ソフトバンク・ショップでiPhone予約

仮予約なら受け付けているとか、申し込みが多過ぎて受付中止になったとか、いろんな情報が入り乱れているので、遅ればせながら、ランチのついでにショップに行ってみました。

どのみち、私の住んでいるところは直営店とか大規模ショップはない(たぶん)ので、向かったのはショッピング・モールの一角にある小さな代理店。ここを選んだ理由は、同じ建物に24時間年中無休(IAMASみたい)のスーパー・マーケットがあるので、数日間待ち行列に並ぶことになっても、生き延びられそうだから(ウソ〜そんな根性はナイ)。

いかにも弱小ショップって感じのダサダサな店頭にヒルミつつ、「iPhoneは予約できますか?」と尋ねたら、あっさり「できますよ」との返事。詳細はまだ決まっていないので云々と言う決まり文句に続いて、「8GBにされますか?16GBですか?」、「色は何色になさいますか?」とスラスラ尋ねられちゃいました。昨日か今日の時点で、応対マニュアルが全国的に流されたんでしょうね。

予約状況を尋ねたところ、それなりの数字だったので、ちょいとビックリ。地方都市の小さなショップなのに〜と言うべきか、それって全部IAMAS関係者じゃないの?と疑うべきか、大都市のショップに比べれば小さな数なのを喜ぶべきか、なんとも判断がつきません。いずれにしても、そのショップへの割当数が少なかったら悲惨です。

ちなみに、私はドコモからの乗り換えなので、新規契約となり、「新規契約は機種変更より優先されますので、有利ですよ。」と、これまたスラスラとおっしゃられてました。と言う訳で、iPhone新規契約3台、予約完了です。

iPhone 3G

iPhone 3Gは7/11に日本を含めて22ヵ国同時発売、だそうです。

iPhone SDKに埋め込まれていたことやら、事前リーク情報やらで、かなり既視感の強い新製品かも。3G/GPSやMobileMe、US$199、Macに関してはSnow Leopardって話も出てたから、かなりモレモレだったみたい。

ハズレで意外だったのは、フロント・カメラ&iChat。これはアリだろうと思っていたのは、テキスト・メッセージング廃止論を持っていたからなんだけど、まだしばらく実現されないみたい。それから、Apple Storeで表示される購入方法は「ソフトバンク ショップでお求めください。」ってなってるのもビックリ。日本ではAppleは売らないってこと?

それから、iPhone SDKもBeta 7になりました。右側バーのSDKアイコン下のDownload Nowはリンクが更新されていない(笑)ので要注意。(【追記】修正されました。)左側のDownloadsのiPhone SDK (build 9M2199, beta 7)です。きっと、ドタバタなんだんだろうな。いつものAPIの変更点(要ログイン)とリリース・ノート(要ログイン)も更新されていませんされました。

新しいキラーAPIは「Push notification service」。これ、使えます、使いたい!

【追記】iPhone 3Gはユーザによるアクティベーションを避けてオンライン販売はせずに、店頭でのみ販売&アクティベーションって話が出てますね。それで「ソフトバンク ショップでお求めください。」となるワケだ。勝手アクティベーションに対して強力な防止策を設けるんでしょうけど、でも、それじゃ、発売時に長蛇の列をさばききれないよね。

ミテルだけDVD

東京プリン/avexのインタラクティブDVD「ミテルだけ」ってのが、5/23に発売されていました。この手の情報には疎いんだけど、気付いた瞬間、ワン・クリックしちゃいました。

このDVDは「これであなたも人見知り卒業です。」と銘打たれていて、ニコリともせず、ほぼ無言のまま(最後の方?に一言喋るみたい)正面を見つめ続けるだけの映像が96分。登場するのは総勢50人で、曾孫ギャル、お婆チャマ少々の他は、20歳前後のフツー&イマドキの女性ばかり。

人間関係が苦手で、社会に適合することに対して悩んでいる人を対象」に「人と目を合わすこと」の練習をするDVDってことなんだけど、これかなり怖い&素晴らしい。アート文脈でも、誤解半分に成立しちゃいそう。

ところで、このDVDの撮影時に、ミテルだけさんがナニを見てたんだろう?ってのが気になる。男性版とかも出るのかな?

【追記】DVDが届いて、しばらく見ていますが、やはり、なかなか怖いです。瞳に何が映っているか?(=ミテルだけさんがナニを見ているか?)は、DVD解像度では判別できませんでした。全体を通して、アイディアは拍手ものなんだけど、収録やオーサリングはイマイチです。残留ノイズやクロス・フェードは興ざめだし、オペレーション体系もスマートじゃない。もうちょっと丁寧に作ってね!って感じ。

iPhoneはソフトバンク・モバイルから

先ほど、プレス・リリースが出ていました。たった一文だけだけど。

この度、ソフトバンクモバイル株式会社は、今年中に日本国内において「iPhone」を発売することにつきまして、アップル社と契約を締結したことを発表いたします。

SOFTBANK MOBILE Corp. today announced it has signed an agreement with Apple® to bring the iPhone™ to Japan later this year.

これに対して、ドコモのコメントがおかしい。

iPhoneはアップルファンに訴求できる魅力的な商品なので、今回の発表は残念に思います。今後の対応を検討していきたい。

2社から出るというウワサもあったけど、この体たらくじゃダメダメですね。

HMDはARの夢を見るか?

Blutsbrueder DesignsがデザインしたHMDの未来形。単なる3DCG合成ワザみたいですけどね。【Gizmodo(US)

これ、それなりにイケてるものの、ビョ〜ンと延びたマイクらしきものが、現在の水準からしても余計っぽいですね。しかも、ちょいとはカッコイイ風だとしても、これを掛けるのは面倒っぽいってことが、そもそもイケてません。HMDが全然流行らないのは、外見がダサイってことと同時に、何かを装着する生理的な嫌悪感が拭いきれないからと思う。きっと、VR/AR系の技術者は眼鏡っ子ばかりで、気にしてないんだろうね。でも、イヤなもののはイヤなのです。私は腕時計もイヤなくらい。

この点を何らかの形で解決しなければ、AR(強化現実)の未来はないような気がする。個人的に思うには、それは現時点ではポケッタブル(=iPhone)、近未来的にはウェアラブル、さらに先はインプラントで、メガネの出る幕はナイです。視力障害者が自動車を運転しちゃうくらいだから、感覚インプラントの実用化は、意外と早いのかもしれないしね。

昨年ちょこっと流行った(?)「電脳コイル」(攻殻機動隊 meets となりのトトロ?)も、メガネの存在を希薄に描いているけど、なんだか詐欺っぽい感じがする。ちなみに、アニメはおろかテレビも見ない私が、珍しくDVDを買ってみたものの(だから、デンスケのストラップとかを持っている〜笑)、数話でドンパチ劇になっちゃったんで、それ以上は見ていないんです。その後、どうなったのかな?

詳解Objective-C 2.0

萩原剛志さんの新著「詳解Objective-C 2.0」が届きました。「Objective-C Mac OS Xプログラミング」の改訂版ですね。例によって、ビジュアル系には目もくれない硬派な内容で、私のようなナンチャッテ派には参考になる事柄が一杯。分かっているようで、分かっていなかったことがあったりします(大丈夫か?>私)。

帯にこそ「iPhone」の文字がありますが、それ以外はiPhoneは一切(たぶん)登場しませんね。Leopard前提であって、iPhone対応ではないらしい。iPhoneのアプリケーション開発言語はObjective-C 2.0で、ただし、iPhoneのランタイムはガベージ・コレクションはナシってことなんだけど、それ以外にも違いはあるのかな?

ナゾのDeveloper Forums

謎でも何でもなければゴメンなさいなんだけど、Web検索していてAppleのサイトにDevelopers Forumなるフォーラムがあって、iPhone SDK関連の話題が多発していることに気が付いた。しかも、1階層上のDiscussionsには、このカテゴリーへのリンクがないんだよね。

iPhone SDKはNDA(秘密保持契約)の元に配布されているので、この2061サイトでは自主規制気味。一方で、堂々と情報を載せているサイトもあるから、無視している人も少なくない。ただ、今回はapple.com下なので、アレレ?と思った次第です。 

Mac Fanでロケアン紹介

Mac Fan誌7月号に「ロケーション・アンプ for 山手線」が紹介されています。P.126ね。

それは、ありがとうございます、なんだけど、気になるのはこのページのiPhoneアプリ紹介。タイトルや入手先は書いてあるけど、作者名は書いていない。以前に私のアプリも紹介していただいたけど、その時も作者名なしで、ちょっと悲しい気分になりました。

他のページは作者欄がきちんとあるから、このページの執筆者がダメダメさんってことみたい。でも、担当編集者も容認しているのだから、よろしくないなぁ…って書いてると、クレーマー気分になってくるので、これにてオシマイ。

【追記】この記事をご覧になった編集長様からお詫びのメールを頂戴しました。今後改善されることを期待しています。

iPhone SDKはBeta 6へ

だんだん面倒になって来たので(笑)、Beta 5は記事にしなかったんだけど、本日(昨日?)、iPhone SDKのBeta 6がリリースされました。Firmwareのバージョンは5A308。例によって、APIの変更点(要ログイン)とリリース・ノート(要ログイン)をチェックしてください。

Beta 6は、ほぼ同時にリリースされたMac OS X 10.5.3が必須となっています。これまで、律儀に2週間おきのリリースだったけど、今回は3週間も期間を置いたのは、10.5.3の完成待ちだったみたいね。しかし、10.5.3を必要とする理由って何なのでしょう? 認証強化のためなら、ちょっと溜め息ついちゃいます。

それで、肝心の内容は詳しく書けないけど、かなり良くなってきたね〜ってのが感想です。思う存分、眠れぬ夜を過ごしてくださいませ。

徳井直生さんプレゼン&トーク

一昨日のIAMASでは徳井直生さんをお迎えして、スペシャル・イベントがありました。前半は彼が制作中の「Massh!」のプレゼンテーション、後半は私と司会の永野哲久さんが加わってのトーク・セッション。音楽のヒエラルキー(制作と聴取)を変革し得るのかという大命題を巡って、なかなか濃ゆい時間でした。

大命題に簡単にイエス・ノーが言えるなら誰も苦労しないワケで、議論は迷走(瞑想?)しつつも、問題抽出への糸口が見え隠れしていたのが大きな成果だったと思うな。これに限らず、制作の苦悩が常にある一方で、きっとその先に何かがあるという確信(妄想?)も重要ね。

100人しか学生がいないIAMASで、50人くらい参加していただいて大盛況だったんだけど、話は結構難解だったかも。特に、ほとんどの人が持っていないiPhone関連の話となると、リアリティを持ってビジョンを伝えるのが難しいなと実感しました。

イベント後は、香辛料効きまくりのインドネシア料理を囲んで、真面目話はほどほどに馬鹿話が加速していました。企画してくれた永野さん、ありがとう、またやりましょう、徳井さん&皆さん。