」

会期:2014年10月25日〜11月3日
会場:アトリオン美術展示ホール

10月2日よりトルボヴリェで展示

現実を拡張し現実を変容させるARARTプロジェクトが、スロベニアのトルボヴリェで開催されるSPECULUM ARTIUMなるフェスティバルで展示を行います。今回はお馴染み(?)の「ARART名画シリーズ」、「ウロボロスのトーチ」、「スマイル・ワールド」、「ARの国のアリス」の4作品に、スロベニアの古典絵画を素材とした新作が加わり、学生向けのワークショップも行うことになっています。お近くにお越しの際は(ってあまりないか)是非お立ち寄りください。

ARART_m

展覧会「ARART in Slovenia
会期:2014年10月2日〜10月4日
会場:Nova Galerija DDT

10月1日より帯広で展示

現実を拡張し現実を変容させるARARTプロジェクトが北海道清水市および帯広市で開催されるメディア芸術祭十勝帯広展に「ウロボロスのトーチ」と「ARの国のアリス」を出展します。両作品が展示される十勝千年の森は現代アート作品が点在する広大な庭園なので、メディア芸術はもちろん、一日のんびり過ごせるのではないかと思います。機会がありましたら、是非お出掛けください。

mediaarts-tokachi_m

メディア芸術祭十勝帯広展
展覧会「ウロボロスのトーチ」「ARの国のアリス」

会期:2014年10月1日〜10月13日
   11:00~17:00/期間中無休
会場:十勝千年の森(北海道清水町羽帯南10線)