SpaceNavigatorがMac版Google Earthに対応

イベント続きでチェックを後回しにしてたんですが、SpaceNavigatorがMacでもGoogle Earthを操作できるようになったバージョン1.2を先週リリースしていました。最新版のドライバは3Dconnexionからダウンロードできます。Google Earthはバージョン4.1が必要みたいです。

SpaceNavigatorはGoogleとの共同開発なので(そのおかで安価になったハズ)、これができないとダメでしょうだったのですが、ようやくの登場となりました。実際、これがあるのとないのとでは、Google Earthが違うアプリケーションに思えるくらい、操作感も印象も違ってきます。後は、マルチ・デバイスに対応して欲しいところ。

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ところで、Google Earthと言えば、ART+COMが1995年(1994年?)に作ったTerravisionですね。昨今はメディア・アートが商業化される事例が多くて、それが腰砕けだったりするんだけど(笑)、Google Earthがそんな印象を与えないのは、地球を飛び回わりたいというシンプルだけど根源的で強力なアイディアの勝利なんでしょうね。

ちなみに、Terravision制作の中心人物だった人がGoogle Earthを現実化したそうで、鬼の一念って感じですね。それから、アメリカ軍がTerravisionの軍事利用を提案したものの、ART+COMはそれには乗らなかったという話もありますね。単純に言えば大金を得るチャンスだったわけですが、軍事には加担しないポリシーだったか、今日の全人類的規模(とはまだ言えないが)の展開を確信していたのか、これまた鬼の一念を感じます。素晴らしい。

IAMASイキマス、DSPでBANG! @ AppleStore銀座

AppleStore銀座でのイベントも無事終了。ほんと沢山の方に来ていただきました。感謝感謝。エレベータから降りられずに諦めた人もいらっしゃったくらい過密状態だったし、160部用意したプログラムノート(The Max Bookプレゼント抽選番号兼用)がもらえなかったと何人もの人から聞いたので、推計来場者数は200人ってとこでしょうか? 前日のスパデラ・イベントには負けるけど、スペース的には半分もないから、そんなものでしょう。

肝心の内容としても、大きなトラブルなく、バラエティ豊かに充実したイベントになりました。特に、プログラム構成は硬軟・緩急織り交ぜた絶妙の進行だったと思います。それぞれの発表もバッチリで、緊張感のせいか、学内発表より数段良かったかも。唯一残念だったのは、会場での準備時間や実際の開催時間が短かく、凝ったことができなかったことですね。ま、時間があれば良くなるってものでもないですけど、ドタバタしちゃうのが辛いところでした。

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それから、自慢話っぽくなっちゃいますが、今回はプランニングからフィニッシュまで、すべて学生が取り仕切って完遂したイベントでした。私が口を挟むのが憚るくらいだったんですけど、それでもたまに口を出して反省していました(笑)。良いイベントだったと思う方がいらっしゃれば、それは学生に拍手!ですね。ご来場、ありがとうございました。

Build with Processing @ SuperDelux

Processingイベントは無事終了。スパデラに、こんなに沢山人が入っているのは見たことがないってくらい盛況でしたね(という程何度もスパデラに行ってるわけじゃないけど)。Maxイベントをしても、あんなにお客さんは来ないんじゃないかという気がします(悲)。

さすがにデザインやWEB系の人が多く、インタラクティブなコンテンツが注目されてるんだろうな〜という印象です。でも、最終的にはProcessingは速度面で使えないので、C/C++で書き直しました、みたいなプレゼンが多くて、アレアレ?って感じでした。

そんな中で、サンプルを動かしたことしかProcessing経験がない赤松は、いつものようにMax/MSPで演奏させていただきました。それまでのプレゼンでは、差し障りのない曲を使っていた人が多かったので、ノイジーで攻撃的な曲調にビビっちゃった人もいたみたいです(笑)。今回はProcessingで演奏する人がいなかったけど、本当はバトル演奏をしたら面白そう。Jitterとの映像対決でもいいですね。

ともあれ、この調子で明日(ってか今日)の銀座のDSPイベントにも、よろしくお越し下さいませ。椅子は80席くらいしかなく、立ち見場所もそれほど広くないので、お早めのご来場をオススメしますです。

The Max Bookをプレゼント

5/12(今週土曜日ですよ〜)のAppleStore銀座でのイベントで、ビッグなプレゼントが登場予定。イーフロンティアさんのご好意で、ご来場の方の中から5名様にThe Max Bookをプレゼントしていただけるそうです。

The Max Bookは、2061:Maxオデッセイに勝るとも劣らぬ1,000ページ越えのオブジェクト辞書なので、お持ちでない方はこの機会をお見逃しなく。おそらく来場者数は5人以上になるでしょうから、クジ引きとかジャンケン大会とかになるのかな。

ちなみに、オンライン・ストアにはThe Max Bookが見当たらないんですが、絶版状態なのでしょうか? だとしたら、貴重な本になりますね。

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aka.mouseをアップデート

マウス操作を行なうaka.mouseをアップデートしました。このバージョンでは、マルチ・ボタン(最大32個!)やマウス・ドラッグが可能になるボタン・ダウンやボタン・アップに対応しています。実は、前バージョンでも適当に実装していて隠し機能だったんですが、きちんと動作するようになったハズです。ダウンロードはaka.objectからどうぞ。

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注意すべき点は、実際のマウスの状態とaka.mouseが作り出すマウスの状態とを混同しないことです。例えば、実際のマウスでボタンを押し続けたままでも、aka.mouseでボタン・アップができるので、その時にマス・ボタンの状態を取得すれば、どうなるんでしょう? この場合は、最後のオペレーション、つまりaka.mouseでのボタン・アップが現在の状態になるハズなんですが、ちょっと混乱するかもです。あと、update 0にして、マウス・カーソル移動時に描画を更新しない設定にした場合も要注意ね。

ちなみに、このアップデートは、Wiiリモコンを身体障害者のためのマウス代替装置にしたい、という相談がきっかけでした。身体障害者向けの機器は高価(マーケットが小さいから)なんですけど、Wiiリモコンなら安いですからね。普段は人様のリクエストは受け付けないんですが、今回はちょっと偽善者(?)になってみたというわけです。

QuickTime 7.1.6にもご用心

5月2日にリリースされたQuickTime 7.1.6アップデートを適用すると、Intel-MacでMaxが起動しなくなっちゃいます(PowerPC-Macは大丈夫らしいです)。

これは、Mac OS X 10.4.9アップデートと同じく、PACEの問題とのこと。Cycling’ 74にも対処法が記載されていて、2つの方法が紹介されています。

1. Mac OS X 10.4.9 Comboアップデートを適用する。

2. PACEが提供している再構築スクリプトを実行する。

前回と同じ方法(Comboアップデート)では芸がないなと思い、今回は再構築スクリプトを使ってみました。その結果は、特に問題なくMaxが起動するようになったので、ひと安心です。再構築は1〜2分で終わるので、こちらのほうが手軽ですね。

5/11は六本木でライブ

AppleStore銀座の前日になりますが、5/11はスパデラのProcessingイベントに出演することになりました。もちろん(?)Processingで演奏するわけではないのですが、プログラミング言語による演奏という括りだそうです。赤松の他にDSPコースからは、堀宏行くんの演奏(彼もMSP)や小林茂さんのGainerプレゼン(こちらはProcessingもサポート)もあるそうです。土曜日夕方はダメ〜って方は金曜日夜にお会いしましょう!

Built with Processing @ SuperDeluxe
日時:2007年5月11日(金)  開場19:00 開演19:30 終演23:00頃(予定)
会場 : SuperDeluxe [地図]
料金 : 1,000円(1ドリンク付)

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poly~の2次元配列

今日の自分クエストは、ploy~で1024個以上のインスタンスを作る方法、でした。poly~は同じ機能を持ったオブジェクト(インスタンス)を手軽に作れるので便利なのですが、インスタンスは1023個までしか作れない、ってことになっています。一昔前なら、1023個で十分だよ〜って雰囲気でしたが、今やそんなことはないですね。例えば、次のように横80個に縦60個の球体を並べると、合計4800個だから、軽くpoly~の制限を超えてしまいます。

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そこで、インスタンスの制限はオブジェクト単位なので、複数のpoly~オブジェクトを使えば大丈夫だろうと考えました。例えば、2個のpoly~を使えば、2046個までインスタスを作ることができるわけですね。さらに、poly~を入れ子にする、つまり、poly~の中にpoly~を入れてみたところ、バッチリ動作しました。パッチは次のようになります。

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見たままなので分かり易いと思いますが、一番下が球体を1個含むサブ・パッチで、真ん中がそれを横に80個並べるサブ・パッチです。そして一番上のパッチで、横80個並んだものを縦に60個に並べています。

ちなみに、3次元配列は当然として、4次元、5次元と何次元まで可能なんだろうかという疑問がわきますね。どなたかヒマな人は確かめてみてください。それから、単に球体を縦横に並べるだけなら、もっと簡単な方法で構わないですよ(2061:Maxオデッセイのp.824〜とかp.848〜とか)。

続・センサーバーのバス・パワード化

日本語が読めなくて妄想が巻き起こっているのか、海外から問い合わせがちょこちょことあります。回路図を教えてくれと言われても、そんなものナイです(笑)。そこで、参考までに、FireWireバス・パワーでセンサーバーを駆動させるハンダ付け写真を載せておきます。

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ちなみに、Wii本体からは12DCVが供給されているのはテスターで確かめていたんですが、オシロスコープでも測定してみました。バッテリー駆動でLEDを点灯させる場合にはPWMすることもあるそうですけど、Wii本体から出てるのは単純な直流電流みたいです。ついでに、MacBook ProのFireWireバス・パワーをオシロいましたが、これも単純な直流電流でした。

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というわけで、単純にFireWireバス・パワーをセンサーバーに繋ぐ、で正解なんじゃないかな。でも、ホント、電子工作はド素人なので、良い子の皆さんは真似をしないでくださいね〜〜。

scope~の表示をフリーズする

新学期が始まり、学生クエスト・ネタが増えて嬉しいな〜と嘯く今日この頃。今回のクエストは、scope~の波形表示をフリーズさせたい(ある瞬間の波形を固定表示する)でございました。久々の王道記事です(苦笑)。

まず、mute~とかbegine~+gate~でオブジェクトのオーディオ処理を停めると、実際には0がシグナルとして流れちゃうのでダメでございます。表示するシグナル数分のオーディオをサンプリングしてループ再生(または減衰なしのフィードバック・ディレイ)すれば良さそうなんだけど、面倒なので取り敢えず却下。それから、jit.desktopで画面キャプチャーしてjit.pwindowで表示する、って方法も考えましたけど、scope~とjit.pwindowをスクリプトでhide/showしなければならないのが、これまた面倒っぽい。

サクっと簡単な方法が思いつかなかったので、リファレンス・マニュアルを調べると、scope~をマウスでクリックしている間は表示がフリーズされる、と書かれていて、バッチリその通りになります。これで、一応は目的達成なんですけど、マウス・ボタンを抑え続けなければならないのがイマイチっぽいですね。

他に良い方法はないものかと調べていたところ、enable 0で表示フリーズ、enable 1でフリーズ解除となることが判明。これで完全解決ですね。めでたしめでたし。spectroscope~でも同じようにenableメッセージが使えます。

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ちなみに、enableメッセージはヘルプ・パッチにもリファレンスにも載っていなくて、クイック・メッセージ・リファレンス・メニュー(2061:Maxオデッセイ、P.194参照)で見つけました。ヘルプは主要な事柄しか載っていないし、リファレンス・マニュアルも不完全だったりするので、奥の手としてクイック・メッセージ・リファレンス・メニューが役立つ時が結構ありますよ。

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