iPhone SDKはBeta 3へ

本日(昨日?)iPhone SDKがBeta 3にバージョン・アップされました。Beta 2からBeta 3へのAPI変更点はココ(要ログイン)。iPhone OS 2.0のビルド番号は5A225cから5A240dに変わりました。

最初から完成度が高い方が有り難いけど、小刻みなバージョン・アップも健気な感じがして、好印象かもですね。AppleのSDKチームは夜も寝ていないんだろうな。

picocalc.app登場

久々のiPhone用勝手アプリpicocalc.appを公開しました。picomemo.appと同じく、ホーム・スクリーンに極小メモを表示しますが、こちらは数値のみで設定、加算、減算が簡単にできるようになっています。お小遣いメモとかカロリー計算メモとかに使ってください。

しばらく前から非公式SDKでの制作はしていないのですが、今回はちょいとワケありで、toolchainを使いました。同じXcode 3.1を使いながらも、toolchainと公式SDKとはケンカすることなく共存できるみたいですね。

将来、隠された機能を使うためにハイブリッドSDKを使うかもしれませんが、当面は公式SDKオンリーで行きます。3月初頭はイマイチだった公式SDKも、その後(不完全ながら)Interface Builderが対応し、Firmware 2.0 Betaでリモート・デバッグが可能になったので、かなり楽園気分です。と、US特派員は申しています(笑)。

PwnageToolは2.0対応

4/1を過ぎてからのほうが、エプリル・フールっぽい毎日です。PwnageToolがFirmware 2.0 (Beta)に対応していることは、デモ・ムービーなどで知られていましたが、以下の手順らしいです。

(1) 純正Firmware 1.1.4にリストアする。

(2) PwnageToolでFirmware 1.1.4を選んでiPwnerし、改変Firmwareを作成する。

(3) 改変Firmware 1.1.4にリストアする。

(4) PwnageToolでFirmware 2.0を選んで、改変Firmwareを作成する(iPwnerは不要らしい)。

(5) 改変Firmware 2.0にリストアする。

ご丁寧にも、2.0から1.1.4に戻す方法も明らかになっています。

(1) 純正Firmware 1.1.4にリストアする(が、エラーで終了する)。

(2) iNdependenceなどを使って、リカバリー・モードから抜ける。

(3) iLibertyXを使って、アクティベイト&脱獄する。

(4) Install.appを使って、iClarifiedカテゴリーのBaseband Eraserをインストールする。

(5) 再度、純正Firmware 1.1.4にリストアする。

(6) 任意のツールを使って、アクティベイト&脱獄する。

何か理由があるんでしょうけど、どちらも1.1.4に2回リストアしているのが、不思議ですね。

一方、US特派員は、何も考えずに、そのままFirmware 2.0を使ってPwnできたと言っていました。戻す時も、iTunesで改変Firmware 1.1.4にリストアしただけだそうです。それから、2.0は最初から国際化対応らしくって、Settingsで設定するだけで日本語iPhoneになったとか。

ところで、ホーム・スクリーンにiTunesやApp Storeがないんですが、これらの画像って本物かな? US特派員(か誰か)がPhotoshopで作ったエプリル・フール向けのネタが、今頃流れ着いたのかもしれません。

【追記】1.1.4の時点で、BSD SubsystemやOpenSSHなどをインストールしておくと吉とか。現在2.0ではInstaller.appが現れないので、iPhone内部へのアクセス手段を確保しておくためです。

iPhoneの日本語化

時々尋ねられるので、まとめておくね。すべて脱獄後のiPhoneでの作業です。

(1) Installer.appを起動する。

(2) SourceページのEditボタンを押し、さらにAddボタンを押して、URLにhttp://repo.aakqtr.comと入力してOKボタンを押す。

(3) InstallページのBiOsS Modzカテゴリーから、*1.1.3* International Supportまたは*1.1.4* International Supportを選び、Installボタンを押す。

(4) ホーム・スクリーンに戻り、Settingsを開く。

(5) GeneralのInternationalを選び、Language、Keyboards、Region Formatを日本語に設定する。

オススメは、LanguageをEnglishのままにしておいて、KeyboardsでEnglishとJapaneseをONに、Region FormatもJapaneseに、かな。Languageも日本語にすると、システム周りが日本語表記になるので不思議楽しい。ただ、Webなどでの英語情報との整合性が悪くなるので、個人的にはイマイチなのです。

Firmware 1.1.1での日本語入力はこちら。1.1.2はパスしたので、よく分かりません。

PwnageToolは楽園の泉

下手な冗談はなかったことにして、お待ちかねのPwnageToolがリリースされました。iPhone DevTeamのサイトのトップ・ページ、スティーブ君の下にあるリンクからダウンロードできます。これは、iPhoneのリストア・ファイルそのものにパッチを当てた上で、iPhoneにインストールしちゃうんですね。史上最強、難攻不落との前評判です。チャンレンジャーな人は試してみてください。

使い方は簡単っぽいんだけど、当然のことながら自己責任でどうぞ。ここに書いていることも間違っているかもしれないしね。

まずは、次の手順でPwn化する。

(1) iPhoneをUSBケーブルでMacに接続し、iTunesは終了させて、PwnageToolを起動する。

(2) Browse .ipswボタンをクリックし、使用したいバージョン(たぶん)の.ipswファイルを選択する。(通常は、~/iTunes/iPhone Software Updatesにある。)

(3) iPwnerボタンをクリックする。手動でリカバリー・モードにする必要がある他は、後は作業完了(パイナップルの表示)まで待てば良い。作業時間は23分程度。これでPwn化されたiPhoneの出来上がり。

さらに、iTunes用の偽装ファイルを作成して、復元(リストア)しちゃう。

(4) IPSW Builderボタンをクリックし、必要な項目をチェックしてOKボタンをクリックし、新たに作成される.ispwファイルを保存場所を指定する。12分で作業は終了する。

(5) PwnageToolを終了し、iPhoneをリカバリー・モード(スティーブ君の表示)にして、iTunesを起動する。

(6) iTunesでoptionキーを押しながら、復元ボタンをクリックし、作成した.ispwファイルを選択する。後は通常通り数分間かけて、iTunesクンが健気に作業をしてくれる。

あと、Wi-Fi問題が生じた時に、それを修正するswifiってツールもリリースされていますね。これは、そのうちPwnageTool本体に統合されるそうです。

【追記】初出時より少々説明を変えました。

4月馬鹿の検証

昨年のエプリル・フール記事を今日検証しようってワケだから、眉唾話ですが…それにしても、もう1年も経ったので、なんとも牧歌的な話です。

Cocoaベースへの移行

何がCocoaで何がCarbonかって判断基準は微妙ですが、CarbonOrCocoaクンは、コイツはCarbonだって主張しています。

Carbon-Cocoa Bridgeの装備

てなわけで、ブリッジも必要ありません。Cocoa APIでオブジェクトを書くことは(これまで通り)できると思うけどね。

バイト・コード化とVMの装備

バーチャル・マシンには、なっていないと思う。バーチャル化はトレンドとは言え、実行速度を犠牲にするワケにはいかない、ってこともあるかと思う。

実行環境の拡張

バーチャル・マシンの流れなので、これもダメっぽい。

全オブジェクトのアトリビュート対応

これはバッチリ正夢。

インスペクターの拡張

これもバッチリ正夢。

アトリビュートのパブリッシュ

これは近いことができるかな。

UnicodeとXMLに対応

これもバッチリ正夢。

新しいオブジェクトが満載

ウワサのタイミング関係を中心に少々追加で、満載ってことはない。

基本性能の向上(クラスタ処理、マルチGPU対応など)

これはナシっぽい。でも、マルチCPU対応にはなる。

プログラミング支援機能(グリッド、マルチレイヤーなど)

バッチリ正夢。マルチレイヤーはプレゼンテーション・モードになったね。

デバッグ機能(プロファイラ、ウォッチなど)

これもバッチリ正夢。デバッグ天国(笑)。

美しくてシンプルなGUIデザイン

これはビミョウで、個人的にはイマイチ好きになれない。ただ、Max 4に戻ると、Mac OS 9を触っているようなキブンになるね。

てなワケで、打率5割って感じでしょうか。当初期待していた実行環境の拡張関連は、ほぼすべてハズレで、プログラミング環境の充実関連は、ほぼすべてアタリでした。まぁ、当たるも八卦、当たらぬも八卦、ですね。

iPhone DevTeamが身売り?

3/31にリリース予定だったPwnageToolの公開延期に続いて、iPhone DevTeamのサイトに、身売りしたよ宣言が掲げられています。ある団体にすべてを売却したそうですけど、それってApple?、あるいは、一儲けを企む事業者? (少なくとも日本時間では)4/1なのが、困惑に拍車をかけます(笑)。

iPhone-DevTeam-sells-itself.jpg

最後に、この10ヵ月間のご愛顧に感謝って文章がありますけど、そう言えば10ヵ月(正確には9ヵ月少々)しか経っていないんだよね、iPhoneのリリースから。いろんなことが目まぐるしくあり過ぎて、随分長い時間であるような気がするけどね。この激しいダイナミズムは、iPhoneならでは。本当に、いろいろと楽しませていただいています。

【追記】夕方見たら、以下のスティーブ君に変わっていました。ロシア語(たぶん)で何か言っているね。そう言えば、何故かロシアではiPhoneが熱いみたい。発売されていないのは同じだけど、負けてていいのか?日の出る処の人々(笑)。

Mac FanにIAMAS紹介記事

Mac Fan誌5月号にIAMASの紹介記事(P.144〜145)が掲載されています。明らかにフツーの学校じゃない雰囲気が伝わるグッドな記事じゃないかな。「講義室での授業はほとんどない。(中略)まるでアトリエやデザイン工房のようだ。」ってまとめていただいてますけど、まぁ、そんな感じですね。授業は(それなりに)ありますけど、それで何かができるワケじゃないですから。そこから先の環境(人材+機材+α)が重要だと思うな。

Mac-Fan-IAMAS_m.jpg

ちなみに、取材の際に、たまたま私が居合わせたものだから、IAMASの話はそっちのけで、Macウラ事情やiPhoneホラ予測に話が咲きまくっていました。でも、しっかり本題中心の記事になっているのは、サスガです。

iPhone SDKがバージョン・アップ

詳しくは書けない例の件で、iPhone SDKがバージョン・アップされました。ログイン前の誰でも見ることができるページにも、”New Version of the iPhone SDK is now Available”となっていますが、アッサリと書かれているものだから、見落としていました。

iPhone-SDK-beta2.jpg

Beta1からBeta2へのAPI変更点はこちら(要ログイン)。それから、スキー場じゃなくなって、Firmwareがバージョン・アップしたみたい。待ちわびている件も、”Now includes Interface Builder”となってますね。

【追記】今頃(3/28、午前10時過ぎ)Appleからお知らせメールが来ました。なんだ、今日アップデートされたばかりだったのね。