電子書籍「iOSの教科書」リリース

7/20に電子書籍「iOSの教科書」をwookよりリリースしました。期待の新鋭、神谷典孝さんとの共著で、前著「iPhone SDKの教科書」の精神を最新鋭の環境に蘇らせた!って感じかな。しかも、今回は電子書籍なので、可能な限り軽やかに多方面に展開したいと思っています。

そんなワケで、この電子書籍はiPhone、iPod touch、iPad、Android、Mac、PCのいずれでも閲覧可能です。また、書籍の内容の一部は試し読み可能で、基礎編での操作手順はチュートリアル・ビデオまであります。これらを含めて書籍サポート・サイトiosbook.netには、サンプル・コードやサンプル素材のダウンロードや各種情報が満載。冗談みたいですが、オーディオ・ブックもちょこっとだけ試してみました。

Lionでバリバリとアプリ開発されている方には本書は不要ですが、これからiPhoneやiPadのアプリを開発しようという方や、LionやXocde 4.1にはまだ馴染めないとい方にはバッチリだと思います。試し読みの上、ご購入いただければ幸いです。

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電子書籍「リアルタイム映像表現の可能性/2005」リリース

7/10に電子書籍「リアルタイム映像表現の可能性/2005」をwookよりリリースしました。iPhone、iPod touch、iPad、Android、Mac、PCのいずれでもお読みいただくことができます。一部は試し読みもできます。

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内容はこんな感じ。

本書は自作品「Time Machine!」を通して、リアルタイム映像表現の可能性について論考しています。Time Machine!はインタラクティブな映像インスタレーション作品として制作され、鑑賞者のライブ映像を時間的および空間的に処理することによって、目眩くような視覚表現を行います。この自照的な状況によって、鑑賞者にある種の客観的な視覚体験を提示することになります。論考としては、写真の誕生から1960年代以降に現れたリアルタイム映像表現の先駆的作品を取り上げ、その内容や意義を考察します。そして、Time Machine!および関連する自己の作品を取り上げ、リアルタイム映像表現に関連する様々な観点を検証します。

書名が示すように2005年の執筆で、これまで刊行していませんでした。何故って、これ私の博士論文で一般にバカ売れするようなものではないから。極めて優秀な論文ならいざ知らず、出版社に打診することもしていませんでした。でも今は電子出版でサクっと出せちゃいます。出版コストはほぼゼロ。

しかし、コストがゼロとは言え、今になってこの書籍を刊行したのは、まさに数年の歳月が過ぎたからかも。当時は高度な映像処理を苦労して実現したけど、今となっては技術自体にビックリすることはないはず。となると、技術ではない部分での価値が問われる。数年を経て何が残ったのかを確かめることができるわけです。

実際にも本書では技術的な記述は必要最小限に留めています。Max/MSP/Jitterのパッチやエクスターナル・オブジェクトのC/C++コードも登場するけど、それらを解説しているわけじゃない。つまり、技術を使いつつも何を表そうとしたのかが主題。表題も「映像表現」であって「映像処理」ではないからね。

なので「2061:Maxオデッセイ」や「Maxの教科書」のような解説書を期待しないでください。ただ、ほとんどの人はプログラミングを学ぶのが目的ではなくて、プログラミングによって「何か」を作りたいワケでしょ?その「何か」の本なのです。

ちなみに、アート系の人は論文を書くのが苦手だったりしますが(私もそう)、この程度の内容で博士号を取得した例もある(苦笑)というベンチマークに使えますね。修士論文や学士論文にも参考になるかも。もっとも、審査配分は作品50%論文50%だったので、この論文がすべてではありませんよ。実際には作品のほうがウェイトが高い印象でしたし、論文だけでは評価できない世界なのです。

6月のimoutoidくん追想

今週末は「6月のimoutoid」と銘打たれたイベントが開催されます。若くして夭折された音楽家imoutoidくんにちなんだトーク、ライブ、DJ、VJが織りなす一夜だそうです。このイベントのために制作された特別小冊子が発行され、生前の貴重なライブ記録映像も上映されるとか。

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イベント「6月のimoutoid」
日時:2011年6月25日(土)開場19:00 開演19:30
会場:六本木 SuperDeluxe
料金:予約2,500 円 /当日3,000円 (1ドリンク付)

私は出演するわけでもなく、お手伝いをするわけでもないのですが、会場でウロウロしていると思います。なぜって、実は一度だけimoutoidくんに会ったことがあるから。それは2008年7月に開催されたSuperColliderワークショップでのこと。その時の写真には、後ろ姿で小さく彼が写っている。この記事で以下のように書いたのは、まさに彼のこと。

個人的には、フル・シンセシス(サンプリングは使わない)で作られたディストーション・ギターのリズミカルなフレーズ・ジェネレータがお気に入り。年齢的にまだIAMASに入ることができないそうですけど、若輩才人くん、なかなかヤル〜って感じ。

彼のお父様はギタリストで、彼のSCコードから魔法のように紡ぎ出されるギター・リフはお父様お得意のファンク奏法にそっくりだと、最近になって聞いた。同じワークショップで披露していた花火のシミュレーションも、彼が育った地元の花火大会のそれだと言う。これらのコードは「The SuperCollider Book」に収録されている。

同じ日、軽口っぽく「18歳になったらIAMASにおいでよ」と話したことも覚えている。ありきたりの教育制度とはチョットと違うIAMASは、彼が活躍する場になったと思う。ほどなく彼は入試資料を取り寄せたものの、過去問題集を見て諦め顔だったそうだ。ありきたりの一般教養や主要科目の問題ばかりが目立ったに違いない。もう一度会う機会があれば、入試制度もチョット違うんだよと伝えたはずだが、それは叶わなかった。

imoutoidくんは年齢や経歴や体制とは関係のない世界で優れた才覚を発揮していた。それはギターや花火のSCコードが示すように、彼自身の体験に根ざした、地に足がついた創作だったように思える。そんな彼の一端に触れることができるであろうこのイベント、ちょっとメランコリックになりながらも楽しみにしています。

6/10は横浜で講演

6/10は横浜で開催される画像センシング・シンポジウムで講演をさせていただきます。「AR応用技術の将来展望」というオーガナイズド・セッションで、アーティストから画像解析やARへのラブ・コールとして妄想をお話するような感じかな。よろしくお願いします。

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第17回画像センシング・シンポジウム
オーガナイズド・セッション3「AR応用技術の将来展望」
講演「見えないものを見るために」
日時:2011年6月10日(金)15:30〜17:00
会場:パシフィコ横浜アネックス・ホール

【追記】前日に帰国予定でしたが航空機のトラブルで間に合わず、藤吉弘亘氏の代読によって講演を行っていただきました。お詫びとお礼を申し上げます。

4/15は神戸で講演

4/15は神戸ITフェスティバル2011で講演をさせていただきます。神戸は長く住んでいたところですけど、最近は訪れる機会がなかったので楽しみです。しかも大震災後なので何かと連想しちゃうことも多いですね。

講演はアート(芸術)とテクノロジー(技術)のコンプレックス(複合体、または強迫観念)を巡る与太話で、いつもの調子で現前する此の方から妄想の彼の方へ参りたいと思います。他の方のセミナーは実践的なものが多いようですので、ちょっと毛色の変わった息抜きとして楽しんでいただければ幸いです。ご都合がつきましたら、是非お越しください。

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神戸ITフェスティバル2011
講演「アート・テクノロジー・コンプレックス」

 日時:2011年4月15日(金) 16:15〜17:00
 会場:神戸市産業振興センター 2Fセミナースペース
参加費:無料

4/12から大垣でギークラボ

先週の裏モバイルカフェでのミーティングを経て、いよいよ今週からギークラボ(geeklab.jp)を開設することになりました。前回を第0回として本日4/12は第1回のミーティング。とは言え、当面は広報的なことはいたしませんし、ギークラボが何かも曖昧模糊なままになります。ご興味のある方は、ぜひ辿り着いて入り込んでくださいませ〜って感じ。

geekcafejp

不親切かもしれませんが、理由のひとつには、明確なポリシーを決めずに自然発生的に柔軟に運営したいってことがあります。ただ、以前のモバイルカフェが広く浅くオープンでフリーだったのに対して、ギークラボは狭く深くクローズドでペイドになりそうです。言わば秘密結社(笑)やギルド(笑)なので、一般には情報もあまり流れないじゃないかな。

明文化せずに運営するってことは「契約」ではなく「信頼」に基づくってことで、これはかえって大変。でも、「規模」や「位置」ではなく「密度」や「速度」を求めるなら、必然的に不文律の活動になるのかも。そんなこんなでユルユルとがんばりますよ〜乞うご期待!

4/7は大垣で裏モバイルカフェ

4月7日にJR大垣駅前のiamasOSにて裏モバイルカフェを開催します。今回は特にテーマを設けず、モバイル関連の与太話から情報交換まで楽しくフワフワといたしましょう。DJやドリンクも入ったりするのかしら?(>誰となく…)

この裏モバイルカフェは3/14のiPad2大会に続いて2回目になります。本家モバイルカフェが不定期延期状態なので寂しいな〜と思われていた方も、これまで都合がつかなかった方も、是非ご参加ください。駅前なので名古屋圏などからも参加し易いですよね(名古屋からJRで30分)。車の方は駅北のショッピング・モールとかのお買い物ついでに立ち寄っていただけると良いかも。

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また、従前とは違った雰囲気で今後も継続するために、どのような形態が有り得るかも話し合いたいと思っています。本家モバイルカフェ(が再開されるとして)との差異もあったほうがいいよね。あくまで個人的に考えているのは、こんな感じ。

・少数の参加者(会場が広くないため)
・ギークを対象(素人さんお断りとか)
・実践的な活動(独自プロジェクトとか)
・基金等の設立(自主企画なので予算ゼロ)

そんなこんなで是非よろしく〜!

裏モバイルカフェ(ギークカフェ?モバイルラボ?)
日時:2011年4月7日(木)19:00〜21:00
会場:iamasOS
   大垣市高屋町1丁目大垣ビル1階 【地図】(JR大垣駅南側徒歩1分)
(事前申込不要、参加費無料)

【追記】上記写真は会場で撮影されたものではありません。

日本へのシーケンス

元クラフトワークのカール・バルトス氏とともに制作した新しいiPhone用のアプリケーション「MINI-COMPOSER」をリリースしました。これはシンプルな16ステップ・シーケンサであると同時に、東北関東大震災への支援を呼びかけています。無償でダウンロードすることができ、iPhone、iPod touch、iPadのどのモデルでも動作します。

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カールやジャン=マルク(プロデューサ)とは少し前から親交がありましたが、地震や津波による悲惨な状況を受けて、このアプリによって震災支援の呼びかけることにしました。彼らは地震発生時に安否確認と見舞いのメールを送ってくれたし、震災支援を提案するとすぐさま大文字太字で OF COURSE ! との返事をもらっています。その心意気たるや感涙ものです。

震災支援としては救援物資や義援金、作業ボランティアや支援チャリティなどいろんな方法があります。また、災害や復興に役立つアプリの無償提供やアプリの収益金の寄付なども既に行なわれています。一方で私たちはアーティストなので、アーティストとしての支援を考えました。もっとも得意なことで貢献する方策があると思うからです。

つまり、このアプリは一義的には、ただただ私たちの音楽であり、インタラクティブな要素を持たせたエンターテイメントです。被災者の方々はもちろん、そうでない人も、この音楽アプリにちょっとした愉しみを見い出していただければ嬉しい。シンプルなシーケンスの連続に、心が和らいだり気持ちが晴れやかになったりするなら、さらに嬉しい。

そしてインフォメーションを開くと、そこには震災支援を呼びかける短い文章と米国赤十字社の寄付サイトへのリンク・ボタンがあります。このアプリを音楽として楽しむとともに、被災地の状況に思いやる人が少なからずいらっしゃると期待するわけです。ちなみに、米国赤十字社へのリンクは、App Storeのアカウントで手軽に寄付が行なえるので、iPhoneアプリとして最適と考えました。

mini-composer-2

カールと私は多くの人にこのアプリを知っていただき、震災支援をされる方が増えることを願っています。ですから、このアプリを一人でも多くの友人や知人に紹介していただけると、とても有り難いです。そのためにもアプリは有償ではなく無償であり、当然のことながらカールも私も金銭的な利益を得ることはありません。どうか、ご協力くださいますようお願い申し上げます。

ゴー・ウェスト

今回の震災で被害を受けられた方や停電等で生活や業務が困難な方への支援のひとつとして、モバイル関係のソフトウェア開発者にインキュベート・ルームを6ヵ月間無償で提供する震災支援事業が始まっています。入居保証金も半額の5万円で、共益費等は必要とのことです。個人でも小グループでもOKで、入居審査は最速みたい。

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相談や申し込みは岐阜県情報産業課(TEL.058-272-8378)にしていただくとして、ここでは周辺の情報を少々。

このインキュベート・ルームは一室22㎡で、高速光回線や空調が完備していて24時間365日無休で使えます。ただ壁はちょっと薄めなので、スピーカを使っての音楽制作などには向かないですね。大声や大音量でなければ大丈夫かな。

インキュベート・ルームがある建物はドリームコアと呼ばれていて、大江匡氏の設計による、開放感のある素晴らしい外観と空間ですよ。ここは本当に気持ちがいい。iPhone塾やモバイルカフェも同じ建物にあるドリームコア・コレクティブで行なっています。

www.japan-architect.co.jpより)

宿泊はお隣の建物にあるソピア・キャビンなら、シャワー・トレイ共用タイプの個室で一泊1,500円でOK。バス・トレイ付きの部屋でも4,000円だったり、雑魚寝?タイプの和室もありますね。この宿泊施設は、何と言うか、2001年宇宙の旅のヒルトン・ホテルを思い起こすようなレトロ・フューチャー感があります。結構ヘンで面白いかも。

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あと周辺はソフトピア・ジャパン地区でIT関連企業のモダン・キッチュな建物が一杯。でも、ちょっと歩くと田園地帯が広がっていてギャップが楽しめます。地方小都市と言うか田舎であることは間違いなく、衣食水準や文化環境は期待しないほうがいいです。このあたりが充実すると本当にいいのですけどねぇ。

ただ、人気映画のロードショーでも確実に座って観れるなど余裕はたっぷり。空気はキレイだし水は美味しい。自噴水が各所にあるくらい地下水脈が豊かで、ペットボトルの水なんて馬鹿馬鹿しくて飲めないくらい。

ところで、エントリー・タイトルのゴー・ウェストはVillage PeopleやPet Shop Boysの同名の曲から。あまりにも脳天気な歌詞なので掲載は控えますが、ま、そーゆーことです。大きめの企業でも自律分散協調型のワークスタイルにいいんじゃないかな。

思い起こせば、セカイカメラの初期バージョンも東京とココとで作ってました。FingerPianoやREKの和田さんもココと東京を往復しているし、Jailbreak界の貴公子もいますよ。IAMASにも遊びに来てくださいね。

3/14は大垣で裏モバイルカフェ

3/14(本日)19:00よりJR大垣駅近くで「裏モバイルカフェ」を開催します。3/12(US時間では3/11)に発売になったばかりのiPad 2をサカナにウダウダと適当にお話ししましょう〜という趣旨です。iPad 2は風呂蓋付きで少なくとも2台は登場する予定です(他にもお持ちの方は是非持って来てください)。

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日時:2011年3月14日(月)19:00〜21:00
場所:アクアウォーク大垣2Fフードコート(JR大垣駅北側のショッピングモール) 【交通案内】

# 非公式開催なので会場などへの問合せはお控えください。
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