OMax、あるいは狂った果実

IRCAMが開発しているソフトウェアにOMaxってのがあって、OpenMusic(音符系Lispプログラミング環境)のMaxインターフェースによる自動即興ツールですね。懐かしい感じの現代音楽を目指している人にはバッチリだし、変なインプロにも使えるかもしれないんだけど、そんなことはどうでも良くって(しかも現時点ではPPC版のみ)、紹介したいのはコレ。

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いや〜なんとも狂ったGUIでしょ。ゲテモノ趣味というか、怖いもの見たさに使ってみたくなりますよね。久々にMaxらしいGUIを見せていただきました(笑)。

オーディオ・ファイルのフォーマット変換

Macでのオーディオ編集の定番と言えば、BIAS社のPeakかな。でも、コイツは意外とサポートしているファイル・フォーマットが少なくって苦労します。

そんな時は、NCH Swift Sound社のフリーウェアSwitchあたりがいいんんじゃないかな。これはフォーマット変換に焦点を絞ったユーティリティです。より多くのフォーマットをサポートした有償版のSwithc Plusもあります。

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それから、sbooth.orgがオープン・ソースとして制作しているMax(紛らわしい名前!)なるソフトウェアもなかなかいいです。使い勝手はSwitchに劣りますけど、Switch Plus並に多くのフォーマットをサポートしています。

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この手のソフトウェアは結構沢山あると思いますので、より良いものがあれば教えて下さいませ。

iTunes 7.3

海の向こうでは大騒ぎですが、こちらではiTunes 7.3をダウンロードして、追加されたアイコンを眺めるくらいしかないです。Gizmodoのライブとかもありますけどね。あ〜今、アクティベーションやってる…

ほんと、こーゆー時は美しい国ならぬツマラナイ国だなって思います。これまでGSMが使えないこと、2Gも3Gも唯我独尊状態であることが国会で議論されたことがあったんですかねぇ?

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かなり長くなるので、恒例の内部テキスト探検で得られた財宝は、コメントに入れておきます。

iPhoneアイコン作成キット

iPhone(に使われているような)アイコンを手軽に作成するためのiPhone style icon psd kitが公開されています。

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psdとあるように、これはPhotoshopのファイルで、マスクやレイヤーが駆使されています。これを使えば、透明感があって艶やかなiPhone風オリジナル・アイコンが(比較的)簡単に作ることができます(透明&艶って口紅っぽい〜笑)。Mac OS Xが登場した頃に、Auqa風のGUIを使ったWebサイトやカスタマイズ・ツールが流行したのを思い出しますね。でも、iPhone用じゃないのにiPhone風アイコンを使うのは、恥ずかしいかもですよ(笑)。

iPhoneのアクティベーション

Appleのサイトでは次々と情報が追加されたり、5番街ではAppleStoreに並び始める人がいたりと、Xデーに向けて盛り上がってますね。そんな中で、ちょっと気になるのが、iPhoneのアクティベーション(有効化)とシンクロ(同期)をiTunesで行なうというプレスリリース。例のロボちっくなオジさんも、例の調子で手順を説明してくれます。

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iTunesを使うというのは織り込み済みだと思うけど、疑問なのは、このアクティベーションがiPhoneのケータイ機能に限ってのことなのか、他の機能にも及ぶのか、ってこと。アクティベーションをしなければ、何もできない!なんてことになれば致命的です。あ、いや、iPhoneをケータイだと思っていない人にとっては、ってことですけどね。

料金プランも発表されていて、定額制で月額US$59.99からなんだけど、ケータイなんてほとんど使わないんだから、従量制のプランも設定して欲しいところ。私なんて、今月の通話料が240円、パケット通信料は0円ですよ。今月前半は海外にいたとは言え、普段でも1,000円も使っていないじゃないかな。だから、約7,500円なんて馬鹿にするなよな〜価格です。ケータイ依存度が高い人はデジタル・プアって話がありますけど、iPhoneがそんなことを踏襲しないで欲しいな。

【追記】アクティベーションをしなければ、何もできない!そうで、致命的でした。緊急通話のみだそうです。

【追記】Engadget経由の情報ですが、tuaw.comに料金プランの考察記事が出ていました。記事の後半は推測含みだけど、いずれにしても、多様なニーズに対応して欲しいですね。

Apple TVでYouTube

単純にアップデートをかけるだけだから、すでに多くの人がお楽しみだと思いますが、Apple TVでYouTubeが視聴できるようになりましたね。しかも、ボケボケのFlashムービーに慣らされた目には、YouTubeとは思えない美しさです。選択操作も快適で、結構サクサクとビデオを選んで見ることができます。ただし、Apple Remoteで検索などのテキスト入力をするのはツライです。日本語変換ってどうするんだろう?

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それから、Apple TV(およびiPhone)用に最適化されたH.264ムービーは、まだまだ数が少ないです。私がアップロードしたビデオなんて、全然見当たりません(涙)。しかも、720Pのムービーに差し替えたいと思っても、そんな機能はないですよね。うむ〜がんばれYouTube!

Max Object Thesaurus

同じくStefan Tiedje氏が作成したMax Object Thesaurusもご紹介。こっちは、こんなことをしたいけど、どのようなオブジェクトが利用できるんだろう?って時に、該当しそうなオブジェクトをザザっと表示してくれます。オブジェクトをクリックすれば、ヘルプ・パッチを開いてくれるのもお約束の通り。

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内容自体は、MaxやMSPのリファレンス・マニュアルから取られているみたいです。なので、Jitterやサードパーティのオブジェクトは含まれていません。それから、このパッチはSt.oolsを必要としませんので、特別なインストール作業は不要です。

このシソーラスは結構便利なので、誰か日本語版を作ってくれませんかね? 私も一瞬日本語版を作ろうと思ったのですが、アルファベット順の索引をどうするか?って問題でフリーズしました。英語版も厳密な感じはしないので、あまり気にしなくてもいいのかもしれませんけどね。それから、私のブラウザもそうなんですけど、検索機能が欲しいですよね。

このパッチもStefan Tiedje氏のShareページからダウンロードすることができます。

Max Overview

ちょっとお役立ちツールに、Stefan Tiedje氏が作成したMax Overviewがあります。このパッチでは、ポップアップ・メニューからトピック(AnalysisとかControlとかDataとか)やパッケージ(MaxとかMSPとかJitterとか)を選ぶと、該当する一連のオブジェクトが簡易説明とともに表示されます。オブジェクトをクリックすれば、期待通りヘルプ・パッチを表示してくれます。

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これは2061:オブジェクト・ブラウザみたいなものですけど、代表的なサードパーティ・オブジェクトも含んでいます。PDFやHTMLファイルなどを開くポップアップ・メニューや、ObjectHelpLauncherに相当するテキスト・ボックスを備えているのも便利ですね。

ただし、このパッチを使うには、彼が制作したライブラリであるSt.oolsをインストールする必要があります。St.toolsはすべて(たぶん)パッチャー・オブジェクトなので、ライブラリに依存しないように展開できるハズなんですけどね。2061:オブジェクト・ブラウザは、標準オブジェクトだけで動作するようにガンバったので、このあたりは思想の違いですね。もちろん、展開するんだったらライブラリの意味がナイじゃん、ってのも正論です。きっと、Maxがパッチャー・オブジェクトとサブ・パッチの変換機能を備えてくれたら、解決する問題なんだと思います。

あとですね、サードパーティ製のオブジェクトも含まれているとは言え、すべてを網羅していないので、Max Objects Databaseを調べなきゃならない場合も少なくないハズ。Max Objects Databaseがオフラインで使えれば最高なんですけど。

と、まぁ、賛否両論書きましたけど、St.oolsをインストールするのがイヤじゃなかったら、便利に使えることは確かですよ。ダウンロードはStefan Tiedje氏のShareページからどうぞ。

画像のダウン・サンプリング

久々の学生クエストは、画像のダウン・サンプリング方法でした。画像をより低い解像度に変換しようとして、どうも思うような結果が得られず、悩んでいたらしいです。次のパッチは極端な例ですが、それぞれの結果を見ると、どのような処理なのかが想像できるんじゃないでしょうか。結果が大きく異なることも一目瞭然。この手の検証は、本質を保ちながら、確認し易い状況を作るのが重要ですね。解像度が高くて動きの激しいムービーを使っていては、いくら目を凝らしても理解できないかも。

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さて、jit.matrixによるダウン・サンプリングでは、interp(interpolation、補間)がオフであれば、左上隅のピクセルがそのまま使われてますね。interpがオンの場合は、位置によって異なる四隅のうちのいずれかのピクセルに近い値になりますが、そのピクセル値とは僅かに異なっています。ピクセル値の平均によるダウン・サンプリングは、そのものズバリの標準オブジェクトはないようなので(たぶん…)、次のようなサブ・パッチで処理しています(簡易性重視で汎用性はないですぅ)。

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いずれにしても、目的に応じて処理方法を選ぶ必要があります。例えば、単純にモザイクをかけるならinterpオフのjit.matrix、元画像に比較的近い画像を得たいならinterpオンのjit.matrix、そして画像分析などに使うなら平均値方式かもしれない、って感じですかね。サンプル・パッチはコレです。

aka.power登場

電源関係の操作を行なうaka.powerを公開しました。電源の状態(AC電源かバッテリー駆動か、とか、バッテリーが空になるまでの予想時間とか)が取得できるとともに、スリープ、再起動、システム終了、ログアウトを行なうことができます。

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最近、ちょこちょことオブジェクトを作ってますが、夏〜秋に行なう作品の伏線なのです。私の場合、自分の作品に必要なオブジェクトしか作らないのですが、作れば公開するので必要な人は使ってね、というスタンスです(公開していない訳ありオブジェクトもありますけど…)。ただし、面倒なのでサポートはしない、というのもスタンスなので、きちんと動作しなくても文句はナシね(笑)。バグ・レポート等は歓迎ですけど、対応できるとは限らない、ということでお願いします。