IAMAS 2009

IAMASの卒業制作展「IAMAS 2009」が本日まで開催されていました。今回は出展作品数や大型作品が少なめだったので、こじんまりとした印象を受けますね。シュリンク傾向の世情を反映してってことかもしれません。

iamas2009

来場者に「iPhone作品がズラ〜っと並んでるのかと思ってました」と言われました(苦笑)。確かに33作品中1作品だけ。例年はもう少しモバイル系がありましたが、今回はデスクトップやWebベースが多いですね。行動派より引きこもり系の人が多いのかも。

個人的には、マウスやデバイスが机の上に載っていると、それだけで萎えちゃいます。もちろん、内容の善し悪しとは別のレベルの話だけど、非デスクトップ系に良い作品が多かったように思います。

セカイカメラ@roomsの外側

セカイカメラ@roomsは無事に3日間の展示を終了。とても多くの方に見て触れていただけたのは有り難かったのですが、長時間立っていたので、軟弱者の私はヘロヘロでした。

ファッション関係の人はITに弱いとかで、ブログ等での言及はあまり見かけませんね(あれば教えて!)。ケータイ・サイトにはコメントがあるかもしれませんが、その場合はGoogleなどWeb検索とかは役立たないですね。ケータイ検索ってあるのかな? かつてはケータイ・メールは着信拒否、iモードの使用歴ゼロ、という人なので(苦笑)、良く分からないです。

一般ブロガーとしては日野亜希子さんの「セカイカメラさわってきました « aki note」が充実しています。ご招待抽選に当選されて京都からいらした方で、IT関係者ではない視点からのコメントは有り難いです。その場でiPhoneに買い替えられたそうで、そんなインパクトのあるセカイカメラなら、全面的にご協力いただいたソフトバンクさんの狙い通りですね(ゴマすっておきます〜笑)。ただ、ご注目いただきながらも抽選にもれた方には、本当に申し訳なかったです。

IT系のニュース・サイトやブログでは、ITmediaの「セカイカメラがどんなトンチでできているのか、中の人に話してもらった」が光っています。タイトルからして分かっていらっしゃるって感じ。記事を書かれた松尾公也さんとはご挨拶した程度なのですが、以前からご注目いただいて、洞察の鋭さはITメディアかくあるべしって思います。DecorRealityの裏面を見抜いた人ってそんなに多くなかったかも。

他のサイトではセカイカメラを紹介するので手一杯って記事が多いですね。それは頓智・が十分な情報を提供していないことの裏返しとも言えます。言い訳をすれば、我々が溢れんばかりのアイディアや実験を繰り返している最中にあるからなのですが、今後の焦点の絞り方が問われますね。

新聞やテレビでもバンバン報道されているようで、いくつかはYouTubeなどで確認できますね。新聞はとっていないし、自宅にも研究室にもテレビがない(中学生の頃からテレビを観なくなった)、オールド・メディア音痴(ケータイもダメ)なので、このあたりは本当よく分からないです。そんな人が考えているのがセカイカメラです。

sekaicamera-yoyogistadium

rooms 18の会場であった代々木競技場前に置いたエア・タグ(エア・カプセル?)。こうして見ると周縁の処理がイマイチですね。解像度低めでジャギーなのは狙いですけど、もうちょっと精進いたします。

rooms18-entrance

こちらは会場入り口をフォト・タグ化中。すごく多かったと思いますが、総入場者数ってどれくらいなんだろう? 受付に長蛇の列ができていた時もありました。

セカイカメラ@roomsの内側

ワールド・プレビュー中のセカイカメラ@roomは、2日目に入って安定度がグンと増しました。前日のWi-Fi状況をフィードバックして調整を重ねていただいたPlaceEngine by クウジットの皆さまに大感謝。クウジットさんとはロケーション・アンプ以来何かとお世話になっていて、CCCity GamesもPowered by PlaceEngineですね。もちろん、頓智・チームもがんばりました。

初日も悪くはなかったのですが、さすがに仮設の現場では予想しきれない状況もあります。もともとドサ回りの現場に慣れている私は涼しい顔をしていましたが、クリティカルな部分を担当している人は眉間に皺どころの騒ぎではなかったようです。華やかな表舞台の裏では、必死にモニタリングと分析が続いていました。

一方、セカイカメラの魅力は、iPhoneをかざすだけで世界の見え方が一変してしまうこと、そして手軽に現実と情報を結びつける間口の広さだと思います。周辺で恐る恐る覗いていた人にiPhoneを手渡すと、誰もが表情がパッっと明るくなるようです。roomはファッション・イベントなので、この手のもの(メディア・テクノロジー)は苦手と仰る方が多いのですが、そんな人でもすぐにエア・タグを開いたり、新しいエア・タグを貼付けたりされていました。

おかけでアっと言う間に空間がエア・タグ満杯になるのですが、それこそ当初から望んでいた状況で、それが私(たち)の出発点だと思います。今回は簡易な操作感を優先して、オフィシャル・タグ優先とか最新タグ優先といったエア・フィルタがデフォルトで機能しているので、カオスよりはちょっと手前の状態に保たれていますけどね。

もしもセカイカメラがアート志向だったら、手に負えないほどの状況を明確に見せると思いますが、ある種のソリューションまで提供しているのがプロダクト志向の所以です。そんな切り分けをきちんとしなければ、何を作っているのが訳が分からなくなりますから、それは心得ているつもり。明日もセカイカメラはガンバリます。

sekaicamerarooms

セカイカメラ、roomsに登場

今日(2/17)から開幕した代々木競技場第1体育館を借り切って行なわれる大規模ファッション・イベント「rooms 18」にて、セカイカメラのワールド・プレビューを行なっています。破格の特等地に陣取ったこともあって、関心を持っていただいたお客さんが多く、人並みが途切れることがありませんでした。

第一速報はAppBankさんの「Sekai Camera – セカイカメラ 世界初お披露目」、朝一番に会場にいらっしゃって、あっという間に充実した記事をアップされる早業に脱帽。今日も取材が多かったですが、明日は無茶苦茶たくさん、らしいです。

レポートや写真、動画などは続々とアップロードされていますし、明日にはテレビや新聞でも報道されるでしょう。なので、ここではあまり紹介されないであろう、セカイカメラのアプリケーション・アイコンをどうぞ。ただし、仮アイコンで将来変更の可能性アリということでお願いします。

これをタップすれば未来が開きます(笑)。

sekaicamera-on-home

絵文字横キーボード

任意のアプリケーションで絵文字を入力するには、ココあたりで解明されていて、 com.apple.Preferences.plist に KeyboardEmojiEverywhereキーを追加して、値をtrueにするってことだそうです。キーの名前がウソっぽいんですが、ちゃんと動きました。

ただ、iPhoneを横位置にすると絵文字キーボードが変になっちゃいます。3段ある絵文字が2段しか表示されないのは致命的。2.2でも2.2.1でも同じ結果でした。

emoji-keyboard

Expo ’74

Cycling ’74がExpo ’74のサイトを公開しました。C74初のカンファレンスですね。MonolakeのRobert HenkeやPdのMiller Puckette、C74のスタッフなどお馴染み(?)の面々によるプレゼンテーションを始めとして、様々なトラックが予定されているようです。

expo74_logo

 期間:2009年4月22日〜24日
 会場:The Mission Bay Conference Center(サンフランシスコ)
参加費:US$295(3月1日まで)

私は同じ時期に別のイベントがあって、詳しい予定が未定なんだけど、都合がつかないかも〜どなたか参加してレポートしてくださいませ。

Beginning iPhone Development

昨年11月半ば(ということは、2ヵ月半前)に刊行された書籍「Beginning iPhone Development: Exploring the iPhone SDKをコチラから無料でダウンロードできます。広告を見せられたり、しばらく待たされたりしますが、ちょいと我慢すればゲットできます。同じところから、Jailbreak環境でのアプリケーション開発本「iPhone Open Application Development」とWebアプリケーション開発本「Professional iPhone and iPod touch Programming」なども無料ダウンロードできますね。

beginning-iphone-development

Dave Mark, Jeff LaMarche “Beginning iPhone Development: Exploring the iPhone SDK” 
Apress | 2008-11-14 | ISBN: 1430216263 | 536 pages | PDF | 17,2 MB 

ざっと見たところ、図版も多く、具体的な事例も取り上げられているので、これからiPhoneアプリケーション開発に取り組もうという人にはいいんじゃないでしょうか。個人的には、オーディオ関係が極小だったのが残念。

ところで、ドネーションや、ダウンロード・サービスからのペイバックがあるとしても、なぜこの本が無料ダウンロードなんでしょうね? 正規の書籍&PDF販売ではダメなほど、需要が少ないのかな。確かに、この手の中級レベルの総花的な開発本は少なからずあるから、セールス的には難しいのかもしれませんね。

【追記】この記事で取り上げたダウンロード・サイトは正規の運営ではありませんでした。不正確な情報であったことをお詫びして、訂正します。

iPhoneのファクトリー・サウンド 2.x

ファクトリー・サウンドに関しては、iPhoneSimulator2.2.1.sdkフォルダを検索するとオーディオ・ファイルが十数種類見つかるのですが、どうも数が少ないみたい。仕方がないので、iPhone OSのディスク・イメージから探しました。これは、ユーザー・フォルダのLibrary/iTunes/iPhone Software Updates/にあるipswファイルの中にある暗号化されたdmgファイルです。なので、以下のような手順でディスク・イメージをマウントします。

  • ipswファイルの拡張子をzipに変更して、アーカイブを解凍。
  • dmgファイルの暗号を以下のコマンドで解除。
    vfdecrypt -i <入力パス> -o <出力パス> -k <キー>
  • 出力ファイルをダブルクリックしてディスク・イメージをマウント。

vfdecryptやキーの入手はココから。

iPhone1,2_2.2.1_5H11_Restore.ipswの場合、暗号解除する対象ファイルは018-4451-16.dmg、キーはe4eeeb62240c1378c739696dff9fef2c88834e98877f55a29c147e7d5b137967197392aでした。同じ2.2.1でも2種類あるみたいなので要注意。

マウントされたSUTimberline5H11.iPhoneOSディスクをEasyFindで検索したところ、cafファイルが53個、aifファイルが31個、wavファイルが2個、m4rファイル(着信音)が25個でした。フォーマット違いで同じ音もありますが、全部で111個で、Macでそのまま再生できます。

factory-sounds-2

これらをそのまま使うのは御法度ですけど、サウンド・デザインに役立てることができます。特に、音の雰囲気や音量の参考になりますね。もちろん、このディスクから「本物」のファクトリー・イメージやファクトリー・フォントを入手することもできます。

iPhoneのファクトリー・フォント 2.x

iPhone SDKのフォルダを検索してもフォント・ファイルは見つからないので、プログラム・コードにてフォントを検索しますぅ。

NSString *familyName;
NSEnumerator *fontFamilies = [[UIFont familyNames] objectEnumerator];
while(familyName = [fontFamilies nextObject])
NSLog(@"%@ %@", familyName, [UIFont fontNamesForFamilyName:familyName]);

実行結果はこんな感じ。ちょこっとだけ整形&ソートしています。iPhone実機でもiPhone Simulatorでも結果は同じみたい。

  • American Typewriter
    • AmericanTypewriter
    • AmericanTypewriter-Bold
  • AppleGothic
    • AppleGothic
  • Arial
    • ArialMT
    • Arial-BoldMT
    • Arial-BoldItalicMT
    • Arial-ItalicMT
  • Arial Rounded MT Bold
    • ArialRoundedMTBold
  • Arial Unicode MS
    • ArialUnicodeMS
  • Courier
    • Courier
    • Courier-BoldOblique
    • Courier-Oblique
    • Courier-Bold
  • Courier New
    • CourierNewPS-BoldMT
    • CourierNewPS-ItalicMT
    • CourierNewPS-BoldItalicMT
    • CourierNewPSMT
  • DB LCD Temp
    • DBLCDTempBlack
  • Georgia
    • Georgia-Bold
    • Georgia
    • Georgia-BoldItalic
    • Georgia-Italic
  • Helvetica
    • Helvetica-Oblique
    • Helvetica-BoldOblique
    • Helvetica
    • Helvetica-Bold
  • Helvetica Neue
    • HelveticaNeue
    • HelveticaNeue-Bold
  • Hiragino Kaku Gothic ProN
    • HiraKakuProN-W6
    • HiraKakuProN-W3
  • Marker Felt
    • MarkerFelt-Thin
  • STHeiti J
    • STHeitiJ-Medium
    • STHeitiJ-Light
  • STHeiti K
    • STHeitiK-Medium
    • STHeitiK-Light
  • STHeiti SC
    • STHeitiSC-Medium
    • STHeitiSC-Light
  • STHeiti TC
    • STHeitiTC-Light
    • STHeitiTC-Medium
  • Times New Roman
    • TimesNewRomanPSMT
    • TimesNewRomanPS-BoldMT
    • TimesNewRomanPS-BoldItalicMT
    • TimesNewRomanPS-ItalicMT
  • Trebuchet MS
    • TrebuchetMS-Italic
    • TrebuchetMS
    • Trebuchet-BoldItalic
    • TrebuchetMS-Bold
  • Verdana
    • Verdana-Bold
    • Verdana-BoldItalic
    • Verdana
    • Verdana-Italic
  • Zapfino
    • Zapfino

iPhoneのファクトリー・イメージ 2.x

以前にも同じような記事を書きましたが、今回はiPhone OS 2.xで使われている画像ファイルをゲットして、GUI作成の参考にしようという話です。.ipswファイルからとか、iPhone実機からとかグレイな方法もあるんでしょうけど、iPhone SDKをインストールしていればコトは簡単です。ただ、pngファイルはiPhone用に最適化されているので、そのままでは意味不明です。そこで、通常のpngファイルに戻すためにiPhonePNGAppなどのユーティリティを使います。

手順はこんな感じ…

  • /Developer/Platforms/iPhoneSimulator.platform/Developer/SDKs/iPhoneSumulator2.2.1.sdkにあるpngファイルを検索(633個あるはず…)。
  • 画像のサイズが0×0ピクセルのファイルを絞り込み検索(602個あるはず…)。
  • iPhonePNGAppでpngファイルを通常状態に変換。

結果はこんな感じ…絵文字のファイルが多いですね。

factory-images-2

同じようにして、アプリケーション・パッケージから取り出したpngファイルも変換できます。EasyFindなどを使えば、パッケージの中身も検索してくれるので便利です。