IAMASの卒業制作展、明日から4日間開催されます。詳しくはコチラにて。
情報科学芸術大学院大学第8期生修了研究発表会
岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー第13期生卒業制作展
会期:2月18日(木)〜 21日(日)
会場:ソフトピアジャパンセンタービル(岐阜県大垣市)
時間:10:00–18:00
主催:情報科学芸術大学院大学/岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー
入場無料
IAMASの卒業制作展、明日から4日間開催されます。詳しくはコチラにて。
情報科学芸術大学院大学第8期生修了研究発表会
岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー第13期生卒業制作展
会期:2月18日(木)〜 21日(日)
会場:ソフトピアジャパンセンタービル(岐阜県大垣市)
時間:10:00–18:00
主催:情報科学芸術大学院大学/岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー
入場無料
2月13日(土)と14日(日)に千代菊という酒造会社で「酒蔵開放」なるイベントがあります。その酒蔵で作られた新酒を楽しめるようですが、目玉はiPhoneを活用した酒蔵見学で、IAMASの学生2人が卒業作品として制作したナビゲーション・システムが活躍します。
しかも、このシステムはiPhoneアプリケーションとWEBシステムとともに、iPhoneを奇想天外な(でもナチュラルな)デバイスとして発展させるナイスな仕組みが備わっています。これが何であるかは当日のお楽しみ。iPhoneに詳しい人ほど、え?なぜ?どうして?と目が点になっちゃうんじゃないかな(笑)。権利関係は申請中とのことですので、念のため。

日時:2010年2月13日(土)〜14日(日) 10:00〜16:00
会場:千代菊株式会社 【地図】
入場無料
2月13日(土)16:00〜19:00に名古屋のキャッスルプラザで青経塾主催のセミナーで講演をします。でも、これ会員向けのクローズドなイベントらしく、サイトにも告知等は載っていませんね。テーマが「21世紀型の経営を考える」だそうで、経営経験のない私には何のことやら?なのですが、きっと異業種格闘トークになるんじゃないかと期待しています。
一方、同じ日の18:00〜はApple Store SakaeでiPhone道場の「天下一アプリ武道会」があります。こちらは入場無料で誰でも参加可能。iPhone道場のメンバーはモバイルカフェの常連さんだし、道場破りも受け付けているそうなので、遊びに行きたいけど、時間的に間に合わないかも(スミマセン!)。盛会をお祈りしています。

来る2月26日に大垣でモバイル系セミナーを行ないます。題して「トリックスター戦略会議」。いわゆる講演もありますが、目玉は北海道から九州まで日本各地(と言っても5ヵ所)からお招きした新鋭気鋭のキー・パーソンによるバトル・トーク。それぞれの場所で何が起こっているのか?世界の中心(US西海岸?)に対して僻地はいかに在り得るのか?モバイル・テクノロジーは生活や社会をどう変えるのか?といったことを、参加者の皆さんとともに考えたいと思います。ぜひぜひご参集ください。

日時:2009年2月26日(金)15:00~17:20
会場:ソフトピアジャパン ドリームコア2F 【会場】
講師・司会:赤松正行
パネラー:石坂忠正、今井敬子、和田純平、二宮章、山口博光
参加:無料 【参加申込】
トリックスターとは、神話や物語の中で神や自然界の秩序を破り、物語を引っかき回すいたずら好きとして描かれる人物のこと(ウィキペデイアより)。相対する存在をヒーロー(英雄)に求めれば、ヒーローが中央集権型で封建性に縛られているのに対して、トリックスターは自律分散型で革新性に富んでいます。つまり、それは現在急速に浸透しつつあるモバイル的な社会や生活に適した行動様式と考えることができます。そこで今回は全国から最前線で活躍する人々をお招きし、最新の状況とともに今後の可能性を議論します。めまぐるしく変遷する現代において、トリックスター戦略が何をもたらすかにご期待ください。
MIDIが機能的に不十分なのは周知として、かと言って代替えの決め手がないのが昨今の音楽業界のツライところ。有力候補はOSC (Open Sound Control) ですが、これもちょっとパッとしない。でも、まぁMaxもSuperColliderも標準対応なのでOSCを使っちゃうワケですが….
それでiPhoneやiPad用のOSC対応アプリケーションを作る場合には、OSCでの送受信を行なうライブラリ(フレームワーク)を使うのが簡単。OSCライブラリはいくつかあるので、ちょっとまとめてみました。
この表でSuporrted Data Typesの記号の意味はOSCの仕様に従っています。また、Response Time(応答時間)は、MaxからiPhoneにOSCメッセージを送り、それに応じたiPhoneからOSCメッセージが送られてくるまでの時間をミリ秒単位で計測し、0.1秒間隔で1000回行なった結果の平均です。つまり、通信は2回行なわれていて、Maxでの送受信にかかる時間も含まれています。片道なら、この数値の半分ですね。Standard Deviationは1000回分の計測値の標準偏差です。
さて、表にまとめたものの、これでますます悩ましくなりました。以下、簡単にコメントしておきます。
ObjCOSCは実測値は優秀ですが、基盤となっているOSC-Kitが古い時代のものでサポートされないそうなので、将来に渡る使用には不安が残ります。ObjCOSC自体もWEBサイトが消滅しているようです。
VVOSCは機能的には優れているんだけど、処理時間も標準偏差も大きいのがイケてません。他のライブリに比べて4倍くらい時間がかかって、しかもバラつきが大きいので演奏的なリアルタイム性の高い用途には向かないでしょうね。
bboscは処理時間も短く、機能的にもまずまずなのですが、計測中に1〜2秒間無反応になることがありました。私のコーディングがイマイチなのかもしれませんが、WEBサイトにはサンプル等が乏しく、原因は解明できていません。このままじゃちょっと怖くて使えませんね。
libloも処理時間や機能は良好とは言え、こやつはC言語インターフェースなので、Objective-Cと混在させて使うための知識やテクニックが必要になります。プログラミングの知識が少ない初心者は手を出さないほうが無難ですよ(これに限らず、私に質問しないでね〜)。
残るWSOSCはOSCメッセージの処理だけでデータの送受信機能を備えていないので、計測をしていません。OSC-Kitは前述の理由で却下。ofxOsc、oscpack、WOscLibなどのC++ライブラリは個人的にはキライなので、これまた却下。
と言う訳で、決定打を見いだせないままのレポートになっちゃいました(残念)。内容的な間違いや新しい情報があれば、ぜひぜひご連絡下さいね〜。
巷の期待を裏切ることなく、iPadが発表されましたね。その考察は後回しにして(笑)、まずはこのデバイスの名称について少々。何故って、私のツィートを検索すると昨年の10月頃からiPadという名称を使っていて、iSlateやMagic Slate、iTablet、Apple Tabletといったハズレの名称は使っていません。世間的にはハズレの人が多かったような気がしますけどね。
それで、なぜiPadの名称を知り得たかと言うと、さるスジから小耳にはさんだ、なんてことではありません(はい、そんなことはありません、決してありません、ありません)。答えはコレ。

コレはUSのAppleが使っている最新iMacのPR画像で、映画「スター・トレック」(Star Trek, 2009)のU.S.S.エンタープライズが映ってますね。この映画は割と良くできていて楽しめますけど、それでもiMacとのタイアップは違和感がありました。でも、スター・トレックで使われているタッチ式タブレット型デバイスの名称が「PADD」だったことに気付いた瞬間に、ハッと合点がいきました。

このことに気が付けば後は楽勝。PADDのままだとベタだし、iナントカってのがAppleのコンシューマ製品の基本命名法だから(例外はApple TV)、必然的にiPadになりますよね。ちょっと気掛かりだったのはiPodとiPadでは類似性が高過ぎることだったんだけど、Appleはヨシとしたみたい。ちなみに、iPadの紹介にもこの映画からの場面が登場しますね。
そんなこんなで、インサイダーもしくは予言者としてうそぶくことができそう。めでたしめでたし。
海外から小包が届いたので例のアレかコレかと思いきや、Nick Collins氏の新著「Introduction to Computer Music」でした。この書籍は400ページ弱の分量ながら、網羅的かつ濃い内容になっています。この手の制作や研究をしている人はマスト・ハブでしょう。赤松のincubatorやSnowflakesなどもチョコと取り上げられてます(感謝!)ただし、DTMやDAWな人は目が点になるでしょう(念のため)。

詳しい目次はココにありますので、ここでは章立てだけを掲載しておきますね。各章の構成を見て行くとお腹一杯な気分になりますが、思わず詳しく読みたいと思うハズ。図版や数式、そして各種資料もたっぷり収められていますので、眺めているだけでナイスなヒントが浮かんで来るかもね。
Chapter 1: Introduction
Chapter 2: Recording
Chapter 3: Analysis
Chapter 4: Processing
Chapter 5: Synthesis
Chapter 6: Interaction
Chapter 7: Networks
Chapter 8: Composition
Chapter 9: Modeling
Chapter 10: Conclusions
ちなみに、同氏はKlipp AVとして何度か来日して公演したことがありますし、IAMASでも講義や演奏をしてくれました。かつてはSuperCollider使いとしても有名で、BBCutなどグレートなライブラリを書いてましたね。最近はSuperCollider はダルいので、もっぱらObjective-Cでオーディオ処理を書いているとか。iPhoneアプリケーションも iGendyn(クセナキスの理論による音響合成)やTOPLAPapp(ライブ・コーディング的な音楽パズル)を作っていますね。いずれもApp Storeから無償ダウンロードできます。
Part.1で導電性のスティックを用いて、叩いた瞬間に接触する面積がある程度大きいことが動作条件になることが分かったので、Part.2ではスティックを工夫することにします。
最初に試したのは導電シートで、電気を通すスポンジですね。東急ハンズで200円弱。これをアルミ棒の先端に巻き付けると(写真右上)見た目はスマートであるものの、反応はイマイチ。2枚の幅広シートで挟み込み、アルミ棒の先端から半分はみ出るように取り付ける(写真中央)と、随分と反応は改善されます。
意外な伏兵だったは、Craftwifeさんから提案していただいた小麦粉を水で練って粘土状にしたもので、かなり反応が良いです。こちらは食紅でピンク色にして導電性樹脂棒に取り付けています(写真左下)。色まで付けるあたり、さすがはクラフトする主婦でございます。

ただし、いずれも押し付けるようにスティックでiPhoneを叩かないと反応しない場合があります。スナップや反撥を利用して素早く叩くトリルやロールのような高速奏法には追従してくれないのです。
そこで、今度はiPhoneのスクリーンに伝導シート(写真右上)、小麦粉粘土(写真右下)、水を含ませた状態の高分子吸収ポリマー(写真左上)、そして水滴(写真左下)を載せて、素の金属棒や樹脂棒で叩いてみます。ちなみに、高分子吸収ポリマーはrecotanaさんに教えていただいたもので、介護用品(オムツ)などに含まれていますね。

その結果、私のような素人奏者が叩く程度であれば、水滴とポリマーはロール奏法に追従してくれます。伝導シートと小麦粉粘土はダメでした。もっとも、水滴やポリマーはスクリーン面を傾けると流れちゃうので、ハンディ・パーカッションには向かないですね。水平固定置きにする場合でも、直径で25mm以上にできないのが難点。
ところで、念のため(安物の)テスターでそれぞれの電気抵抗を計ってみました。あれ?反応がイマイチな導電シートが最も抵抗値が小さいですね。素人電気実験者としては何が何だか分かりません(苦笑)。
伝導シート 20KΩ
水滴 1MΩ
ポリマー 3MΩ
小麦粉粘土 4MΩ
そんなこんなで最適解は見つからないままですが、現時点では先端に小麦粉粘土を取り付けた金属棒や樹脂棒をスティックとして用いることにします。高速奏法はできませんが、少なくとも電卓(Pocket Calculator)では8分音符でしか叩いていないので問題ないです。また、小麦粉粘土は次第に乾燥するのが厄介ですが、これもオーボエ奏者のリードみたいなものだと思えば納得できますね。(以後Part.3に続く)
Wolfgang Flürは最盛期(?)のKraftwerkに在籍していた人で、おもにエレクトリック・パーカッションを担当していました。で、この人になりたいんじゃなくって(笑)この人が使っていたパーカッション・デバイス、それも電卓(Pocket Calculater)という曲で使っていたハンディ・パーカッションを作りたい、というのが今回のプロジェクト。YouTubeのビデオなら45秒目あたりから映ってます。余談ながら、この人はメンバーの中で一番ロボットっぽいというかサンダーバードの人形みたいですね。
さてさて、デバイス&音源はiPhone&アプリでサクっと作るとして(ここに議論の余地がないのは狂ってる!?)、問題はスティック。iPhoneのタッチ・スクリーンは人の指に反応するように作られているので、普通の木製スティックでiPhoneを叩いても動作しない。iPhone用のスタイラス・ペンも何種類か試してみたものの、いずれもペンを押し付けるようにして使うので、スティックっぽくは叩けない。
そこで動作原理に立ち返ってみると、iPhoneのタッチ・スクリーンは静電容量方式なので、手に握るスティックは電気を通す必要があります。このような電気伝導体としては金属棒が一番入手し易いですね。例えば、30cm長のアルミ棒なら東急ハンズで200円弱。他にも導電性のある樹脂製の棒もあって、こちらはモバイル・カフェに参加されている方に紹介していただきました(メンバー多彩!)。ミスミという通販サイトなら、樹脂ロッド丸棒材料の品番RDJG、MCナイロン・導電性グレードCDR2が良いそうです。30cm長で1,600円少々でした。
しかし、このような金属棒や樹脂棒でiPhoneを叩いても反応しないんです。電気的には静電容量は変化しているはずですが、接触面が小さい場合はタッチとして見なされないみたい。これはスクリーンに水滴を垂らして、手に持った金属棒で水滴に触れることで実験ができます。いろいろと試した結果、水滴が円型であるとして、直径が5mmより小さい場合(写真左側)はタッチになりませんでした。また直径が25mmよりも大い場合(写真中央)も、これまた無視されます。

と言う訳で、導電性のスティックを用いて、叩いた瞬間に接触する面積がある程度大きいことが動作条件になることが分かりますね。(以後Part.2に続く)
新作Timetracksをリリースしました。サブタイトルにもあるように、iPhoneの内蔵カメラを使ってスリット・スキャン方式で画像を生成するアプリケーションです。サポート・サイトでは作例を紹介していますので、面白い画像を作られた方は是非ご連絡ください。
さて、スリット・スキャン(Slit-scan)についてはWikipedia(英語)あたりに説明があります。元々はカメラの前にスリット(切り込み)が入った板を置き、その板を動かしながら何度も撮影をする特殊技法のことです。ひとコマずつ撮影するストップ・モーションも面倒ですが、その数百倍の手間がかかることが想像できます。
でも、デジタルなら結構簡単。Timetracksではカメラ映像の一部を短冊状に切り取って時間経過に従って並べて続けるだけです。言葉にすると分かりにくいかもしれませんが、Timetracksを起動して適当な方向に向けて放置しておくと、次第に動作原理が掴めると思います。被写体の動きやスキャン動作などの設定によって得られる結果が異なりますので、いろいろと試してください。
ところで、このTimetracksは数年前に制作した同名の展示作品が元になっています。画像処理は簡略化していますし、プリンタへの自動出力などはないのですが、それでもほぼ同等の鑑賞が掌のiPhoneでできるのは素晴らしい。さらに言えば、TimetracksもMirrorscopeと同様に初代iPhone時代のアプリケーションなんだけど、UIGetScreenImage() 解禁 にともない、ようやく日の目を見たという次第です。
Timetracksでは静止画が生成されますが、動画のスリット・スキャンもあって、有名なのは「2001年宇宙の旅」のワープ・シーンですね。私がリブチンスキー効果と呼んでいる手法にも発展できます。以下はZbigniew Rybczynski氏の”The Fourth Dimension“なる映像作品(のワン・カット)で、これが実際には立体的に「ねじれる」ように動きます。
このような効果も静止画ならTimetracksで作成できますね。しかし、動画となると現在のiPhone OSでは難しいのです(たぶん)。公開APIの範囲で(少々トリッキーでも)、カメラのライブ・ビューをオフスクリーン取得するできるといいんですけどね。何か方法をご存じの方は教えてくださいませ。