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クルマにもOS X

Engadgetの記事で知りましたが、VolkswargenとAppleが協業中との噂は、コンセプトカーSpace Up!に搭載されているGUIとして現れて来たようです。正面のダッシュパネルも横のカーナビ系パネルも、OS X風というかLeopard風というかCover Flow風になっています。しかも、Volkswargenは今後このGUIを全車種に導入していくとか

wolkswargen-spaceupblue.jpg

これまた、OS X汎神論ですね。クルマの操作系、特にカーナビのGUIは無茶苦茶なものばかりなので、これは待ち遠しいです。ちなみに、ここ数年のマイカーはNew Beetle→New Beetle Cabrioletなんだけど、最近のVWはイマイチなので、さっさとリリースしないとダメでしょう。

ただし、これに限らないけど、GUIは見なければ操作できないのが最大の難点。クルマのUIとして、Appleがどうアレンジするのか、お手並み拝見ですね。近代以降の視覚依存性からの脱却に、未来はかかっています。

iPhone 1.1.2からの脱獄

昨日のドイツでのiPhone発売に合わせて(ちょっとだけ先行して)、AppleからリリースされたiPhone(およびiPod touch)のFirmwareバージョン1.1.2へのアップデート。1.1.1で利用されたTIFFライブラリの脆弱性は、セキュリティ上当然フィックスされたので、再び牢屋入りになります。と思いきや、何時間も経たないうちに解決されちゃいました。早い早い超特急。

脱獄方法はココココ、SIMロックの解除方法はココ、罠にハマっちゃった人の反省方法はココ、ってあたりかな。iNdependenceやiFuntasticあたりのお手軽ソリューションも登場するでしょうから、それから試すよ!とUS特派員は申しておりました。

iphone-jailbreak112.jpg

ところで、なぜこんなに素早く対応できたのかを考えると、まずは、iPhoneの解析が進んで、勝手開発チームにノウハウが蓄積されているってことがあるよね。0.0.1アップだから大幅な変更がなかったことも想像できる。

だけど、それだけじゃなくって、公式SDKが予定されているように、今後Appleはオープンな方向に進むんじゃないかな? 勝手開発チームの活動も妨害しない。もちろん、Android/OHAの影響もあるハズ。むしろ、Android/OHAを利用しているんじゃないかと邪推したくなるな。

つまり、最初はクローズドなシステムを前提に、通信キャリアと有利な条件で契約を結ぶ。これは、Appleにとっては新規参入分野だから、相手を納得させるだけの餌が必要だからね。次いで、製品を成功させてマーケットでの地位を確立すれば、徐々にオープンな方向に持って行く。この時に業界や消費者の動向をうまく利用して、通信キャリアに圧力をかけて承諾させる。

ただし、オープンであるのはサービスやコンテンツのことね。ハードウェアに密接に結びつけたソフトウェア(OS)の独自性・占有性は譲らない。iPhone/OS XこそがAppleの聖杯であり、利益の源だからね。何度か書いたけど、デジタル・コピーに価値はないという事実とも適合する戦略になっている。

ちなみに、これってiPod/iTunesが辿って来た道と同じだよね。最初はDRMでレコード会社を安心させておいて、マーケットを確立した後に、消費者の反対運動などを後ろ盾にして、DRMを廃止する。ね!一緒でしょう?

ただし、音楽より何倍も通信はパイが大きいから、人的リソースが何倍も投入されて(勝手開発チームも含む)、iPodとは比べ物にならないくらい急ピッチで事態が進展している。なんだかクラクラするよね。このジェット・コースターの行き着く先がどこなのか、とっても興味深いです。

aka.iphone2.1登場

aka.iphone / experiment 2.1を公開しました。

akaiphone21.jpg

ほぼ予告通りですが、新機能は以下の通り。

– 複数画面
– トランジッション効果
– 加速度センサー
– XYスライダー
– 縦および横スライダー
– 大小ボタン
– OSCポートの設定
– 値の送受信
– 新プロトコル(OSC上)
– 複数のiPhoneの利用

ただし、以下の機能はまだ実現できていません。
– マルチ・タッチ
– GUIの編集・設定

この手の開発はキリがないので、一応バグが潰れたと思われる現時点で公開しました。それでなくても泣きそうに忙しい今日この頃なので、この辺で手を離しておかないとね〜と思った次第です(笑)。

GPhoneはアンドロイド

ウワサのGoogleケータイは、Androidなるモバイス・デバイス用のソフトウェア・セットとして発表されましたね。SDKは11/12(来週じゃん)に公開となってます。

android_logo.png

面白いのは、AndroidはGoogleが中心であるものの、通信キャリアやハードウェア・ソフトウェア会社など33社によるOpen Handset Allianceを形成していること。そのメンバーにKDDIとDoCoMoが入っていて、XxxxXxxxは入っていない。ってことは…ってことですか? 他にもいろいろ邪推できますね。個人的にはAdobeが入っていないのがステキだと思います(さようならFlash)。

open-handset-alliance_m.jpg

Tigerでも画面共有

おっと、スミマセン。別件で調べものをしていて気が付きました。Tiger(Mac OS X 10.4)にもVNCによる画面共有機能が備わっていました。共有環境設定のサービス一覧にあるApple Remote Desktopをオンにして、アクセス権を設定するだけ。iPhoneのVNseaでも大丈夫でした。無知でしたね〜陳謝。

tiger-screen-sharing.png

ところで、Leopardでは画面共有の設定項目が少ないように見えますが、LeopardではApple Remote Desktopの機能が、リモートマネージメントに移っているようです。

Leopardの画面共有

Leopardの画面共有はVNCです。ってことは、iPhoneのVNseaでもアクセスできるんじゃない?と思って試してみたら、正解でした。ちゃんと動きます。つまり、Vine Server for OS Xをインストールしなくても、こんな風に遊べます。デファクト・スタンダード万歳ですね。

Leopardでの設定は簡単。フツーは共有環境設定を開いて「画面共有」にチェックを入れるだけ。ただし、VNseaは閲覧だけでは我慢できないらしいので、「コンピュータの設定…」ボタンをクリックして、オプションも許可しておく必要があるみたいです。

leopard-screen-sharing.png

iPhoneで英辞郎

Leopardには「辞書」という名前の優秀&美麗な辞書があってゴキゲンなのですが、iPhoneには標準の辞書がありません。しかし、勝手アプリのweDict.appががんばっていて、数多くの辞書が提供されています。もっとも、ほとんどが英英辞書(あるいは英語類語辞書とか英語悪魔辞書とか)で、英和辞書とか和英辞書は登録されていないみたい。

iphone-wedict-icon.png

そこで、Web検索したところ、早瀬康裕氏の自作スクリプトに「英辞郎からStarDict形式へ変換」がありました。StarDict形式ってのが、weDictで使われている辞書データの形式なのです。英辞郎はフリーじゃないけど、比較的安価(ダウンロード版なら1980円)に購入できるし、テキスト版を入手すれば、変な用途にピッタリ。

実際の手順は以下の通りです。Rubyを使うので、今回はターミナルを中心に操作してみました。

1. Installer.appを使ってiPhoneにweDict.appをインストール

2. Installer.appを使ってiPhoneにOpenSSHをインストール

3. eijiro.jpからTEXT形式の辞書データをダウンロード、購入&解凍

4. eijiro2stardict.rbをダウンロード

5. eijiro2stardict.rbを辞書データのあるフォルダに移動

6. ターミナルを起動

7. 辞書データのあるフォルダに移動

cd /Users/aka/Documents/英辞郎

フォルダのパスは適宜変更ね。

8. テキストをUTF-8形式に変換(ちょっと時間がかかる)

iconv -c -f cp932 -t utf-8 EIJIRO108.TXT > EIJIRO_utf8.txt

EIJIRO108.TXTの108はバージョン番号なので、適宜変更ね。
この変換で、EIJIRO_utf8.txtというファイルが作られます。

9. UTF-8形式のテキストをStarDict形式に変換(かなり時間がかかる)

ruby eijiro2stardict.rb EIJIRO_utf8.txt EIJIRO

この変換で、EIJIRO.dict、EIJIRO.idx、EIJIRO.ifoの3つのファイルが作られます。

10. iPhoneをネットワークに接続し、IPアドレスを確認

11. StarDict形式のファイルをiPhoneに転送(それなりに時間がかかる)

scp EIJIRO.dict root@10.0.1.3:/private/var/root/Library/weDict
scp EIJIRO.idx root@10.0.1.3:/private/var/root/Library/weDict
scp EIJIRO.ifo root@10.0.1.3:/private/var/root/Library/weDict

10.0.1.3はiPhoneのIPアドレスなので、適宜変更ね。
デフォルトのrootパスワードは、1.0.xでは「dottie」、1.1.1では「alpine」ね。

iphone-wedict-eijiro2.jpg

他の辞書データも同じ手順で変換&インストールしてください。新しい辞書をインストールして最初に検索する時は、新しく.idxcというファイルが作られるようで、少々時間がかかりますが、それ以降は素早く検索結果が現れます。

それから、weDict.app起動時は、日本語入力になっていてグッドですが、英語入力に切り替えると日本語入力に戻せなくなります。weDict.appを一旦終了して再度起動するしかないのかな? あと、StarDictサイトのココにフリーの日本語関係の辞書データがあります。だけど、いくつか試してみた限りではweDictでは使えませんでした。何故かな?

【追記】weDict&英辞郎は、iPod touchでも使えるんじゃないかな? でも、iPod touchを持っていないので、よく分かりません。その他の事柄も、同様でお願いします。

【追記】Firmware 1.1.3以降は、辞書ファイルを /var/mobile/Library/weDict/ にインストールするように変更されたみたいです。

勝手アプリ3分間クッキング

iPhoneの勝手アプリを3分間で作る方法です。Objective-Cなんて知らないよ〜ってアナタも大丈夫。指定したURLを開く(だけの)ネイティブ・アプリが、手軽に出来ちゃいます。

手順は、MacのSafariでiPhone Apperにアクセスして、名称(Title)とURLを入力し、アイコン画像のPNGファイルを指定したら、App Me!ボタンをクリックするだけ。これで、オリジナル勝手アプリがダウンロードされるので、iFuntasticやiNdependenceあたりで、iPhoneに転送してください。

iphone-apper.jpg

Safariのブックマークと一緒でしょ?と思った人は、半分当たっていて半分外れています。機能的にはブックマークなんだけど、オリジナル・アイコンをホーム・スクリーンに表示して、ワンタッチでアクセスできますからね。知らない人に見せて、自慢してください。iPod touchでも動くんじゃないかな?(無責任)

と言う訳で、iPhone Apperで作らせていただいた2061.appを以下に入れておきます。このサイトを開く専用アプリね。アイコン画像は以前に作っていたので(料理は下ごしらえが肝心〜笑)、3分間どころか1分以内にできちゃいました。

iphone-2061icon.png 2061.appをダウンロード

ちなみに、作られたアプリのパッケージを開くと、指定したアイコンがicon.pngとして存在していて、Info.plistのEmbarkURLプロパティに指定したURLが記述されています。指定した名称はInfo.plistのCFBundleIdentifierプロパティとアプリの名前に反映されています。

このあたりのことが分かっていれば、自分でアプリを複製して勝手アプリを増殖させることができますね。http://の代わりにtel:を付ければ、指定した番号に電話をかけるアプリになります。プライベートな電話番号であれば、自己増産方式が安全ですね。

Yes|No.app登場

Mac OS X 10.5、Xcode 3.0、toolchain 0.3無事稼働記念ということで、新しいiPhone用アプリケーションを作りました。起動するとランダムにYesまたはNoを表示するだけの、シンプルな意思決定ツール、Yes|No.appです。

なんじゃそれ?と思われるかもしれませんが、とっても便利です。例えば、こんな風に使います。
「部屋を掃除しようかな?」→Yes|No.app起動→Noと表示→「そうか、止めておこう」
「モヒカンにしようかな?」→Yes|No.app起動→Yesと表示→「よし、決行じゃ!」
「あいつが真犯人だろう?」→Yes|No.app起動→Yesと表示→「それ、逮捕!」

iphone-yesno-icon.png iphone-yesno_m.jpg

ちなみに、勝手アプリが登場し始めた頃に、やられた〜と思ったのは、Erica Sadun女史のLight.app(当時はiLight.appという名前だった気がする)でした。これは全面的にスクリーンを白くするアプリケーションで、単に白い画像を表示しているだけね。でも、これでiPhoneを懐中電灯のように使える訳です。超簡単なプログラミングで納得できる機能を提供する、ってのは素晴らしいでしょ?

それで、Light.appの次にシンプルでお役立ちなツールとして考えたのがYes|No.appなのです。だから、複数のグループから選べたり、表示するテキストを編集できたり、といった拡張計画は一切ありません。でも、ジャンケン.appやサイコロ.appならいいかもね。

ところで、これまでiPhone用アプリケーションは、aka.objectsサイトにて公開していましたが、今回からaka.iphoneサイトにまとめることにしました。HTML流用の手抜きサイトですが、こちらもご贔屓に!

あと、Installer.appからダウンロードできるようにしたいんだけど、どうすればいいのかな?

Taking Your iPhone to the Max

Erica Sadun女史が執筆している”Taking Your iPhone to the Max (Technology – Action)“という書籍が、もうすぐ発売されるみたいです。一瞬、iPhoneをMaxに繋ぐ本、aka.iphoneと一緒?、なんてニッチな!って思いましたが、iPhoneを最大限に活用しよう〜ってことのようです(笑)。

taking-your-iphone-to-the-max.jpg

勝手アプリ界のクィーンたる彼女のことだから、ハッキング&プログラミング全開バリバリ本かと思いきや、必ずしもそうではないかも。USアマゾンのEditorial ReviewsのWhat you’ll learnには次のような項目が挙げられています。

iPhone basics
E-mail, voicemail, and using iCal
Surfing the Web with iPhone using Safari
Expanding the main menu using third-party software
Using iTunes, games, and iBooks
Connecting to the TV and ripping DVDs
Hacking OS X to run apps on the iPhone
Getting contract-free VOIP
Saving on accessories and what you really need

となると、ちょっと期待外れの感もありますが、実際にはどうなっているか、刊行を楽しみに待ちましょう。

ちなみに、USアマゾンでiPhoneを検索すると、Booksだけで192項目リスト・アップされますね。刊行予定の書籍や、PDFやHTMLでの販売も含まれていますが、それにしてもスゴイ量です。