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1/28は名古屋で演奏

1月28日に名古屋のパルルで演奏、iPhoneをン十台(?)並べて、小さな音を鳴らします。会場は大きくないので、おそらくアンプラグド・ノーPAで大丈夫じゃないかな。よろしければお越しくださいませ。

Deep Acoustics Live Act vol.47 「unformated」
日時:2012年1月28日 (土)
   19:30 open 20:00 start
会場:parlwr (名古屋、新栄)
出演:石川泰昭+中川丘
   赤松正行(iOS Devices)
   Shoko Nagai(piano/electronics)
   平尾義之(turntable,etc)
料金:1,800円

ニューヨークから即興・ジャズ・映画音楽などさまざまなジャンルで活動するNagai氏を迎えてのマルチフォーマットな演奏会。音響プログラミング言語MAX/MSPの第一人者として有名な赤松氏は近年主として取り組んでいるiPhoneを用いてのパフォーマンス。ノイジシャンの平尾は改造ターンテーブルのパフォーマンス。愛知県芸音楽科の若い才能によるパフォーマンスも注目。

iPad35台による音楽と映像の展覧会を京都にて開催

PDF版プレス・リリース

2011年 12月 8日
赤松正行+Karl Bartos+小田英之+


元クラフトワークのメンバーら3人の作家が制作した
iPad35台による音楽と映像の展覧会を京都にて開催


赤松正行、Karl Bartos、小田英之の3人の作家による展覧会「Sync For Japan」が、12/13より12/25まで、PARIS MIKI四条烏丸店(京都)で開催されます。多くの方にご覧いただけますよう、ご案内申し上げます。

この展覧会はシンプルな電子音による音楽と摩訶不思議な映像を35台のiPadによって展示し、それらを同期させてご鑑賞いただくものです。会場のiPadは自由に操作できるとともに、iPhoneやiPadをお持ち込みいただくこともできます。また、この展覧会では東日本大震災の被災者支援をお願いしています。

(展示イメージ)

赤松正行+Karl Bartos+小田英之+展「Sync for Japan」

会期:2011年12月13日(火)~12月25日(日)
会場:PARIS MIKI 四条烏丸店 2F 【アクセス】
   〒600-8007 京都府京都市下京区四条通高倉西入立売西町74番地1
   TEL:075-211-8272 FAX:075-254-4686
入場料:無料
サイト:http://akamatsu.org/aka/


本リリースに関するお問い合わせ http://akamatsu.org/aka/contact/


参考資料

【展覧会の概要】

SyncとはSynchronizationの略語で、複数の動作が揃って同期するという意味です。この展覧会では数多くの音楽と映像が同期しますが、それらは完全ではなく、僅かにズレたり、反応しないこともあります。一糸乱れぬ完璧さを追求するのではなく、個々の差異とともに総体として立ち現れる世界を垣間見ることが、この展覧会の意図のひとつです。

多くの事物が、あるいは多くの人々が集まる時、そこに混乱が生じることもあれば、統一が生じることもあります。誰かが号令を掛ける場合も、自発的な動きが生じる場合もあります。集団的な行動は強力である一方、時には負荷が大きくなるかもしれません。社会的な存在である私たちを電子ネットワークが加速する今日の姿を、展覧会は映し出そうとします。

会場には35台のiPadがあり、来場者は自由にiPadに触れて音楽と映像を操ります。これらは多少の相違がありながらも同期しており、全体として万華鏡のように目眩く音楽と映像が作り出されます。いずれのiPadも操作できますし、来場者がiPad(またはiPhoneやiPod touch)を持ち込むこともできます。もちろん、何も操作せず、ただ静かに鑑賞しても構いません。

2011年3月に赤松正行とカール・バルトスはMINI-COMPOSERという音楽アプリを制作し、東日本大震災の被災者への支援を呼びかけました。そして、同じモチーフで小田英之がCGアニメーションMINI-TABLEAUを制作しました。これらの音楽と映像が織りなす空間の中で、災害と支援につきましてもお考えいただければ幸いです。これが展覧会のもうひとつの意図です。

【展覧会のアプリ】

この展覧会で使用するアプリはApp Storeから無料でダウンロードできます。iPad(またはiPhoneやiPod touch)をお持ちの方はアプリをインストールして会場にお越しください(会場ではアプリのダウンロードはできません)。会場のWi-Fiに接続すれば、展示している作品と連動させることができます。

MINI-COMPOSER
4種類のドラム・ループとシンプルな電子音による16ステップ・シーケンサ。エグゼクティブ・プロデューサはJean-Marc Lederman(ジャン=マルク・レダーマン)。以下のURLよりダウンロード、またはApp Storeで「MINI-COMPOSER」を検索。

http://itunes.apple.com/jp/app/mini-composer-by-karl-bartos/id427541594

MINI-TABLEAU
4種類の絵画的アニメーションをループ再生するムービー・プレーヤ。
App Storeでの公開は未定。

【作家のプロフィール】

赤松 正行(あかまつ まさゆき)
メディア作家、博士(美術)、IAMAS教授
おもにインタラクティブな音楽や映像作品を制作し、近年はモバイル環境での表現研究に注力している。最初期からiPhoneに取り組み、40を超えるアプリを発表、セカイカメラのオリジナル開発者でもある。代表作に数十台のiMacやiPhoneを用いた「incubator」や「Okeanos Buoys」などがあり、「Maxの教科書」や「iOSの教科書」など著作も多数ある。

Karl Bartos(カール・バルトス)
電子音楽の作曲家、演奏家
テクノポップの創始者とも言えるクラフトワーク黄金期のメンバーであり、「The Robots」や「The Model」、「Computer World」などのヒット曲の共作者として知られる。その後のソロやユニットでも活躍しており、現在は「Live Cinema」と呼ぶオーディオ・ビジュアル・コンサートを積極的に展開している。2011年9月には来日公演を行い、好評を博した。

小田 英之(おだ ひでゆき)
美術家、IAMAS教授
『絵画』・イラストレーション・CGアニメーション作品を制作、80年代より多数の個展・グループ展で作品を発表。一般的に「絵画」は時間と空間を平面に圧縮したものであるといえるが、それは過去に技術的な制約から動くことをあきらめてしまった『絵画』の特殊な形態の一つであり、本来あるべき姿のひとつとして「可能性絵画」を提案している。

12/13より京都で展覧会

12/13より京都のPARIS MIKI四条烏丸店にて展覧会「Sync for Japan」を開催します。今年3月にKarl Bartos氏とともに制作したiOSアプリ「MINI-COMPOSER」に小田英之氏のアニメーション「MINI-TABLEAU」が加わり、都合35台のiPadによって展示します。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りくださいね。

展示はこんな雰囲気。これは正面のイメージ図で、これに両側壁と後壁にもiPadを空間的に配置して、全台がWi-Fiでシンクして音と映像を奏でる趣向。意図的ではないものの、必ず発生するズレやエラーを含んだネットワークの様相も鑑賞していただけると思います。

赤松正行+Karl Bartos+小田英之+展「Sync for Japan」

 会期:2011年12月13日(火)〜12月25日(日)
    11:00〜20:00
 会場:PARIS MIKI 四条烏丸店 2F 【アクセス】
入場料:無料

【追記】

PARIS MIKIの展覧会案内
PARIS MIKIの展覧会プレス・リリース
JAAPANの展覧会紹介(英語)
JAAPANの展覧会紹介(フランス語)
Karl Bartosの展覧会案内

11/11より京都で展示

11/11より京都芸術センターで開催される「ルネサンス—京都・映像・メディアアート」展に「Okeanos Buoys」を出品します。Okeanos Buoysは昨年制作したiPhone数十台(前回は40台+α)によるインタラクティブ・インスタレーションで、日本では初めての展示です。

展覧会にお越しの際は、iOSアプリ「Okeanos」をインストールしたiPhoneをお持ちいただければ幸いです。もちろん、iPadやiPod touchでも構いません。アプリ・サイズが20MBを超えており、Wi-Fiでなければダウンロードできないのでご注意を!

フライヤーPDF (3.5MB)

展覧会「ルネサンス—京都・映像・メディアアート」
会期:2011年11月11日(金)〜11月23日(水) 10:00〜20:00
会場:京都芸術センター/むろまちアートコート
出展作家:アンドレアス・クレシグ、赤松正行、井浦崇+大島幸代、國政展子、合田健二+寺山直哉、来田猛、酒井章憲、捧公志朗、清水久美、高橋三紀子、玉木雄介、中井恒夫、二瓶晃、長谷川潔、人長果月、牧奈歩美、水野勝規、宮崎詞美、宮 永亮、迎山和司、米正万也
(会期中無休、入場無料)

10/15は青山で展示

10/15の一日限りで、スパイラル・ガーデンで「ATOMxGALAXIESxCONNECT」を展示します。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいね。展覧中は会場におりますので、お声掛けいただけると幸いです。

この「ATOMxGALAXIES」シリーズは、これまでバリエーションを変えて海外で何度か展示してきましたが、国内では初めての展示です。今回はリアルタイムでインタラクティブでネットワークな展示を7台の27インチiMacで行いますので、例えば今年2月の5,000インチの巨大映像とは雰囲気的にも内容的にもかなり違った印象になると思います。

アメリカ大使館主催 Special Open Campus
インタラクティブ・インスタレーション「ATOMxGALAXIESxCONNECT

 日時:2011年10月15日(土)11:00~18:00
 場所:スパイラルガーデン(スパイラル1F)【地図】
参加費:無料

電子書籍「iOSの教科書」リリース

7/20に電子書籍「iOSの教科書」をwookよりリリースしました。期待の新鋭、神谷典孝さんとの共著で、前著「iPhone SDKの教科書」の精神を最新鋭の環境に蘇らせた!って感じかな。しかも、今回は電子書籍なので、可能な限り軽やかに多方面に展開したいと思っています。

そんなワケで、この電子書籍はiPhone、iPod touch、iPad、Android、Mac、PCのいずれでも閲覧可能です。また、書籍の内容の一部は試し読み可能で、基礎編での操作手順はチュートリアル・ビデオまであります。これらを含めて書籍サポート・サイトiosbook.netには、サンプル・コードやサンプル素材のダウンロードや各種情報が満載。冗談みたいですが、オーディオ・ブックもちょこっとだけ試してみました。

Lionでバリバリとアプリ開発されている方には本書は不要ですが、これからiPhoneやiPadのアプリを開発しようという方や、LionやXocde 4.1にはまだ馴染めないとい方にはバッチリだと思います。試し読みの上、ご購入いただければ幸いです。

iosbook-flyer

電子書籍「リアルタイム映像表現の可能性/2005」リリース

7/10に電子書籍「リアルタイム映像表現の可能性/2005」をwookよりリリースしました。iPhone、iPod touch、iPad、Android、Mac、PCのいずれでもお読みいただくことができます。一部は試し読みもできます。

realtime-wook

内容はこんな感じ。

本書は自作品「Time Machine!」を通して、リアルタイム映像表現の可能性について論考しています。Time Machine!はインタラクティブな映像インスタレーション作品として制作され、鑑賞者のライブ映像を時間的および空間的に処理することによって、目眩くような視覚表現を行います。この自照的な状況によって、鑑賞者にある種の客観的な視覚体験を提示することになります。論考としては、写真の誕生から1960年代以降に現れたリアルタイム映像表現の先駆的作品を取り上げ、その内容や意義を考察します。そして、Time Machine!および関連する自己の作品を取り上げ、リアルタイム映像表現に関連する様々な観点を検証します。

書名が示すように2005年の執筆で、これまで刊行していませんでした。何故って、これ私の博士論文で一般にバカ売れするようなものではないから。極めて優秀な論文ならいざ知らず、出版社に打診することもしていませんでした。でも今は電子出版でサクっと出せちゃいます。出版コストはほぼゼロ。

しかし、コストがゼロとは言え、今になってこの書籍を刊行したのは、まさに数年の歳月が過ぎたからかも。当時は高度な映像処理を苦労して実現したけど、今となっては技術自体にビックリすることはないはず。となると、技術ではない部分での価値が問われる。数年を経て何が残ったのかを確かめることができるわけです。

実際にも本書では技術的な記述は必要最小限に留めています。Max/MSP/Jitterのパッチやエクスターナル・オブジェクトのC/C++コードも登場するけど、それらを解説しているわけじゃない。つまり、技術を使いつつも何を表そうとしたのかが主題。表題も「映像表現」であって「映像処理」ではないからね。

なので「2061:Maxオデッセイ」や「Maxの教科書」のような解説書を期待しないでください。ただ、ほとんどの人はプログラミングを学ぶのが目的ではなくて、プログラミングによって「何か」を作りたいワケでしょ?その「何か」の本なのです。

ちなみに、アート系の人は論文を書くのが苦手だったりしますが(私もそう)、この程度の内容で博士号を取得した例もある(苦笑)というベンチマークに使えますね。修士論文や学士論文にも参考になるかも。もっとも、審査配分は作品50%論文50%だったので、この論文がすべてではありませんよ。実際には作品のほうがウェイトが高い印象でしたし、論文だけでは評価できない世界なのです。

6月のimoutoidくん追想

今週末は「6月のimoutoid」と銘打たれたイベントが開催されます。若くして夭折された音楽家imoutoidくんにちなんだトーク、ライブ、DJ、VJが織りなす一夜だそうです。このイベントのために制作された特別小冊子が発行され、生前の貴重なライブ記録映像も上映されるとか。

imoutoid_in_june

イベント「6月のimoutoid」
日時:2011年6月25日(土)開場19:00 開演19:30
会場:六本木 SuperDeluxe
料金:予約2,500 円 /当日3,000円 (1ドリンク付)

私は出演するわけでもなく、お手伝いをするわけでもないのですが、会場でウロウロしていると思います。なぜって、実は一度だけimoutoidくんに会ったことがあるから。それは2008年7月に開催されたSuperColliderワークショップでのこと。その時の写真には、後ろ姿で小さく彼が写っている。この記事で以下のように書いたのは、まさに彼のこと。

個人的には、フル・シンセシス(サンプリングは使わない)で作られたディストーション・ギターのリズミカルなフレーズ・ジェネレータがお気に入り。年齢的にまだIAMASに入ることができないそうですけど、若輩才人くん、なかなかヤル〜って感じ。

彼のお父様はギタリストで、彼のSCコードから魔法のように紡ぎ出されるギター・リフはお父様お得意のファンク奏法にそっくりだと、最近になって聞いた。同じワークショップで披露していた花火のシミュレーションも、彼が育った地元の花火大会のそれだと言う。これらのコードは「The SuperCollider Book」に収録されている。

同じ日、軽口っぽく「18歳になったらIAMASにおいでよ」と話したことも覚えている。ありきたりの教育制度とはチョットと違うIAMASは、彼が活躍する場になったと思う。ほどなく彼は入試資料を取り寄せたものの、過去問題集を見て諦め顔だったそうだ。ありきたりの一般教養や主要科目の問題ばかりが目立ったに違いない。もう一度会う機会があれば、入試制度もチョット違うんだよと伝えたはずだが、それは叶わなかった。

imoutoidくんは年齢や経歴や体制とは関係のない世界で優れた才覚を発揮していた。それはギターや花火のSCコードが示すように、彼自身の体験に根ざした、地に足がついた創作だったように思える。そんな彼の一端に触れることができるであろうこのイベント、ちょっとメランコリックになりながらも楽しみにしています。

6/10は横浜で講演

6/10は横浜で開催される画像センシング・シンポジウムで講演をさせていただきます。「AR応用技術の将来展望」というオーガナイズド・セッションで、アーティストから画像解析やARへのラブ・コールとして妄想をお話するような感じかな。よろしくお願いします。

ssii2011

第17回画像センシング・シンポジウム
オーガナイズド・セッション3「AR応用技術の将来展望」
講演「見えないものを見るために」
日時:2011年6月10日(金)15:30〜17:00
会場:パシフィコ横浜アネックス・ホール

【追記】前日に帰国予定でしたが航空機のトラブルで間に合わず、藤吉弘亘氏の代読によって講演を行っていただきました。お詫びとお礼を申し上げます。

4/15は神戸で講演

4/15は神戸ITフェスティバル2011で講演をさせていただきます。神戸は長く住んでいたところですけど、最近は訪れる機会がなかったので楽しみです。しかも大震災後なので何かと連想しちゃうことも多いですね。

講演はアート(芸術)とテクノロジー(技術)のコンプレックス(複合体、または強迫観念)を巡る与太話で、いつもの調子で現前する此の方から妄想の彼の方へ参りたいと思います。他の方のセミナーは実践的なものが多いようですので、ちょっと毛色の変わった息抜きとして楽しんでいただければ幸いです。ご都合がつきましたら、是非お越しください。

kobe-it-festival-2011

神戸ITフェスティバル2011
講演「アート・テクノロジー・コンプレックス」

 日時:2011年4月15日(金) 16:15〜17:00
 会場:神戸市産業振興センター 2Fセミナースペース
参加費:無料