Mac Fan 2009年1月号

う〜ん、2009年かぁ〜って感じですが、Mac Fan 1月号が届きました。期待を裏切ることなく、今回も「非開発者向けiPhoneアプリ開発講座」がグッドです。今回はiPhone SDKの入手&インストールあたりから、Xcodeでの開発手順を経て、実機で動作させるまでが、豊富な図版とともに解説されています。証明書やプロジジョンのあたりって、分かりにくいですけど、これで初心者な方も大船に乗った気分になってください。この連載(?)きっと遠からず単行本化されるんでしょうね。

私の連載では、今回は筐体系のお話。ここで取り上げた映画「2010年」の浜辺のコンピュータって、かつては憧れの的だったけど、今じゃ数段小さなiPhoneがありますからね。でも、木星には行けそうもないし、HALもいない2010年の1年前です。

12/14はIAMAS入試

12/14に私が担当するDSPコースを含むIAMASアカデミーの入学試験が行なわれます。今年2回目(&最後)の入試で、今回は一般入試(英語、数学、小論文、情報、デッサンから1科目選択+面接)です。前回は残念な結果だった方も、がんばって再トライしてください。

国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)一般入試
出願期間  2008年11月28日(金)〜12月3日(水)
選抜試験日 2008年12月14日(日)

12/3は名古屋でiPhoneライブ

12月3日に名古屋のKD Japonにてライブをします。今回は「Snowflakes」の特別バージョンに、ニューヨークで活躍するベーシスト加藤秀樹さんが参加されます。無数(できれば)の微細なiPhoneの音群に、忍び寄るような(?)うねるような(?)重低音が絡むのですから、想像するだけでワクワクしています。是非ぜひ、ご来場ください。iPhoneやiPod touch(スピーカー付き)をお持ちの方は、UDIDをお知らせいただいてご参加いただければ幸いです。

 

フライヤーPDF [表面DeepAcoustic34-1.pdf] [裏面DeepAcoustic34-2.pdf]

深響 presents
Deep Acoustics Live Act vol.34
Electro-Acoustic Textures

2008.12.3(水)
19:00 open 19:30 start

¥2,000 iPhone割引¥1,800(前日までに要連絡) (1オーダ別途必要)

KD Japon (名古屋市中区千代田5-12-7) tel:052-251-0324
http://www2.odn.ne.jp/kdjapon/

問い合わせ 090-3449-6726(平尾) info@deepacoustics.org 

出演
赤松正行(computer,iPhone)
加藤英樹(el-b)
亀田暁彦(piano,computer,synth)
平尾義之(sax,electronics)

赤松正行氏は観客のiPhoneを含む複数のiPhoneによる音響パフォーマンス、加藤英樹氏は素数チューニングとフィードバックを使ったエレクトリックベースのソロと赤松氏とのDUO演奏、亀田暁彦氏はliveDSPによるアコースティックピアノの音響テクスチャ化、平尾義之はエレクトロ・アコースティックなサクソフォン音響。みな実験的ながら美しい音色を響かせる。

赤松氏の作品「Snowflakes」は来場者のiPhoneによって演奏されますので、iPhoneやiPod touch(スピーカー付き)をお持ちの方は、奮ってご参加いただければ幸いです。ご参加の方は、入場料を1,800円に割り引かせていただきます。前日12/2までにUDIDを登録し、開演1時間前にご来場ください。詳しくは、以下のWebサイトをご覧ください。
http://akamatsu.org/snowflakes/ 

エコー・マシン【Echochops】リリース

昨日、App Storeから新しいiPhoneアプリケーション「Echochops」がリリースされました。シンプルなフィードバック・ディレイですが、入力する音とともにパラメータの設定やマイクとスピーカーの位置関係で、いろいろと遊べると思います。毎度お馴染みの115円アプリですので、即ゲットしてください(懇願!)。

おススメは、OptionでOutputをSpeakerにして、ナチュラル・フィードバックによる強烈なノイズ奏法ですね。パラメータ操作だけでなく、マイクやスピーカーを指や紙などで覆って、ナチュラル・フィルタも掛けてみてください。あるいは、マイク付きヘッドフォンを挿して、iPhoneを持ってお散歩、というのもオススメ。RjDjなどもそうですが、この手の日常を非日常に変えるサウンド・ツールは面白いし、まだまだ可能性があると思います。

スクリーン・ショット等はApp Storeや他のレビュー・サイトでも紹介されています(ありがとうございます!)ので、ここではボツになったアイコンを載せておきます(でも次期バージョンで採用するかも)。これを見てピンと来た人もいらっしゃると思いますが、元ネタは永遠の銘機Echoplex (Maestro)です。現アイコンもEchoplexのツマミから。ビンテージ機器には興味がない私が、唯一持っているのがEchoplexなのです。

サンレコ誌でiPhone対談

サウンド&レコーディング・マガジンの12月号に、iPhoneを巡っての対談が収録されています。Cross Talk Vol.12「iPhoneが変える音楽の形」。レコーディング機材とかDAWテクニックとかを期待してページをめくっていて、いきなりiPhoneが登場してビックリした人も多いハズ。IT系雑誌なら当たり前でも、これは音楽雑誌ですからね。

対談のお相手をしていただいたのは、泣く子も黙るサウンド・エンジニア&アーティストのD.O.Iさん。随分以前にTrans Max Night – Tokyo Operationのライブでご一緒して以来のお久しぶりモードでした。当時もMaxを使い倒されていたので、新し物好き(ネオフィリア)なのは間違いないでしょうけど、初代iPhoneがUSで発売された直後からのユーザであるのはサスガです。

それで、このCross Talkは、普段は真空管コンプ徹底聴き比べみたいな企画です。なので、そんな感じかなと〜それなりに準備していったものの、iPhoneの音楽アプリ自体に触れることは僅かばかり。しょっぱなからハードコアな話題が渦巻き、それはそれは熱い議論が展開されたのです。個々人の体験としてのiPhoneの魅力から始まり、音楽表現(に限らないけど)の未来はiPhoneにしかない的な妄想に至るまで、その内容は誌面でご確認ください。

ともあれ、このような企画を断行するサンレコ誌は素晴らしい!です。それでこそサンレコって感じですね。思い起こせば、10年以上前からMaxを継続的に取り上げていたのがサンレコでした。その頃は、音楽とプログラミング言語とが結びつかない人がほとんどだったと思うから、巷の読者から一歩も二歩も先に進んでいたことになります。だから、今ならiPhoneを取り上げるのは当然だとしても、やはり勇気ある英断です。拍手!

Max5日本語版リリース!

昨日、イーフロンティアさんから告知がありました。待ちに待った「Max/MSP 5」と「Max/MSP 5 + Jitter」の 日本語対応版が11/28にリリースされるそうです。既にイーフロンティア版のMaxを購入されている方には、無償アップデータが提供されるとのこと。

これまでも部分的な日本語化の試みはありましたが、今回は、メニュー、ウィンドウ、ヘルプ、ドキュメントと完全日本語化と言っても良さそうなレベルみたいです。その作業は想像するだけで滅入っちゃいそうですが、そんな労作を楽しみに待ちたいと思います。

11/19-21はIAMASでCocoa講座

11/19から11/21までの3日間、IAMASでCocoaの開発セミナーがあるそうです。会場はIAMASですが、講師はAppleの方と聞いているので、ここは山ほど質問を持って臨みたいところ(笑)。各日とも内容は同じで、11/19は既に満員になっているようです。お申し込みはお早めに〜。

“Cocoa”で始めるObject指向プログラミング

日時:2009年11月19日(水)、20日(木)、21日(金)14:00~17:00
会場:IAMAS 大学院校舎3階コンピュータ室2(C2) 【地図】

【セミナー詳細・受講申込】

11/24は銀座でiPhone大作戦

おかげさまで毎回超満員御礼のレクチャー&プレゼン・シリーズ「IAMASイキマス、DSPでBANG! 2008」、全3回無事に終了したにも関わらず、さらなる番外編を行なわせていただきます。これまでチャンスを伺いながらもNDAの壁に拒まれていたDSPプロジェクト〜iPhoneスタディ・グループの登場、その名も「iPhone大作戦」です。本年4月より、ベータ版のSDKに苦労しながらも、IAMASでiPhoneに取り組んで来た経緯をご紹介し、App Store、展覧会、コンサートと、その成果が多方面に現れつつある現状をご報告します。iPhoneアプリケーション開発における小ネタや大技を含めて、その内情と悲喜交々をお届けできればと思っています。お誘い合わせの上、ご来場いただきますよう、ご案内申し上げます。

IAMASイキマス、DSPでBANG! 2008 【番外編】
iPhone大作戦

日時:2008年11月24日(月・祝)16:00~18:00
出演:赤松正行、平林真実、和田純平、大田祥子、宮川英利
会場:アップルストア銀座店 3F

入場料無料 事前予約不要

プレゼンテーションの内容はコチラをご覧ください。

スタンフォード大学の開発教材

スタンフォード大学がClass CS193P: iPhone Application Programmingとして、iPhoneアプリケーションの開発講座の教材を公開しています。全20回の予定らしく、現時点では第12回までが公開されています。平易な英文で図版も多く、ソースコードも公開されていますから、これはマストハブですね。

この講座は9月下旬に始まったらしく(と言うことは、IAMASのiPhone勉強会のほうが5ヵ月ほど早い)、最初の頃はNDAの回避方法についても書かれています。そして、NDAが緩和されたので、一挙に一般公開ってことになったようです。他にも、いろいろと有益な開発情報があちこちで公開されていますので、NDA緩和の恩恵は大きいですね。大感謝!ですが、7月だったらもっと良かったのにね。

iPhone開発資料の日本語化

今日のiPhone Tech Talk World Tour – Japanに合わせたんだと思いますが、iPhoneのアプリケーション開発のドキュメントが日本語化されて公開されています。現時点では一部の翻訳に留まっているものの、斜め読みでも結構時間がかかりそうなほどの分量で、充実しています。

日本語ドキュメント(要ログイン)

Macに比べて、iPhoneは新しいプラットフォームということもあってか、もともと開発資料は充実していましたが、これが日本語化されたとなるとグッと敷居が低くなりますね。ただし、英語資料もそうですが、古い内容が残っていたり、より簡単(適切)な新しい方法があったりするので、そのあたりは要注意です。