
The first tag in Shanghai

8/1〜2はIAMASオープンハウス
今年もあります、IAMASのオープンハウス。私も両日とも学内をウロウロしていると思いますので、声をかけてくださいませ。詳しくはコチラ。

Mobility in Art
アートにおける移動性
PDAや携帯電話を表現媒体とする試みは、これまでは限定的にしか行なうことができなかった。しかし、今日ではiPhoneやAndroid Phoneなどのモバイル・デバイスを用いることができる。これらは高度な表現と手軽な開発、そして全世界規模での展開を可能にしている。このことは、我々は伝統的なアートの形態や価値とは異なる様相に直面していることを意味する。人々の活動の場は既にデスクトップからモバイルに移行しているのだから、アートもまた新しいフロンティアを目指さなければならない。しかし、アートは未だに美術館やコンサート・ホールに縛られている。これはアーティストの態度だけでなく、聴衆の感性においても同様だ。それゆえに、このような現代において、私たちはモバイル・テクノロジーを使って何ができるのかと自問しなければならない。
Mobility in Art
It used to be that the possibilities for using PDAs and mobile phones as creative expression media were limited. However, now we can use mobile devices such as iPhones and Android phones. These platforms allow for advanced expression, easy development and world-wide distribution. This means that we are facing a situation that differs from traditional art forms and values. Because people have already moved from the desktop to the mobile in their activities, art must also head towards new frontiers. However, art is still bound to museums and concert halls. This is true both in artists’ attitude and audiences’ minds. It is for this very reason that we must ask ourselves what we can do today with mobile phone technologies.
7/31は大垣でセミナー&パーティ
昨年は沢山の方にお越しいただいたセミナー「iPhoneビレッジから世界へ」の続編っぽく、7/31に第1回モバイル・アプリケーション研究会のセミナーが行なわれます。いつの間にか表から消えちゃった(笑)んだけど、今回のテーマ設定は「プロプライエタリとオープンスタンダード」で、iPhoneとAndroidを対比的に考えようと思っています(単純過ぎ?)。そんなワケで、日本Androidの会からキーパーソンをお二人、しかもAndroidとiPhoneの両方を手掛けていらっしゃる方々に登壇していただくことになっています。
そして更に!セミナー終了後は会場を移動して(徒歩3分)、iPhone塾(通称)のオープニング・セレモニー&パーティを予定しています。こちらはまだ案内ができていないのですが(スミマセン!)、フランクなディスカッションやライトニング・トーク、それにiPhoneやAndroidフォンなどの体験コーナーなどを予定しています。
そんなこんなのセミナー&パーティで、充実した半日になることと思います。是非お越し下さいませ!

日時:2009年7月31日(金)13:30〜16:30(開場13:00〜)
会場:ソフトピアジャパン センタービル10階 大会議室
講演:「iPhoneの銀河系」赤松正行(IAMAS)
「モバイルアプリのリアルなビジネスシーン」佐々木陽(GClue、日本Androidの会)
「セカイカメラのマルチプラットフォーム戦略」近藤純司(頓智・、日本Androidの会)
定員:100名(申し込み先着順、参加費無料) 申し込みはこちら
iPhone塾(通称)オープニング・セレモニー&パーティ
日時:2009年7月31日(金)17:00〜
会場:ドリームコア1F DREAMCORE COLLECTIVE
Maxの教科書、到着!
Appleへの公開書簡、オラたちにAPIを!
Ori Inbar氏の呼びかけで、Appleへ公開書簡「Open Letter to Apple: Let us Augment Reality with the iPhone!」が送られました。頓智・他AR関係者10余名の共同署名。iPhone用のARアプリケーションのためにカメラAPI(特にライブ・ビデオ・ストリーム関連)を公開して欲しい!というのが趣旨ですね。

よく知られているように、iPhone SDKではiPhone OSのすべての機能が使えるわけではありません。おもだったところだけでも、バックグラウンド動作、スプリングボード(ホーム画面)、携帯電話機能、グローバルなファイル操作などはAPIが公開されていません。VoiceOver(スピーチ合成)やVoice Control(スピーチ認識)もダメですね。
Appleの言い分としては、セキュリティや安定動作を保障するために公開APIの範囲でアプリケーションを作ってね、ってことでしょうけど、それでは納得できない人たちも沢山(?)いるわけです。私もリジェクトされたアプリケーションを何個も作ってますから(笑)。
考えてみれば、初代iPhone発売当初はネイティブ・アプリケーションの開発自体がNOだったところを、幾多の要望が寄せられた結果としてiPhone SDKとApp Storeが提供されました。だから、今回の動きも無駄には終わらないと期待したいところです。それに、このような拮抗関係こそが、発展の原動力になると思いますよ。
Thirty Webs
今日のiPhone勉強会で出たネタ(笑〜学生にとっては個人制作)は、ひとつのアプリケーションで複数のWebを開くことができるか?でした。それはダメかもって思いながら、UIWebViewを2つ載せてみたら、これがバッチリ動作します。知らなかったな〜(ってUIWebViewを使うこと自体が初めてだったかも)。
それでは!ってことで、ひとつのビューに6個のUIWebViewを載せて、TabBarで5つのビューを作成、合計30個のUIWebViewを作ってみました。余談ながら、この手の作業は、UIWebViewのサブクラスを定義すれば、後はInterface Builderだけで済んじゃうので、とってもラクチン。
さてさて、その結果ですが、これまた何事もなかったようにすべて動作します。メモリとしての限界はあるでしょうが、UIWebViewとしての制約はないってことですよね。素晴らしい! Safari 4のTop Sitesモドキもできそう。

これはiPhone Simulatorの画面キャプチャーですが、iPhone実機でも問題なく動作します。
Maxの教科書、サイト準備中
リリースまで2週間を切っちゃいましたが、「Maxの教科書」のWebサイトを準備しています。目次や内容見本は揃ったものの、掲載パッチの整理がまだなのです。と言うのも、当初作成したパッチの番号と書籍での図版番号が異なるために、ファイル名を付け直そうとしてるんですね。これが面倒なので、ちっともヤル気になれません(笑)。ま、刊行日までには何とかします〜ということで。
ところで、書籍の3DCGレンダリング画像も届いてますよ。ちょっと見た目には本物を写真で撮ったように見えますね(レイトレ?+ラジオシティ?)。今回の装丁も、なかなか美しく仕上がっているようで、書籍が届くのが楽しみ。特に、階段を上る人がいい味を出しています。これでTシャツ作りたい。

それから、とある方から素敵なメッセージを頂いています。帯に記されているのが判読できるでしょうか? この画像ではギリギリ読めないですね。ま、実物を見てのお楽しみ〜ということで、7/10をお待ちください
DNAとしてのiPhone
iPhone 3GSでもっとも印象的だったのは、外見がまったくと言っていいほど変わらなかったこと。僅かに背面下部の文字がシルバーに変更されたものの、見比べなければ、気がつかない程度の差異しかない。初代iPhoneは裏面は異なるけど、表面はほぼ一緒。それに、背面に記される製品名は常にiPhoneで、3Gも3GSも関係ない。

以前からiPhoneを「透明なデバイス」として考えていたのは、正面にはスクリーンしかない黒いプレートのような外観のことで(正確には、目立たないようにスピーカーとホーム・ボタンがある)、デバイスとしての主張が極端に少ないことだったんだけど、その意をますます強くしちゃいました。
そんなわけで、昨日配信されたIAMASの学内メール・マガジンに寄稿した駄文の冒頭部分を引用しておきます。
重要だと思われているトレンドの逆を行くことで、iPhoneは成功しているんだよね。携帯電話網は接続保障でしかなく、インターネットもオープンソースも必要悪なんだ。デバイスは汎用品のオンパレードだから、いつでも置き換え可能。なのに、機能競争にもデザイン合戦にも参加しない。ましてや多品種少量生産なんて、どこ吹く風。
つまり、こうだ。iPhoneはテクノロジーの幼年期を脱し、ある種の成熟を目指している。OSを含めてデバイスは乗り物に過ぎず、乗り継ぐべきDNAにこそ全霊を注ぐ。それをブランディングと呼んでもいいけど、身を削ぐような極端なミニマリズムだからね。頑固一徹オヤジじゃなきゃできない。ガキの使いやないで〜っと。
ちなみに、これはiPhoneに始まったことじゃなくて、Macでも同じですね。プロセッサが変わるといった大チェンジでも、筐体は変わらないってのがお約束。
