aka.wiiremote 1.0B6

aka.wiiremoteの1.0B6を公開しました。ダウンロードはいつものaka.objectsからどうぞ。

このバージョンではクラシック・コントローラをサポートした他、多少のバグ・フィックスをしました。ヘルプ・パッチも少し整理して、FAQも更新しています。

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PowerBook G4などでの動作不良は、ちょっとマシになったかもしれません。FAQにも書いたように、Wiiリモコンの登録を毎回削除して再度設定すれば、確実に接続できると思うのですが、いかがでしょうか? 毎回というのも面倒なのですが、これ以上は改善できていません。

5/12は銀座でイベント

IAMASはDSPコースの精鋭メンバーが銀座のApple Storeでイベントを行うことになりました。DSPってどんな雰囲気?って感じの軽い話題から、お役立ち情報満載のMaxテクニック、そして、壊れまくったアイドル歌謡曲から静謐な映像音響作品まで、様々なトークとライブを予定しています。収まり切るのかなって心配するくらい盛り沢山の内容ですが、きっと他では見られないカッティング・エッジな(本当?)爆走状態になると思います。私も真面目な(たぶん)レクチャーと変な(きっと)演奏をします。皆様お誘い合わせの上、ぜひぜひお越し下さいませ。

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College Night : 国際情報科学芸術アカデミー
IAMASイキマス、DSPでBANG!
日時:2007年5月12日(土)18:00〜20:00
会場:Apple Store Ginza [地図]
出演:国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)DSPコース
   赤松正行 ジャン=マルク・ペルティエ
   天野由加利 菅沼聖 中里光雄 堀宏行 松波直秀

内容紹介:近年ますます、音楽、映像、アートなどで活躍するソフトウエア、Max/MSP/Jitter。ここでは、日本でもっともMaxを活用する(?) IAMAS/DSPコースが、その魅力に迫ります。まずは、2061:Maxオデッセイの著者である赤松正行が、MacBook Proを用いてコンセプトの全容に迫り、cv.jitの開発者ジャン=マルクが、高度な画像解析を披露します。そして、2つのプロジェクトを紹介し、赤松正行や学生によるオーディオ・ビジュアル・ライブも満載です。

学校紹介:IAMAS(イアマス)は、専修学校と大学院から構成され、ギャルからオヤジまで幅広い年齢の学生が、さまざまな経歴を活かしながら一緒に学んでいる学校です。この中でDSPコースは、音楽や映像からデバイスやネットワークまで様々な要素を取り入れつつ、アートとテクノロジーにおけるダイナミックさや身体性を追求しています。学生にとっては、24時間使える豊富な機材と厳しい教員のおかげで、睡眠不足になりがちなのが悩みの種。

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P.S. 終わった後は周辺で二次会をしようという話もあるので、こちらも遊びに来てくださいね。

ゲイナーカイダン展示開始

昨日、内覧会とレセプションがあって、無事に「ゲイナーカイダン」の展示が始まりました。今日から一般公開されています。

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ICCの階段は木製ということもあって、心地良い音になったのでひと安心です。ハードウェア露出は普通に考えれば異様なんですが、意外と気にならず、周囲に溶け込んでいるような気がします(そうでもないか?)。

それから、センサーやソレノイドからMaxまでに4階層(往復なら8階層)もあるので、遅延が心配だったものの、実際にはほとんど遅れはなく、階段を踏むと同時にソレノイドの音がします。ハードウェア&ソフトウェアのチューニングの賜物ですね(私の担当じゃないけどね)。某ソニ●ビルの階段は結構遅れがあるみたい。

ただ、普通のヒールなら大丈夫なまでに追い込みましたが、ピンヒールは結構取り逃がしちゃうのが残念なところ。それから、1年弱の長期展示なので耐久性も心配です。センサー用のレーザー投光器がズレれば、再調整することになりますが、その頻度がどれくらいになるのかも未知数。まぁ、持久走なので、気長にメンテナンスしていくことになるんでしょうね。

ICCの階段にゲイナーカイダン

昨年度に引き続き、IAMASのPDP(プログラマブル・デバイス・プロジェクト)からICCのオープン・スペースの研究開発コーナーにGainerを使った作品「ゲイナーカイダン」を展示します。

オープン・スペース 2007
会期:2007年4月19日(木)〜2008年3月9日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
プレスリリース

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この作品は、その名の通り、ICCの階段24段のそれぞれに遮光センサーとソレノイドを1個ずつ取り付け、6台のGainerで入出力を行ないます。これらによって、人が階段を昇り降りする状況を捉えるとともに、階段を踏む(かのような)音を再現できるようになっています。圧巻は階段横にズラ〜っと取り付けられた200枚以上のブレッドボードと回路を形成する10,000本以上のジャンプ・ワイヤーです。普通に配線すれば良いところを、わざわざこのような形態にしているのは、趣味の問題ではありませんよ〜(笑)。つまり、この作品をオープンな回路として表出しているんです。もちろん、Maxで書いたコントロール・プログラムも入れ替え可能です。今後のゲイナーカイダンの展開を考えながら、ご鑑賞いただけると幸いでございます。

センサーバーのバス・パワード化

電池駆動のWiiセンサーバーは完全スタンドアローンで、どこにでも置けて便利なんですけど、いずれは電池を取り替えることになるのが面倒です。一方で、センサーバーをコンピュータと一緒に使うのは確実だから、USB(5V)やFireWire(8V〜33V)のバス・パワーを利用すればいいじゃん、と考えました。こんなこともあろうかと、任天堂から2本センサーバーを買っていたのでした。

さて、USBの5Vを12Vに昇圧させる回路を作るのは素人(私)には荷が重い。だけど、FireWireは12Vが出ている場合が多いみたいなので、期待が持てそう。そこで、MacBook ProのFireWireポートをテスターで計ってみたところ、これが12V強でバッチリっぽい。そこでFireWireケーブルを切断して、センサーバーに繋ぎました。その結果もバッチリです。ちゃんと動きます。

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ちなみに、センサーバーは赤外線投光器なので、目で見ても動作しているのかどうか分かりません。そこで、ケータイのカメラで見るとアラ不思議、光っているのが確認できます(これを応用した作品もありますね)。ケータイでもデジカメでも、きちんとしたカメラは、かえってダメだったりしますけどね。

注意すべき点は、FireWireのケーブルは太いものが多いから、センサーバーに納まりにくいってこと。私はAppleの細いケーブルを使いましたが、それでもセンサーバー内部を加工する必要がありました。特にケーブル孔付近は難関です。普通のカッターとかヤスリとかで、少しずつプラスティックを削ってください。

これで、電池消耗を気にせずにセンサーバーが使えるようになりました。工作も簡単だし、使い勝手もいい感じです。でも、こんなに手軽な方法なのに、WiiLi.orgあたりで取り上げられていないのは何故かな? きっと、本来FireWire機器でないデバイスを取り付けると、コンピュータを壊しかねないからだろうな。私は無茶やってますが、良い子の皆さんは真似をしてはイケマセンよ。

センサーバーの電池駆動化

WiiリモコンのIRセンサーを使う時に必須になるのがセンサーバーなんだけど、こいつはWii本体から電源を供給される。なので、コンピュータでWiiリモコンを使いたい場合には使えないんだよな。そこで、2本のロウソクを使ったり、同等のセンサーバーを自作したりします。だけど、ロウソクは扱いにくいし、自作は見栄えがイマイチになりがち。

そこで、独自に電源を供給してセンサーバーを動かそうと考えました。これなら、見栄えはバッチリで、工作も簡単。粘着テープやスタンドが付属しているので設置も手軽です。費用は自作に比べれば若干高くなるけど、見栄えのためなら仕方がないでしょう。

そこで、まず必要になるのはセンサーバーですが、これは任天堂のWEBサイトから購入できます。1台1785円+送料450円で、注文して3〜4日で届きました。もちろん、Wii本体に付属のセンサーサーバーでもいいんですが、失敗するとWiiが使えなくなりますよ。

次に必要なのは、12Vの直流電源。単純には、1.5Vの乾電池を8本直列とか、12DCVを供給するACアダプタでいいんだけど、かさばります。単5サイズで12DCVが得られる「23A」という規格の乾電池は、センサーバー内部に仕込むのには僅かに大きいようです。外付け電源であればOKだし、電池交換も簡単ですが、今回は見栄え重視なので内部実装を目指します。

そこで、あれこれ考えた結果、コイン型電池を使うことにしました。実際には、100円ショップでCR1220(直径12ミリで厚さ2.0ミリ、3V)を2個内蔵したLEDライトを2個購入。これで12V分の電池と電池ボックスが200円で手に入ったことになります。

以上で材料は揃ったので、いよいよ工作です。センサーバーの裏面6ヵ所(うち2つは粘着テープの下)のY字型ネジを外して裏蓋を開けます。本来の電源ケーブルは内部がエナメル線で面倒そうだったので、ケーブルを付け替えて、電池ボックスに繋ぎました。プラス・マイナスさえ間違わなければ、素人(私)でも出来ますね。後は、センサーバー内部を区切っているプラスティックを削って電池ボックスを納めれば、取り敢えずの完成となります。

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まだできていませんが、ナイス・フィットな電源スイッチを付けたいし、電池切れが分かるように確認用LEDも付けたいところです。しかし、電池の消耗がどの程度が分かっていないのが大問題。すぐに電池がなくなるようなら、電池交換が大変なので、せっかくの見栄え重視路線も台無しです(苦笑)。

iPhoneは6月末、Leopardは10月

先ほどApple Statementが出ていました(相変わらず、日本のアップルには翻訳がないぞ〜)。iPhoneはギリギリ6月末の発売を予定しているみたいですね。これで、私は5月末から6月上旬までアメリカにいるものの、iPhoneがゲットできないのが確実になりました(泣)。

そして、さらに問題なことに、次期OSのLeopardは10月になるって言ってますよ。何年も遅れた挙げ句に、主要な機能が何一つ搭載されなかったどこぞのOSとは違って(Vなんとかじゃなくって、Cなんとかのことです〜笑)、半年程度の遅れなら許容範囲かもしれないけどね。でも、Core Animationとか早く使いたいよね。Max 5も10月以降ってことになるかも(もっと遅いかも)。

Apple TVは最新チップ搭載

エプリル・フール記事(でも至極真面目に書いたのです)を除いて、ここ何日かMaxネタが途絶えていますが、今回もApple TVネタです。すみません〜

それで、PC WatchにApple TVハードウェアレポートが載っていて、Apple TVのCPUはLPIA(Low Power Intel Architecture)ではないかと推測されています。LPIAと言えば、まだ正式名称も決まっていない超最新鋭のチップで、UMPC(Ultra-Mobile PC)などを想定した超小型(実装面積が従来の1/4)で超低消費電力が特徴とか(超が多いな)。

しかし、ここで疑問なのは、どうしてApple TVが最新の極小チップを使っているのか?ってことです。しかも、部品だけの原価予想でも販売価格を軽く超えているそうです。MacやiPodは原価が販売価格よりも低いので、Apple TVは明らかにビジネス・モデルが異なることになります。iTunes Storeからの利益を期待するというリスクを前提にしているとも思えないしね。

妄想のひとつは、Apple TVはiPodよりも遥かに大きな市場を想定しているという仮定です。でも、これはかなり大博打になるから、現実的ではないような気がします。そこで、このLPIAチップをiPhoneに搭載して、iPodにも搭載して、さらにはMac版UMPCにも搭載して、全体として巨大な市場を作り出す!っていう妄想が沸き起こります。これなら価格上のスケール・メリットも生み出せるし、空間的に余裕があるApple TVに極小チップを載せている理由も説明できるんじゃないかな。

もちろん、すべてOS Xとマルチ・タッチGUIが搭載されることになります。Apple TV自体にはマルチ・タッチはないけど、他のマシンからリモート・コントロールできるハズね。それぞれ用途が違うので、カスタマイズされた部分があるにしても、基盤となるハードウェアとソフトウェアは統一できるわけです。ほら、これでOS X汎神論OS Xが巷に浸透していく」にまた一歩近づいたでしょ?(笑)

EMIがiTunes StoreでDRMフリー

Thoughts on Musicをハッタリと考えていた人もいたようですけど、それは現実になって、EMIがiTunes StoreでDRMフリー(しかも倍ビットレート)の楽曲をダウンロード販売するそうです。EMIのプレスリリースAppleのプレスリリースが公開されています。(が、相変わらず、日本のアップルと東芝EMIは翻訳・速報すら出していないみたい。)

さらに、EMIが保有する全ての楽曲と音楽ビデオがDRMフリーになり、複数のファイル・フォーマットとビットレートで提供され、以前に購入した楽曲は僅かな金額でアップグレード可能であり、iTunes Storeに限定されない(他のオンラインショップからも発売予定)など、現時点ではダントツのラディカルさです。

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意味ありげなEMIの写真ですね(笑)。ジョニー・ロットン(ジョン・ライドン)に馬鹿にされていた頃とは、随分と違う会社になったようです。でも、EMIって何かと遅れ気味だから、ここで一発逆転と捨て身の戦法に出たんだったらマズイかも。他も続くように、ちゃんと計算&配慮しているのかな?

2月に声明を出してから交渉を始めたわけじゃないだろうから(2ヵ月でまとまるような話じゃないよね)、Thoughts on Musicはレコード会社(レコードって何?って感じですが)の喉元に突きつけたナイフだったんじゃないかな。それで、一番ビビってた(いや、一番偉い!)EMIが最初に名乗りを上げた、ってことかもね。

前回と同様に単なる憶測モードながら、Appleにとっては、iTunes Storeに参加していないレコード会社の楽曲もiPodで聴けるようになれば万々歳なハズ。DRMシバリがなくなれば、後はハードウェアとソフトウェアの魅力で勝負できる訳ですからね。

あと、Engadget Japaneseが詳しい記事を出していて、Q&AでSteve Jobsが、音楽と同じようにビデオを(DRMフリーであるべきと)考えていない、と語ったと伝えています。ダブル・スタンダードじゃん、って気もするし、業界ごとに冷徹に判断しているとも考えられますね。まず音楽、次いで映像、ってのは世の常ですから。

テレビ買いました

テレビは持っていない、テレビは嫌いと書いたインクも乾かない内に、テレビを買いました。シャープの32型フルHDというタイムリーな機種、LC-32GS10。安い安いと言ってる量販店では馬鹿みたいに高かったので、Amazonでワン・クリック。値段が2割くらい安いのに加えて、翌日発送で到着もそこそこ早かったです。これでは店頭で購入して、馬鹿な店員(120Hz駆動時のレイテンシーすら説明できない、ってか質問が理解できない)の給料まで負担する気になれないですね。

テレビはWiiとApple TVのためですけど、それも滅多に使わないのは確実(苦笑)。でも、WiiやApple TVを使う度に、プロジェクタなどに接続するのが面倒だったので、専用のディスプレイが欲しかったわけです。それから、フルHDでの作品を作り始めているので、テレビ的な状況で確認できるディスプレイが必要だったという理由もあります。

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一方で、NHKの集金人を馬鹿にするのに手間がかかるようになっちゃいました。アンテナ線(ケーブルTV線)を繋がないのは当然として、チューナーも取り外して欲しいところ。NHKはまだいいとして、民放のCM料を間接的に支払わされるのは、どうしようもない。なんで見てもいないテレビ番組のために、商品の値段が上がっちゃう訳? その挙げ句が捏造番組とか誇大報道だから、テレビ(放送や番組)って不条理極まりない世界。これはケータイのインセンティブ地獄に似ているな。GoogleのAdWordsやAdSenseみたいに、利用に応じてCM料が発生するなら(それが商品に上乗せされるなら)納得するけどね。

ともあれ、私にとって嫌いなテクノロジー・ワースト1のテレビと、ワースト2のケータイに、Appleが取り組んでいるのは象徴的だな。テレビとケータイは私が馬鹿にしているだけじゃなくて、本当にイケてないテクノロジー&業界なんだと思うよ。まぁ、そんなに文句を言わなくても、すぐに今みたいなテレビやケータイは消滅するので、しばし我慢我慢、かな? 救世主はAppleかもしれないし、他の新興企業かもしれないけどね。

★以上は、エプリル・フールではありませんよ〜。